髪の毛を燃やすと臭い!臭いの原因は髪の毛の成分にある?

「うっかり髪の毛を焦がしてしまった!燃やしてしまった!」

そんな経験をされている方はあまりいないと思いますが、髪の毛を燃やすと、鼻を突くような独特な臭いがすると思います。

一体なぜそんな臭いがするのか、気になったことはありませんか?

そこでこの記事では、髪を燃やすなぜ臭いのか、ということについて、ご説明していきます。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

美容業界の仕事は男性で目指す人も多い!美容師の将来性は?

美への追求が好きな人は、女性だけではありません。以前から、美容師などでも男性が多く、美容業界での...

なぜエラは張るのか?エラの張りを解消する3つのポイント

エラが張っていると、顔が四角く大きく見えてしまうため、悩まれている男性も多いでしょう。しかし、エ...

排水溝詰まりの原因追究!髪の毛を溶かす洗剤や対策をご紹介

多くの男性がする家事として、お風呂掃除があります。浴槽の掃除だけで済めばよいのですが、時には排水...

前髪がどこからかわからない!てっぺんはここまででいいの?

女性でも男性でも、髪型で1番気にするところは前髪だと思います。特に男性は、見た目の印象を良くした...

白髪染めで厄介な色落ち!タオルに色がついたらどうする?

ある程度、白髪が目立つようになると「白髪染め」が習慣になりますよね。中でも、美容室へ足を運ぶ必要...

前髪だけで印象が変わる!前髪をセットする簡単な方法!

顔の印象を決める前髪。朝、前髪のセットがうまくいくだけで、その日一日気分がいいものですよね。...

髪の毛が浮くのを解消したい!髪のボリュームを抑えるには?

髪の毛が伸びて量が増えてくると、自然と髪が浮くようになり、頭が大きく見えてやぼったさが目立つように感...

理想の髪型を目指せ!毛流れと分け目・つむじの関係を知ろう

髪型を決めるとき、気になるのはやはり正面から見える前髪の部分ではないでしょうか。自分でイメチェン...

前髪切りすぎた!あきらかに変な場合の対処法【男性向け】

「前髪切りすぎた」という歌を歌っている、可愛らしいモデル兼歌手の方がいますが、この頃は女性の間で短め...

髪の毛はカラーで印象を変えよう!季節に合わせた人気色は?

髪の毛は、カットしたりカラーをすることで周りに与える印象が大きく変わります。男性のみなさんは、季...

髪の毛の印象は大切!短髪が似合うメンズを目指そう!

メンズにおすすめの短髪(ショートヘア)ですが、どのような髪型があるかご存知でしょうか。髪の毛を短...

髪の毛がベタつく!前髪が脂っぽくなってしまう原因と対策

髪は女性のみならず、男性もキレイにサラサラな状態をキープしたいものですよね。しかし、毎日ちゃんと...

つむじ割れ対策!つむじについてしまうくせの原因と直す方法

「鏡を見ると、つむじの地肌が丸見えになっている…」そんな悩みがある方も多いのではないでしょうか。...

白髪対策に業界初!Dr.TOUHI(ドクタートウヒ)で頭皮ケア

「白髪対策に白髪染めやカラートリートメントをしているけれど、根元からすぐに白髪が目立ってきて面倒…」...

白髪はどんな印象を持たれる?ロン毛の男性が気をつけること

白髪をオシャレとして見せるには、髪型や服装などにも気を使う必要があります。ロン毛にしている男性の...

スポンサーリンク

髪の毛を燃やすと変な臭いが!一体なぜこんな臭いが?

