実は危険!?頭皮がぶよぶよしてしまう原因とは?

これをご覧になっているあなた、頭皮がぶよぶよしていることに悩んでいませんか?

頭皮がぶよぶよしてしまっている状態は、実はあまりいいとは言えません。

そこで、ここでは頭皮がぶよぶよしてしまう原因とその対策について取り上げていきます。

頭皮がぶよぶよしてしまう原因とは?

頭皮がぶよぶよではなく、ある程度のハリと弾力、柔らかさがある場合は、健康な頭皮と言えます。

しかし、頭皮がハリもなく、ぶよぶよしているとあまりいい状態とは言えません。

これは、顔や足がむくんでしまうのと同じです。

ぶよぶよの原因として考えられるのは、体全体の血液の流れがよくなく、頭皮に余分な水分がたまってしまっているということです。

自分の頭皮がむくんでいるかの判断の仕方ですが、まず、指で頭皮をつまんでみてください。

簡単に指でつまむことができたら、むくんでしまっているということです。

また、つまんだ時にその部分が痛かったら、頭皮のむくみがひどい状態だと言えます。

他に考えられるむくみの原因としては、「頭に何らかの衝撃があり皮膚組織が壊れて血液が滞っている」、「髪の毛を引っ張られることによって皮膚組織の損傷があった」などがあります。

しかし、これらは頻度多く発生するものとは考えにくいので、頭皮がぶよぶよしてしまう原因としては、血行不良によるものが多いのではないでしょうか。

頭皮がぶよぶよだとこんな危険が!

