男性は、女性よりも脇汗をかきやすいといいますが、しっかりと対策をしていますか？
脇に汗シミができている男性よりも、いつも肌がサラサラしていて清潔感がある男性のほうが、間違いなく好印象です。
そこで今回は、脇汗対策として有効な「制汗スプレー」について、お話しします。
選び方のポイントや、正しい使用方法を知り、今よりも魅力的な男性になりましょう。
ニオイも気になる？脇汗を放置するのはやめよう！
脇に汗をかいてしまったときにできる「汗シミ」は厄介ですが、それよりも「汗臭のほうが気になる…」という男性もいますよね。
だんだんと時間が経過することで、そのニオイに気がつくケースが多いと思いますが、実は、「脇汗そのものが臭い」というわけではありません。
脇に汗をかいた状態を放置することで、肌に雑菌が繁殖し、悪臭を発生させてしまうのです。
そのため、脇に汗をかかないように対策することが一番重要なのですが、日中こまめにケアしていくことも忘れてはいけないのです。
脇に汗をかいたまま放置している方は、その見た目やニオイによって、「身だしなみに疎い不潔な男性」というレッテルを貼られてしまうかもしれませんので、早めに対処していきましょう。
脇汗対策として「制汗剤」を使用することは一般的ですが、流通している製品の形状は多岐にわたっています。
中でも、「サラサラした質感を保ちたい！」という男性には、スプレータイプがおすすめです。
次項では、他のタイプにも注目しながら、それぞれの特徴を見ていきましょう。
種類が豊富な制汗剤の特徴について学ぼう！
それでは、制汗剤を形状別に分類し、それぞれの特徴を見ていきます。
●クリームタイプ
指にとって塗ることが多いため、使うたびに手を洗わなければいけないという煩わしさがあります。
しかし、クリームには密着感があるので、効き目が継続しやすいといえるでしょう。
また、肌にやさしい成分を配合している傾向があるため、敏感肌の方にはおすすめです。
●スティックタイプ
固形状になっているスティックを繰り出して使用します。
手を汚してしまう心配はありませんが、脇に直接当てて塗りこむため、不衛生になりやすいのがマイナスポイントです。
ウォータープルーフの製品もあり、効果は長続きしますが、スティックが脇毛に絡まって白くなってしまうことがあるので、男性にとっては不向きなタイプかもしれません。
●ロールオンタイプ
ボールが転がることで、液体が出てくる仕組みになっています。
スティックタイプと同様に、手を汚すことはありませんが、こちらも直接脇にこすりつけるため、不衛生になりやすいといえます。
また、「汗をかいてから使用しても効果を得ることができない」という点にも気をつけてください。
●スプレータイプ
直接脇に触れることなく使用できるため、衛生面に問題はありません。
中には、ひんやりとした「冷却効果」を発生させる製品もあるため、暑がりな男性に人気です。
ただし、大量に汗をかくことにより、効果が薄れやすくなるため注意しましょう。
どのタイプにも、メリットとデメリットはありますが、サラサラとした質感を得たい方は、スプレータイプを選んでみましょう。
サラサラ効果抜群！制汗スプレーを選ぶときのポイント
使いやすくて衛生的な制汗スプレーですが、実際に製品を選ぶときは、どのような点に注目すべきなのでしょうか。
購入前にチェックしていただきたいポイントをまとめました。
●殺菌成分の有無を確認しよう！
脇の下は通気性が悪く、雑菌が増殖しやすい部位といえます。
そのため、殺菌作用がある成分を配合している製品がおすすめです。
・β-グリチルレチン酸
・イソプロピルメチルフェノール
・塩化ベンザルコニウム
・緑茶乾留エキス
・銀
上記の成分には殺菌作用があります。
脇のニオイが気になる方は、制汗スプレーを購入する際に注目してみましょう。
●制汗剤とデオドラント剤の違いを認識しよう！
