フケが大きいのはトラブルのサイン!楽しいフケ剥がしはNG!

頭皮にこびり付いた、塊のような大きなフケ。

毎日欠かさずにシャンプーをしているのに、頭皮に大きなフケがこびり付いているのはショックですよね。

そんな頭皮トラブルに悩む方々の傍らで、大きいフケ剥がしに夢中になっている方も少なくありません。

「フケを剥がすのが楽しい!快感!」

しかし、そのフケいじりは絶対にやめてください。

この記事では、その理由を始め、フケの原因や対策などをご紹介していきます。

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大きいフケ剥がしが楽しい!フケってそもそも何?

爪で剥がすとペリペリときれいに取れる大きいフケ。

その楽しい感覚に、何度もそれを繰り返してしまう方もいると思います。

フケとは一体なんなのでしょうか?

では、まずはそのフケの正体から探ってみましょう。

フケというのは、古くなった不要な角質が剥離し、頭皮から発生する「垢」「老廃物」です。

私達の体と同様に、頭皮においても常に「新陳代謝」が行われており、古くなった角質細胞(皮膚細胞)が「老廃物」となって剥がれ落ち、新しい皮膚細胞に生まれ変わることを繰り返しています。

この体の新陳代謝を「ターンオーバー」と呼び、このサイクルは約1か月弱ほどと言われています。

したがって、誰でも目に見えないごく小さなフケが発生しているのですが、それは体が新陳代謝を行う上で、当然の現象なのです。

しかし、大量の大きなフケが頭皮から発生している場合は、ターンオーバーの周期が崩れている証拠です。

乾燥型のパラパラとしたフケだったり、脂っぽいベタベタしているフケだったりと、フケにも種類があり、その発生原因はそれぞれ違ってきます。

では、フケには一体どのような種類があるのか、ご説明していきましょう。

こびり付いた大きいフケはどのタイプ?フケのタイプは2種類!

まず、フケのタイプは、乾燥による「乾性フケ」と、皮脂による「脂性フケ」の2種類に分けられますが、見た目の特徴から区別はつけやすいです。

【乾性フケ】

・細かくパラパラとしている
・頭皮が乾燥している
・白っぽい色
・乾燥肌体質である

【脂性フケ】

・ベタベタして脂っぽい
・大きいフケが頭皮にこびり付いている
・頭皮もベタついている
・黄色っぽい色

上記のように、この2種類のフケは見た目が大きく異なり、原因もそれぞれ違うので、改善策も変わってきます。

また、脂性フケについては、上記以外にも痒みや炎症、カサブタも併発している場合があります。

それについては、「脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)」という病気の可能性もあります。

つまり、楽しいからといって、大きいフケを何度も剥がしてしまうタイプのフケは、後者の「脂性フケ」に当てはまり、同時に炎症や痒みを伴う場合は、「脂漏性皮膚炎」という頭皮の病気を疑ったほうが良いでしょう。

しかし、みなさんにとって、脂漏性皮膚炎という病名は、あまり聞き馴染みがないと思います。

では、脂漏性皮膚炎という頭皮の病を、詳しくご説明していきます。

楽しいフケ剥がしはもうやめて!脂漏性皮膚炎とは?

脂漏性皮膚炎とは、頭皮の細菌が異常繁殖してしまい、炎症が起こっている状態です。

罹患年齢としては、30~40歳代の中年代に多く、なかなか治りにくい皮膚病です。

症状が軽い場合、ただのフケ症であると誤った判断をしてしまい、それをそのまま放置したり、そのフケを剥がす行為を繰り返すと、更に病状が深刻になります。

頭皮のカサブタや湿疹、そして痒み、最悪の場合は抜け毛を引き起こす場合もあります。

脂漏性皮膚炎が発症する原因には、主に皮膚の常在菌である「マラセチア菌」が大きく関係しています。

マラセチア菌は、誰の皮膚にも存在しているのですが、頭皮の皮脂分泌量が多いと、それをエサとして異常繁殖してしまいます。

皮脂が好物であるマラセチア菌は、その皮脂を分解して「遊離脂肪酸」という成分を作り出します。

この遊離脂肪酸が頭皮に刺激を与えることで、炎症を起こす原因になります。

皮脂には、頭皮を外のダメージから守る役割があり、また、汗などの水分と混合し、皮膚表面を覆うように「皮脂膜」を作り出します。

皮脂膜には殺菌作用があるので、雑菌の侵入を絶つ上で、重要な防衛機能を果たしています。

しかし一方で、過剰な皮脂が分泌されることで、マラセチア菌が増える温床になってしまうのです。

大きいフケ剥がしが楽しいからといって、それを繰り返すことがどれだけ頭皮にとって悪いか、お分かりかと思います。

では、私達が生活する中で、脂漏性皮膚炎を引き起こす原因は、一体どこにあるのでしょうか?