燃やした髪の臭いの原因は、髪の毛の主成分に含まれた、「硫黄」にあります。

髪は「ケラチン」というタンパク質で構成されており、髪の成分の99%はケラチンによってできています。

ケラチンは、タンパク質の中でも最も強靭で、髪の毛1本で、約120グラムの重さを持ち上げる頑丈さがあります。

また、18種類のアミノ酸が結合して構成されており、それらのアミノ酸の内、最も多く含まれているのは「シスチン(システイン)」です。

コシのある、強い健康的な髪を作る上で、シスチンは重要な役割を果たしているのですが、そのシスチンを構成している成分が硫黄になります。

そのため、髪を燃やすと嫌な臭いがするのは、シスチンが分解してできた「硫黄酸化物」のせいなのです。

ちなみに、髪だけでなく、爪の主成分もケラチンなので、爪を燃やすと同様に刺激臭を発生させます。

これで、臭いの正体が分かりましたね。

では次に、このシスチンの硫黄がどのような役割をしているのか、ご説明していきましょう。

髪の毛を燃やすと硫黄の臭いがする!シスチンはどんな役割をしているの?

そもそもシスチンに含まれた硫黄は、アミノ酸を構成する要素として、私達の体を作る大事な栄養素です。

骨に関係したカルシウムやリンに次いで、体内に多く存在する必須ミネラルの一つでもあります。

そこで、髪の毛を燃やすと臭い原因であるシスチンが、どんな役割をしているのかまとめていきましょう。

①皮膚、爪、髪を強くする

硫黄は髪の毛や爪、皮膚の健康面で必要な成分で、髪に潤いを与え、肌を強くし、健康な爪をつくります。

②美肌を作る

シスチンは、メラニンを生成する酵素(チロシナーゼ)の活動を抑制し、メラニンを抑える効果があります。

紫外線を浴びると、メラニンは盛んに作られ、それが色素に沈着し、シミやそばかすに繋がります。

シミ対策のサプリメントや化粧品などにも含まれています。

③新陳代謝の手助け

硫黄の重要な機能は、体の新陳代謝をサポートすることです。

食べ物からエネルギーを吸収するとき、酵素を必要とするのですが、その酵素を機能させる手助けをしているのが補酵素です。

酵素はタンパク質からできている一方で、この補酵素はビタミンやミネラルでできています。

そこで、硫黄はビタミンB1やパントテン酸と結合して補酵素となり、代謝をサポートするのです。

④肝臓の解毒作用

肝臓のデトックス機能を手助けし、有害物質が溜まっていくのを防ぐ作用があります。

有害物質とは、鉛、ヒ素、アルミニウム、水銀などの重金属で、普段生活している上で蓄積されてしまう物質です。

これらの重金属は、体にとって有害なだけなので、硫黄は重要な役割をしていると言えます。

以上が、硫黄を含んだシスチンの役割です。

私達の体にとって、シスチンは欠かせない働きをしているのですね。

では、シスチンが不足すると、私達の体にどのような影響があるのでしょうか。

シスチンが不足するとどうなるの?硫黄は不足するの?

髪の毛を燃やすと刺激的な臭いを発生させるシスチン。

シスチンの素になる硫黄は、タンパク質に含まれています。

ですから、普段の健康的な食事をしていれば、基本的に硫黄が不足することはほとんどありません。

硫黄が不足することは、タンパク質が不足することと同義です。

しかしながら、仮に硫黄が不足した場合、髪の構成成分でもあるシスチンがうまく機能しなくなり、抜け毛や脱毛、枝毛の症状が出てきます。

他にも、皮膚のシミやしわの増加、爪が脆弱になり、関節の軟化や解毒機能の低下など、多くの障害に繋がります。

先に述べましたが、普段の食事をしていれば、硫黄不足になることはありませんので、ご安心くださいね。

では、普段の食事で摂取している硫黄は、どのような食品に含まれているのでしょうか。

次の項でご説明していきましょう。

燃やすと臭い髪の毛の素!私達の体を作り出す、硫黄を含む食品とは?