「制汗剤」と「デオドラント剤」は別物です。
本来、制汗剤には、汗を抑制する作用しかありません。
一方でデオドラント剤は、ニオイを抑えることしかできません。
したがって、「肌のサラサラ感をキープしたい！」という目的で使用する方は、制汗剤を選ぶべきなのです。
しかし近年では、制汗効果のあるデオドラント剤も多く流通しているため、自分が求めている効果を発揮する製品かどうか、よく見極めてから購入することが大切です。
制汗スプレーを正しく使ってサラサラ肌になろう！
すでに、日頃制汗スプレーを愛用している方も多いと思いますが、正しい使い方をご存知ですか？
誤った使い方をすると、思わぬ事故につながることもありますので、安全で効果的な使用方法を再確認しておきましょう。
【スプレーするタイミング】
肌が清潔で、サラサラな状態のときにスプレーすると、より効果を発揮します。
外出する直前のタイミングよりも、お風呂やシャワーのあとにスプレーするといいでしょう。
【スプレーする距離と秒数】
至近距離からスプレーすると、凍傷になる恐れがあります。
肌からは、10～20cmの距離をとり、連続して3秒以上スプレーし続けてはいけません。
【スプレーしたあとのケア】
制汗スプレーを使い続けることで、肌への負担がかかり、炎症やかゆみといった皮膚トラブルが発生する可能性があります。
制汗スプレーを使用した日は、なるべく帰宅後に脇を拭き、皮膚を休めてあげてください。
上記の使用方法を守って、正しく脇汗対策していきましょうね。
汗をかいたあとの対処には「ボディーシート」もアリ！
制汗剤で脇汗を抑えていても、気温が高い真夏の時期や、汗かきな男性の場合は、だんだんと効果が薄れてしまうこともあるでしょう。
外出先などで、大量に脇汗をかいてしまったときは、そのままの状態で制汗スプレーを使用しても、あまり効果がありません。
まずは、しっかりと汗を拭きとり、肌の状態をリセットさせることが大切です。
少し濡らしたハンカチやタオル、ティッシュペーパーなどで、しっかりと汗をぬぐい、脇を乾燥させてから制汗スプレーを使用しましょう。
さらに、このようなケースにおいては、「ボディーシート」を使用することもおすすめです。
市販のボディーシートには、制汗スプレーと同様の効果を発揮するものもあります。
皮脂を吸着する「シーバムケア成分」を配合していると、肌を一気にサラサラにすることができますよ。
汗をかきやすい男性は、制汗スプレーとボディーシートを使い分けて、シーンによって対処してみてはいかがでしょうか。
サラサラ肌を目指せ！おすすめのメンズ制汗スプレー
最後に、男性人気が高い制汗スプレーをご紹介します。
メンズ専用の製品から選びましたので、参考にしてみてください。
【ギャツビー：パウダーデオドラントスプレー 】
制汗作用・殺菌作用ともに、高い効果を発揮します。
独自の「スムースドライパウダー」を配合しているため、汗や皮脂をカバーし、サラサラ肌をキープすることができます。
冷却効果を求めている方には、同じくギャツビーから発売されている、メントール配合の「アイスデオドラントスプレー」をおすすめします。
【資生堂：メンズデオドラントスプレー N】
男性の汗や皮脂、ニオイを研究して開発された制汗スプレーです。
香りの種類が豊富で、「スタイリッシュシトラス」「マリンオーシャン」「アクアティックソープ」「無香性」から選ぶことができます。
嬉しいことに、単純な汗臭だけでなく加齢臭にも効果があるので、体臭の変化が気になってきた方はチェックしてみましょう。
制汗スプレーで清潔感を演出しよう！
今回は、脇汗に効果を発揮する「制汗スプレー」についてお話ししました。
脇に汗をかいてしまうと、周囲の目も気になりますし、自分自身も不快ですよね。
種類が豊富な制汗剤の中でも、気軽に使えて衛生的な制汗スプレーはおすすめです。
これを機会に、徹底した脇汗ケアをはじめてみてくださいね。
