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│オトコの悩み相談室

髪の毛や毛根を食べる病気がある?抜毛症と食毛症とは?

2018.4.29

私たちが生きている地球上には、さまざまな人種、さまざまな生き物がいるように、さまざまな病気が存在します。

その中でも今回は、髪の毛を抜いてしまう病気、髪の毛や毛根を食べる病気について詳しくお話しします。

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髪の毛を抜いてしまう病気がある?

無意識に、自分の健康な髪の毛を抜いてしまう、という病気を聞いたことがあるのではないでしょうか?

大多数の方は、信じられない行為と感じるかもしれませんが、本人は止めたくても止めることが出来ずに、悩んでいるという場合がほとんどです。

そのように、健康な髪の毛を抜いてしまう病気を「抜毛症」と呼びます。

別名「抜毛狂」・「トリコチロマニア」とも呼ばれています。

髪の毛だけでなく、眉毛や睫毛なども抜いてしまうという方もいます。

抜毛症を患っている方のほとんどが、学童期の子どもですが、成人しても治らずに悩んでいるという方も少なくありません。

また、成人になっての発症も少なからずあるようです。

男性よりも、女性の発症率の方が高いですが、男性は抜毛症であることを隠してしまう傾向があります。

実際に病院の受診を受けている数よりも、多くの方が悩んでいるとも言われています。

また、抜毛症を患っている方の中でも、抜いた髪の毛や、毛根を食べるという方も、少なからず存在します。

抜毛症の原因とは?髪の毛や毛根を食べる病気がある?

先ほどは、健康な髪の毛を抜いてしまう「抜毛症」についてお話ししました。

では、その「抜毛症」を発症してしまう原因とは何にあるのでしょうか。

それは、一説ではありますが「ストレス」や「不安」が大きく関係していると言われています。

日常生活で行き詰まり、心理的ストレスや不安が重なることがきっかけとなり、発症するという方が多い傾向にあります。

髪の毛を抜くという行為は、普通の状態であれば、痛みを感じ自ら行うものではありませんよね。

しかし、心理的ストレスや不安が重なった状態がどうしようもなくなり、そのストレスや不安を発散するために髪の毛を抜いてしまうのです。

髪の毛を抜くことで、一時的にすっきりとした状態になりますが、ストレスや不安はまた押し寄せます。

この繰り返しによって、行為がどんどん悪化してしまうこともあるのです。

また、「抜毛症であることを知られたくない」、「やめたいのにやめることが出来ない」といった悩みも、さらに症状を悪化させることとなり、悪循環に陥ってしまうとも言われています。

その他にも、神経細胞や脳との関係にあるという説もありますが、こちらも現時点では推測という段階のようです。

そして、先ほども少し触れましたが、「抜毛症」を患っている方の中でも、抜いた髪の毛や毛根を食べる病気、「食毛症」も併発している方が少なからず存在します。

髪の毛や毛根を食べる病気、食毛症とは?