人体を構成する必須ミネラルの一つとして、シスチンの素になる硫黄は必要不可欠なミネラルであることが、分かってきましたね。

では、硫黄を多く含む食品に着目してみましょう。

「硫黄を含む食品」=「シスチンを含む食品」となりますので、硫黄が多く含まれている食品は、それだけシスチンを多く含んでいる食品になります。

例えば、肉や魚類、大豆、卵、玉ねぎ、キャベツ、チーズなどが当てはまります。

なお、肉類で硫黄を摂取する場合は、他の硫黄を多く含む野菜と一緒に食べると効果が期待されます。

また、大根や白菜、ブロッコリーやわさびなどのアブラナ科の野菜、玉ねぎ、ネギ、ニラ、ニンニクといったユリ科の野菜には、「硫黄化合物」という成分が含まれており、強い抗酸化作用や血行促進、そして、血液サラサラ効果の期待もあります。

特に臭いの強いニンニクは、硫黄化合物を含む食品の中でも代表的で、発がんを抑える「硫化アリル」や、殺菌、抗酸化作用を持つ「アリイン」などの硫黄化合物を含んでいます。

以上のように、私達の日々の食事には、これだけ多くの食品に硫黄が含まれているのですね。

人体形成の素になっている臭いの強い食品が、髪の毛を燃やすことで発生させる臭いの理由であることは、納得できますね。

硫黄をサプリメントで摂取する!気を付けたい注意点

髪の毛を燃やすと臭いのは、身近な多くの食品に、硫黄が含まれていることが原因だったのですね。

さて、毎日の食事から硫黄を摂取することができますが、もう一つの方法として、サプリメントから硫黄を摂取することもできます。

シスチンは、特にシミやしわ軽減などの美肌効果、髪の艶やコシにとても良い成分なので、美容目的の「含硫アミノ酸」のサプリメントが多く販売されています。

含硫アミノ酸とは、硫黄原子を含んだアミノ酸になります。

硫黄を効果的に取るのであれば、含硫アミノ酸のサプリメントがおすすめできます。

しかし、だからと言って、硫黄を過剰に摂取してはいけません。

例えば、シスチンなどが含まれた、含硫アミノ酸のサプリメントを必要以上に摂取すると、動脈硬化に繋がる「硫黄過剰症」の原因にもなりかねません。

また、血液中の葉酸濃度が低下し、赤血球が作られにくくなります。

ひどくなると、嘔吐やめまいなどの症状を引き起こします。

いずれにしても、先に述べた硫黄不足にしても同様で、硫黄は普段の食事から十分に摂取できるものなので、必要以上の摂取は禁物です。

では、どのくらいを摂取すればいいのか、ということは、気になるところですよね。

硫黄を含んだシスチンの摂取量として、推奨されている設定はあるのでしょうか?

それについて、ご説明していきます。

シスチンの推奨摂取量は?

燃やすと臭い原因である、髪の毛を構成するシスチンですが、現在、日本におけるシスチンの推奨摂取量は定められていません。

ただし、WHO(世界保健機関)は推奨摂取量を設定しています。

また、少し分かりづらくなる話になりますが、シスチンは「メチオニン」という必須アミノ酸から作り出されているので、そのメチオニンと合算した摂取量で計算することになっています。

したがって、シスチン+メチオニンの1日あたりの推奨摂取量は、体重1kgにつき15mgになります。

【体重ごとの推奨摂取量】

・40kg 600mg
・45kg 675mg
・50kg 750mg
・55kg 825mg
・60kg 900mg
・65kg 975mg
・70kg 1050mg
・75kg 1125mg
・80kg 1200mg

以上のように、摂取量が計算されます。

数字で見るとますます分かりづらくなりますが、日々の食生活を健康的に心掛けていれば、上記の数字からオーバーすることはないはずです。

私達の生活を支える、シスチンの使命

これまで、髪の毛の成分の一つである、硫黄を含んだシスチンの、様々な役割や効能についてご説明してきました。

普段気にすることのない硫黄は、私達の髪や肌など、体の健康と美容を維持するために、非常に重要な存在です。

日々の生活の中で、無意識に取り込んでいる硫黄は、人体を構成する源の一つに過ぎませんが、そのおかげで私達が充実して生活していることも、忘れてはいけませんね。