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│オトコの悩み相談室

ストレス軽減には音楽が効く?その理由と効果について知る!

2018.10.2

音楽は古くから癒しの効果があるとされ、現在でもあらゆるシーンでその効果を発揮しています。

特に、音楽はストレス軽減にも効果があり、心身を回復させていく音楽療法においても用いられています。

では、なぜ音楽はストレスを癒す効果があるのでしょうか?

この記事では、音楽が生み出すストレス軽減の効果をはじめ、その効果の理由についてもご説明していきましょう。

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ストレスに対する音楽効果とは?音楽療法としての治療

ストレス社会の現代において、私達は日常的に仕事や人間関係などでストレスを受けています。

ストレスは必ずしも悪いものではありませんが、それが積み重なることで、肉体的にも精神的にも「歪み」が生まれ、病気になってしまう場合もあります。

それを避けるためにも、私達は食事やスポーツ、娯楽などでストレスを発散し、心身の健康を維持しています。

その中でも、ストレス軽減に効果を発揮するのが音楽です。

音楽によるストレスへの効果は、医学的にも認められており、「音楽療法」という形で精神疾患に対する治療が行われています。

具体的に言うと、日本における音楽療法では、精神疾患患者の病態に合わせて音楽を聴かせることで、精神の安定化や症状の改善を図っています。

また、第二次世界大戦後の欧米では、心的外傷後ストレス障害(PTSD)や戦争神経症などの心因性疾患患者に対して、音楽療法が積極的に用いられ、その効果が注目されるようになりました。