その対策を踏まえながらご説明していきます。

大きいフケは脂漏性皮膚炎の可能性!その原因からみる対策

脂漏性皮膚炎は、「肌の生活習慣病」とも呼ばれており、毎日の乱れた生活習慣が積み重なった原因とも言えますが、大きいフケを剥がすのが楽しいからと、その行為を繰り返すことも悪化の原因です。

・食生活

脂っこい食べ物や栄養の偏った食生活は、皮脂の分泌が増加してしまう原因になります。

外食やファーストフードなどは控えましょう。

栄養バランスのとれた食事に見直し、特に、頭皮ケアの期待ができるビタミンB群は、魚、レバー、卵、納豆などに含まれており、皮膚の新陳代謝を促すので、頭皮の健康維持には欠かせない栄養分になります。

・ストレス

人は強いストレスを感じると、血管が収縮し、体に送るはずの必要な酸素や栄養をうまく供給できなくなってしまいます。

また、これによって新陳代謝が正常に機能できなくなり、頭皮の環境悪化に繋がります。

・睡眠不足

睡眠中は、成長ホルモンが盛んに作り出され、頭皮の活動や新陳代謝も盛んになります。

最低でも1日6時間以上の睡眠を心がけましょう。

・髪の毛の洗いすぎ、シャンプーの見直し

皮脂やフケを落とそうと、一日に何度もシャンプーをすること、また、洗浄力の強いシャンプーも注意が必要です。

どちらも、頭皮に必要な皮脂までも洗い流してしまう原因になり、それを補うために更に皮脂を分泌してしまいます。

上記の乱れた生活習慣を見直すことが、脂漏性皮膚炎の改善や予防に繋がります。

特に、毎日の洗髪は、脂漏性皮膚炎などの頭皮トラブルには重要です。

そこで、フケや痒みなどを改善させるために、頭皮に優しい髪の洗い方をご説明しましょう。

髪の毛の洗い方は大丈夫?頭皮に優しいシャンプー方法

フケの改善や予防のために、正しい髪の毛、頭皮の洗い方は是非おさえたいポイントですよね。

①入浴前のブラッシング

シャンプー前に髪をとかすことで、髪に付着した汚れを落とします。

②お湯で予洗いをする

予洗いをすることで、大体の汚れを落とすことができ、また、シャンプーからの頭皮や髪の毛への刺激を減らすことができます。

③シャンプーの量は1回10円玉サイズ、ロングヘアは500円玉サイズ

頭皮や髪の毛へのダメージを軽減するのに、より効果的な量です。

また、よく泡立ててから髪の毛を洗うことで、更にダメージを抑えることができます。

④マッサージするように洗う

これは、頭皮や髪の毛へのダメージを減らすだけでなく、血行促進にも効果が期待されます。

⑤洗い残しのないように流す

洗い残しがないように、しっかりとに洗い流しましょう。

シャンプーの洗い残しは、頭皮トラブルに繋がる可能性もあります。

⑥ドライヤーは8割目安で乾かす。

洗いっぱなしは、フケの原因にもなる、マラセチア菌を増殖させることに繋がります。

洗髪後は、必ずヘアドライヤーで乾かしましょう。

ただし、乾かしすぎるのも髪の痛みに繋がるので、8割を目安として乾かしましょう。

以上が、頭皮に優しい髪の毛の洗い方ですが、入浴中は大きいフケ剥がしの楽しい誘惑があると思いますので、それだけは絶対に我慢しましょう。

前述してきたように、脂漏性皮膚炎を改善するために、日頃から生活スタイルの心がけは重要です。

しかしながら、脂漏性皮膚炎を早期に治すには、早めに皮膚科に通うことが効果的です。

楽しいフケいじりは脂漏性皮膚炎を疑え!早めに皮膚科を受診しよう!

前述の通り、脂漏性皮膚炎はなかなか治りづらい病気です。

ただのフケ症だと勝手な自己判断をし、楽しいが一心に大きいフケ剥がしに夢中になるのは、症状が更に進行した「脂漏性脱毛症」という脱毛症に繋がります。

初期の段階では、抜け毛の量も少ないので気づきづらいかもしれませんが、頭皮の炎症が毛穴にまで広がってしまうと、毛穴にもダメージを与えて、脱毛を引き起こしてしまいます。

症状を軽視せずに、できるだけ早めに、皮膚科へ受診することをおすすめします。

脂漏性皮膚炎の治療法としては、一般的にはステロイドの外用剤や、外用抗真菌薬が効果的とされており、頭皮の場合は液体ローションが処方されます。

ステロイドと言えば、全身投与や副作用などの「怖いイメージ」がありますが、それとは違い、ステロイド外用剤は特有の「局所的副作用」があります。

とは言っても、その「局所的副作用」にも注意が必要ですが、しかしながら、医師の指示にのっとった「外用ルールに従って」使用すれば、局所的な副作用はあまり起こることはありません。

また、もう一つは外用抗真菌薬が用いられ、マラセチア菌の活動を抑制する作用があります。

どちらにしても、皮膚科にかかるようであれば、担当医師とよく相談をしながら、根気よく脂漏性皮膚炎を治していきましょう。

まずは生活習慣から改善してみよう

フケには種類があり、その原因や改善方法にも違いはありますが、いずれにしても、私達の生活習慣が頭皮トラブルに関わっていることは事実です。

まずは、日頃の生活スタイルを見直してみることが、頭皮ケアにおける大きな一歩です。

頭皮トラブルはすぐに治るものでもありませんが、それでも頭皮トラブルが治らなければ、放置をせずに病院を受診しましょう。