髪の毛や毛根を食べる「食毛症」は、抜毛症を患っている方の35パーセントから40パーセントの方が併発していると言われています。

もし、長期間に渡って髪の毛や毛根を食べて続けた場合、身体にとても悪影響を与えてしまいます。

●異食症を併発する

髪の毛や毛根を食べるに飽き足らず、洋服の繊維や、紙・粘土など、本来であれば口にするべきでないものを食べるようになってしまう可能性も考えられます。

●毛髪胃石が出来る

髪の毛や毛根は、胃液で完全に消化しきれるとは言えません。

その髪の毛が、胃の中で他の食べ物と絡まることで、石のような「毛髪胃石」が出来てしまうことがあります。

この毛髪胃石が大きくなると、腹痛・食欲不振など、身体にさまざまな異変が起きます。

最悪の場合、腸閉塞によって命を落としてしまうことも考えられるのです。

抜毛症と併せて、食毛症を併発することで、身体リスクが一気に高まるということがわかったでしょうか。

このような状況に陥る前に、抜毛症で悩んでいるという方は、直ちに病気の治療を始める必要があるのです。

髪の毛を抜く病気・髪の毛や毛根を食べる病気に気付いてあげよう

では、抜毛症や食毛症などの病気を患っている方は、どのような特徴があるのでしょうか。

●利き手側に不規則な抜け跡

抜毛症の場合、利き手で髪の毛を抜くことが多くみられます。

また、利き手の前側に抜け跡が集中している傾向があります。

そして、円形脱毛症のように、円などではなく不規則なのが特徴です。

●不自然に切れている髪の毛

不自然に切れている髪の毛がないかチェックしましょう。

このような状態の髪の毛は、抜くのに失敗した時や、思いとどまった時に出来たものです。

その他に、コイルのように丸まっている髪の毛もよく出来るようです。

●髪の毛を隠す

抜毛症の方は、症状が深刻化し、髪の毛がなくなってしまった状態を隠そうとすることが多いです。

例えば、帽子を被ったり、ウィッグを被ったりすることもあります。

身近な方に、このような特徴に心当たりのある場合は、髪の毛や毛根を食べるなどの「食毛症」も併発している可能性があるので、注意して観察しておきましょう。

また、自分の子どもや家族であれば、ただちに受診をおすすめします。

知り合いや友人の場合は、非常にナイーブな問題なので、対応には気を付けましょう。

抜毛症という病気を克服するには①

では、抜毛症を治すにはどうしたらいいのでしょうか。

まずは、病院の受診が第一です。

最初から精神科に行くのではなく、皮膚科や内科で脱毛などの原因が皮膚の疾患や内臓疾患が原因でないことを確認しましょう。

治療は、精神科や神経科で行います。

精神科や神経科で、「抜毛症」と診断されたところで、実際に治療が始まります。

主に、心理療法や薬物療法となります。

●抜毛症と自覚する

抜毛症には、2つのタイプが存在します。

一つは、無意識に髪の毛を抜いてしまうタイプ、もう一つは髪の毛を抜きたい衝動に駆られて抑えられないタイプです。

後者の場合、抜いた髪の毛の毛根を食べることを目的として行っているというケースもあります。

無意識に髪の毛を抜いている場合、もちろんその行為に自覚がないことがほとんどです。

抜毛症であることを自覚し、症状が緩和することもあるようです。

●ストレスの解明

最初でお話ししたように、抜毛症の原因はストレスであると言われています。

抜毛症を克服するためには、そのストレスを解明することが大切です。

ストレスを解明することで、ストレスの排除が可能であれば、話が早いですよね。

しかし、このようにストレスの解明を行うには、専門の心理カウンセリングが必要になりますのでしっかりと受診をしましょう。

子どもの場合、両親も共にカウンセリングを受けることがあります。

病気を治すためには、両親・家族だけでなく、学校関係者の協力も必要不可欠と言えるでしょう。

抜毛症という病気を克服するには②

●ストレスを軽減

何度もご説明していますが、抜毛症の敵は「ストレス」です。

ストレスを解明したところで、現実問題どうしても改善出来ない場合もありますよね。

そのような状況でも、「受け止め方」・「考え方」を変えることで、感情を上手にコントロールし、ストレスを少しでも軽減させるという治療があります。

このような治療をし、感情を上手くコントロール出来る技術を身に付けておけば、新たにストレスの原因が出来てしまった場合でも、最小限のストレスで済むということに繋がります。

●新しい習慣を身に付ける

抜毛症は、一種の習慣です。

この習慣を、別の行為に置き換えるという治療です。

しかし、まずは抜毛している瞬間を知ることが大切なので、いつどんな時に抜毛をしてしまったかを記録しましょう。

意識することが出来たら、髪の毛や毛根を食べるために抜毛する衝動に駆られた時には、抜毛に代わる行為を行いましょう。

両手を繋いでみたり、目を閉じてみたり、どんな行為でもいいです。

違う行為に置き換えるのです。

そうすることで、徐々に抜毛の行為が消えてくることが多いようです。

抜毛症は一人で悩まないで!

今回は、髪の毛を抜いてしまう抜毛症、髪の毛や毛根を食べてしまう食毛症について詳しくお話しをしました。
これらの病気で悩んでいるという方は、意外と少なくありません。

周りの人や、専門機関への相談が克服の近道です。

やめたいと思った瞬間から、何かが変わってくるでしょう。

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