では、その音楽療法としてのメカニズムについて、次項で見ていきましょう。

音楽療法としてのメカニズム!ストレスホルモンの抑制効果

音楽療法として効果を発揮している音楽には、ホルモン物質の「コルチゾール」を低下させる作用があることが分かっています。

まず、人は強いストレスを慢性的に感じると、身体の様々な部分に不調が生じます。

その原因の一つとして、「コルチゾール」の分泌が挙げられます。

「コルチゾール」とは、腎臓の上にある副腎皮質から分泌されるホルモンの一つで、脂肪や糖質などを分解する機能があります。

そのため、人が健康を維持するためには必要不可欠なホルモンなのです。

また、コルチゾールは強いストレスを感じた際にも分泌されるため、「ストレスホルモン」とも呼ばれています。

と言うのも、コルチゾールにはストレスを抑制する作用があるため、体は防衛反応として盛んに分泌します。

しかし、慢性的なストレスを受けて過剰なコルチゾールが分泌されてしまうと、交感神経への極端な作用が生じてしまい、自律神経に大きな影響を与えてしまいます。

また、コルチゾールの増加によって血圧や血糖値が上昇し、高血圧や糖尿病のリスクが高まります。

そこで、その対策として注目されているのが音楽です。

実際に行われた研究では、音楽にはコルチゾールの分泌を抑制させる効果があるとの報告もあり、これが結果的に心身のバランスを整える効果に繋がるとされています。

睡眠不足によるストレスの改善に!音楽の入眠効果

音楽療法として大きな効果が期待される音楽には、スムーズな入眠を促すことにも効果があります。

まず、人には5種類の脳波が存在しており、昼間の活動状態には「β(ベーダ)波」が流れています。

それに対し、眠りに入るリラックス状態には「α(アルファ)波」という脳波が現れます。

つまり、活動状態から睡眠状態に移行するためには、β波からα波に切り替える必要があるのですが、それをスムーズにさせてくれるのが音楽です。

と言うのも、心地良い音楽を聴いたとき、人の脳内にはα波が流れてリラックスな状態を作ります。

また、小鳥の鳴き声や川のせせらぎなどの自然音には、「1/f ゆらぎ」と呼ばれるリズムがあり、自律神経のバランスを整える癒し効果があります。

この「1/f ゆらぎ」は、モーツァルトの曲にもその存在が認められ、ストレス解消やリラックス効果の研究が積極的に行われました。

睡眠不足のストレスで悩んでいる方は、睡眠への手助けに音楽を流すのも良いでしょう。

ただし、音楽を流すタイミングで、注意したいポイントがあります。

睡眠中の音楽には注意!脳をしっかり休めるために

音楽を聴くことでスムーズな眠りにつく効果はありますが、注意したいのが睡眠中の音楽です。

睡眠中に絶え間なく音楽を流してしまうと、脳が常に音楽によって刺激されてしまいます。

そのため、かえってそれがストレスになることで脳が休まらず、睡眠の質も悪くなる場合があります。

したがって、寝つきを良くするためには、就寝前に音楽を流すのがベターです。

例えば、オーディオ機器や音楽プレイヤーのタイマー機能、もしくは自動停止機能を前もって設定することで、睡眠中の音楽を防ぐことができます。

音楽はあくまでも入眠効果を享受するために使い、睡眠中はぐっすり眠れるように、タイマー機能などをうまく活用して音楽を取り入れられるとベストですね。

また、起床後に音楽を流すのも、より良い目覚めを促すのにおすすめです。

目覚めと共に気持ちを高めることで、一日の始まりにスイッチを入れることができます。

入眠をよりスムーズに!効果を高める音楽の3つの特徴

では、入眠をスムーズにしてくれる音楽には、どのようなものを選べば良いのでしょうか?

入眠効果を高めるための音楽について、3つの共通点を見ていきましょう。

①自然音

前述したように、小鳥の鳴き声や川のせせらぎなどの自然音には、脳内にα波を流す「1/fゆらぎ」のリズムがあります。

自然音は、古来から常に人の身近に寄り添ってきた音であるため、ストレスの軽減を促してくれます。

②曲調が一定

曲調が一定の曲には、リズムの安定性から安心感に繋げる効果があり、安らかな入眠に導いてくれます。

ヒーリング音楽やボサ・ノヴァ、クラシックなどが挙げられます。

③ゆっくりとしたテンポ

緩やかなスローテンポの音楽は、脳に対する刺激もないため、入眠をスムーズにしてくれます。

以上が、入眠効果を高める音楽の特徴です。

これらの特徴から、一番おすすめなのがクラシック音楽です。

クラシック音楽が苦手であれば、自然音を選ぶと良いでしょう。

入眠効果を妨げるケースも!?3つの注意点とは?

前項では、入眠効果をより高める音楽の特徴についてご紹介してきました。

そこで、次にご説明するのは、間違った音楽選びや実際に音楽を流す上での注意点です。

以下の3点については、かえって脳にストレスを与えてしまう可能性があります。

①テンポが速く、激しい曲調

テンポが速く、抑揚が激しい曲は、脳を興奮状態にさせてしまい、安らかな眠りを妨害してしまいます。

例えば、ロックやパンクなどの音楽は、脳に刺激が強すぎるため、入眠を促すのに適切ではありません。

②歌詞が入っている音楽

曲に歌詞が入っていると、脳はその情報を処理しようと働きます。

入眠の妨げになることで、逆に睡眠不足を招いてしまう可能性があります。

耳に心地の良い、聴き流せる曲選びをしましょう。

③イヤホンやヘッドホンで聴く

イヤホンやヘッドホンは、直接的に脳へと情報が伝わってしまうため、刺激が強すぎる傾向にあります。

また、寝返りの妨げになることで、安眠の効果を薄めてしまいます。

せっかく入眠のために音楽を流しても、上記に該当してしまっては、かえって脳の疲労に繋がります。

脳と身体がしっかり休めるように、音楽選びや聴き方には気を付けましょう。

音楽で身体を安らかに

音楽には、音楽療法としての効果も認められており、医療的な面からも積極的にアプローチが行われています。

また、ストレス軽減による心身の回復以外にも、よりスムーズな入眠を促す効果もあることから、睡眠不足の改善にも期待ができます。

仕事や人間関係などでストレスが溜まっている方は、是非今回の記事を参考に、心地良い音楽で身体を癒してみてください。

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