頭皮がぶよぶよになると、頭皮がむくんでいるということですが、頭皮がむくむことによって体全体にもよくない症状があらわれることがあります。

・やる気が出ない

・体調を崩しやすい

・頭痛やめまいを起こしやすい

一見、これらは頭皮とは無関係のように見えますが、頭皮がむくんでいるということは血液の流れが悪くなっているのが原因なので、このような症状としてあらわれるのです。

また、このようなことが起きると、同じタイミングで「抜け毛」が発生することがあります。

これは、血行が悪くなり、血液循環にも影響を及ぼすことで髪の毛まで栄養が行き渡らず、抜け毛が増えてしまうということなのです。

頭皮が硬いと抜け毛が増えてしまうという話を聞いたことがある方は多いでしょうが、頭皮がぶよぶよと柔らかすぎるのも危険なのです。

「抜け毛」は、男性にとってみたら、避けて通りたいものですよね。

それでは、頭皮を柔らかすぎず、硬すぎず、ハリのあるものにするためにはどうしたらいいのでしょうか。

頭皮のぶよぶよを解消!その方法とは?①

頭皮のぶよぶよを解消するためには、頭皮の血行をよくすることが重要ですよね。

頭皮の血行をよくするには、具体的に以下の方法が挙げれらます。

■髪の毛を手でとかす

手の腹部分を頭皮にあてて、おでこから後頭部へ向かって髪の毛を手ぐしでとかします。

これをすることで、血液やリンパの流れを改善してくれます。

■頭のツボ(百会・通天)をおす

頭のツボの「百会(ひゃくえい)」と「通天(つうてん)」をおすことで、頭皮の血流がよくなります。

百会は頭頂部にあるツボであり、通天は百会から指二本くらい前にあるツボのことを言います。

百会をおし、次に通天をおしてマッサージするようにしましょう。

■肩こりの解消

日々の仕事で、肩こりがある方も多いですよね。

肩こりが原因で、頭痛がすることもあるのではないでしょうか。

これも、血流が悪くなっているということですから、肩こりを解消し、血流やリンパの流れを改善することが大切です。

肩こりに効くストレッチをしてみたり、整体に通ってみるなど、ご自分に合う方法で行ってみてください。

頭皮のぶよぶよを解消!その方法とは?②

その他の、頭皮のぶよぶよの解消法をご紹介していきます。

■生活習慣の改善

不摂生な食生活や睡眠不足など、毎日の生活習慣によることも頭皮がぶよぶよしてしまう原因となります。

日々忙しく働いていると、生活習慣を整えるというのも案外簡単なことではありませんが、できるだけ努力して改善するように心がけましょう。

■育毛剤を使用してみる

販売されているほとんどの育毛剤は、発毛の効果が期待できる成分と頭皮の血行を促す成分が含まれていることが多いです。

さきほど挙げた方法では頭皮のぶよぶよを解消できなかった場合、頭皮の血行を促す成分が含まれている育毛剤を使用することも1つの方法です。

育毛剤にはさまざまな種類が存在します。

ですから、育毛剤を購入する際はご自分に合っているものを探して使うようにしましょう。

頭皮にある小さなぶよぶよ!これは何が原因?

これまでは、頭皮自体がぶよぶよしてしまう原因などについてお話ししてきました。

ここでは、頭皮全体ではなく、さきほどまでとは全く別の、頭皮の一部分に発生する小さなぶよぶよについてお話ししていきます。

実は、この「小さなぶよぶよ」にはいろいろな種類があるのです。

その一例を挙げると、下記の通りになります。

■粉瘤

頭皮の一部分にできるぶよぶよしたものの中で、意外と多いのが粉瘤です。

粉瘤とは、皮膚の古くなった角質なのです。

最初のうちは痛みなどはなく、できる場所も頭皮の表面ではなく皮下です。

だんだん大きくなってくるのが特徴です。

粉瘤は、頭皮を不潔にしているとなるということではありません。

新陳代謝で不要になった角質が内部にたまり、次第に大きくなっていくのが粉瘤の原因となります。

■毛嚢炎

毛嚢炎とは、頭皮の毛穴に細菌が入りこむことで炎症を起こし、そこに膿がたまって悪化した状態のことをさします。

毛嚢炎は、ニキビより小さいプツプツができ、さらに、膿がたまってしまうと白ニキビのように見えます。

だんだん大きくなり、化膿してしまうと内部にまで進んでしまうこともあります。

毛嚢炎の一番の原因は、頭皮に傷をつけてしまうことです。

頭皮の傷に菌が入ってしまい、そこから感染して炎症を起こすのです。

また、乱れた食生活で肌が荒れたり、ストレスによる免疫力低下も、毛嚢炎を引き起こしてしまう原因となります。

ぶよぶよの原因をつかみ頭皮の健康を維持しよう!

頭皮がぶよぶよしてしまう原因は、さまざまであることがお分かりいただけたでしょうか。

頭皮がぶよぶよしていると、薄毛や抜け毛の原因にもなりますので、体の健康と同様、頭皮の健康にも留意するようにしましょう。

まず、毎日の食事に気を遣いましょう。

特に独身の男性だと、一日三食の食事を栄養バランスよくきっちり食べるということは難しいですよね。

しかし、食事は頭皮の健康を保つうえで欠かせないものです。

また、動物性たんぱく質の摂り過ぎには要注意です。

外食するにしても、栄養バランスを考えてメニューを選択するようにしましょう。

次に、生活習慣を見直しましょう。

毎日の残業などが原因となり、不規則な生活を送ることで、ストレスをためてしまうことを避けましょう。

ストレスや疲れは血流の流れを悪くしたり、ホルモンバランスを乱してしまうことにもなります。

そうなることで、頭皮にも栄養が届かなくなる可能性もあります。

人それぞれ仕事環境や生活環境が異なり、生活を見直すこと自体難しい方もいらっしゃるでしょうが、頭皮の健康のために、できるだけ毎日の食事と生活習慣には気を遣うように心がけましょう。

頭皮を健康に!

頭皮がぶよぶよしてこの先の薄毛や抜け毛につながることが怖いという方は、毎日の食事と生活習慣を整えるようにしましょう。

また、粉瘤や毛嚢炎など、頭皮の一部分がぶよぶよしている方も、同様のことが言えます。

日々の生活習慣を整えることは、頭皮だけじゃなく、体全体の負担やストレスも軽減できるのです。

毎日の生活を自ら見直し、健康的な生活を送りましょう!