男性・女性共に、エラ張りで悩んでいる方は結構います。
エラ張りを気にしなくなるためには、髪型をうまく利用することで解決していきます。
女性の方は長くできるので、エラ張りをカバーしやすいのですが男性はそうはいきません。
男性の場合はショートヘアにすることが多いと思います。
そこで、今回は「前髪」だけでも、大きく印象が変わるということをお伝えしていきます。
「エラ張りが気になる!」どんな髪型にすればいいの?
男性の方で、エラ張りが気になる方はきっと「ショートヘア」の方が多いのではないでしょうか。
実はショートヘアは、エラ張りの方にとっては難しいヘアスタイルになります。
「エラ張り」の方の髪型は、美容師さんによっても違いますが、とても細かい技術を使っています。
エラ張りで悩んでいる方の髪型を切る際に、必要になる技術は「目の錯覚」を利用することです。
例えば、正面から見た時に「角刈り」の髪型にしたらどのような印象を与えるでしょうか?
髪型が四角いシルエットになってしまいますよね。
そして、顔の形もエラ張りの方は四角に見えがちになってしまいます。
つまり、この髪型ではエラ張りを「より強調」してしまうのです。
初めて会った人が、視覚で最初に得る情報は「見た目」を重視されてしまいます。
顔・髪型・全体のシルエットですので、この時に初対面の方に与える印象はどうでしょうか?
きっと、パッと見た時の印象は「四角い人」になる可能性が高いです。
エラ張りの方がショートヘアにする際には、気を付ける点がいくつかあります。
その1つの中に「前髪」も重要な役割を果たします。
では、どのような前髪すればいいのでしょうか?
前髪が重要!気になるエラ張りをカバーするポイント
エラ張りが目立ってしまうのは、四角いシルエットが大きく関わってきます。
「髪型が四角」「顔が四角」この2点がそろってしまうだけで、与える印象は「四角い顔の人」
つまり、エラ張りも強調してしまっているということです。
昔の「江戸っ子」気質な方は角刈りスタイルにすることで、男性らしさが出るのでいいかもしれません。
しかし、今の時代で「江戸っ子」みたいな感じの男気溢れる髪型はあまり流行はしません。
特に50代よりも下の世代の方は、髪型で「角刈りにして」とはなかなか注文しない傾向にあります。
そこで、顔の四角をカバーするために「前髪」をちょっとだけ工夫します。
1.真ん中分けにする
2.前髪の中心を上に上げて左右を下す
このたった2点を注意するだけで、与える印象はとても大きく変わってくるのです。
では、この2点を細かく見ていきましょう。
前髪を「真ん中分け」してエラ張りをカバー
真ん中分けと聞くと、分け目をピシッときれいに分ける髪型を想像するかもしれません。
しかし、ここでお伝えする真ん中分けとはラフな感じでいい前髪です。
どのようなものかといいますと、ショートヘアでトップを無造作に動かして前髪だけ軽く左右に動かす髪型です。
イメージしづらいと思いますので、1度Googleなどで検索してみてください。
「前髪 メンズ 分け目」このキーワードで検索をすると、分け目がついているショートヘアが出てきます。
トップの方はワックスなどで無造作に動きを出して、自然に分け目を付けて軽くおでこを見せています。
画像の中には「エラ張り」の方もいると思いますが、パッと見た時には気にならないはずです。
これも、眼の錯覚を利用した髪型となっているわけですね。
真ん中から分けることにより、顔の四角の印象がなくなり「エラの張っている部分」が目立たないのです。
対面で顔をパッと見た時に、目線が行くところは前髪になってくれるため、エラへの目線がそれます。
エラ張りが気になる方はこのような前髪がオススメです。
前髪をワックスでセット!エラ張りをカバーするには「上にあげる」
エラ張りをカバーするために「真ん中分け」とお伝えしました。
そして、この他にもう1つカバーできる前髪が「前髪の中心を上に上げて左右を下す」というものです。
これも、あまりイメージできないと思いますので、先ほどお伝えしたGoogleなどで検索してみてください。
キーワードは似ていても、検索結果のような前髪が出てきます。
自然に分けている前髪もありますが、おでこの中心を出すように前髪を上げている髪型もあるはずです。
前髪を全部上げて、おでこ全開にする髪型よりも少し左右を下に垂らすことで、顔の四角をなくすことができます。
おでこを全開にしてしまうと、おでこの形にもよりますが、さらに四角に見えてしまう可能性があります。
ですから、左右を少し下に垂らすことをオススメします。
上にあげるには、ワックスなどの整髪料が必要になります。
1日キープさせたい場合などは「ハードワックス」を使用すると落ちてこないので良いでしょう。
「真ん中分け」「ワックスで上にあげる」この2つの前髪には、実は共通している「あること」があります。
その共通している「あること」とはいったい何でしょうか?
エラ張りをカバーする髪型に「共通するあること」
「真ん中分け」「ワックスで上にあげる」この2つには共通することがあります。
これは「エラ張り」をカバーするためにはとても重要なことになります。
そのあることとは、「ひし形シルエット」なのです。
髪型でもひし形シルエットが大事になるのですが、実は前髪にも大きく関わっています。
どういうことかというと、前髪を真ん中に分けるとおでこの左右が隠れてくれます。
このおでこの左右が出ることにより、顔の四角さを強調していたわけです。
顔の肌の部分がたくさん出ることで、「顔が大きく見える」ということも出てきてしまいます。
「顔が四角くて大きい人」という印象にならないようにするために、顔の肌の部分の面積を減らす必要があります。
そのために、この前髪を「少し分ける」「立ち上げて左右を垂らす」ことによりカバーできるわけです。
正面から見た時に、顔のシルエットも「ひし形」にすることで小顔にも見えます。
そして、その目の錯覚により「エラ張り」をもカバーしてくれるという絶大な効果を発揮してくれます。
エラ張りの方がショートヘアで気を付けるべき点は、「顔の形を極力ひし形に見せること」です。
もちろん髪型のシルエットもひし形にすると、良い組み合わせになります。
では、エラ張りの方の髪型は「ショートヘア以外にも似合うのか?」についてもご紹介します。
エラ張りをカバーする髪型はどのスタイルでも似合う!
実は、エラ張りの方が髪型に悩んでいる方の大半の原因は主に上記でお伝えしたことだと思います。
美容師さんに、ひし形シルエットを意識してもらい切ってもらえれば髪型はどれでも似合います。
その中にはもちろん、前髪も重要になります。
長さでいえば、ショートミディアムなどはカバーしやすい髪型になります。
正面から見た時に、襟足を少し遊ばせて跳ねさせるだけでもエラ張りは気にならなくなります。
これも目の錯覚を使用して、相手の目線を外に向けさせているためです。
「ロングのスタイルはどうしたらいいの?」と思われる方もいらっしゃるでしょう。
ロングの方は、顔を包み込むように「レイヤー(段差)」をいれてもらうと良いです。
今はあまり使わないかもしれませんが「シャギー」と以前は言われていました。
美容師さんに「シャギーをいれてください」と頼むと、顔を包み込むように切ってくれます。
もしかしたら、最近カットを覚えた美容師さんには通用しないかもしれません。
30歳を過ぎた位のベテラン美容師さんであれば通用すると思います。
ロングの方は参考にしてみてください。
エラ張りをカバーするためには「髪型」「前髪」のシルエットが大事
エラ張りが気になる方は、実は髪型の見せ方によって気になっているだけなのです。
「眼の錯覚」を利用すれば、全然気にする要素はなくなってきます。
髪型・顔の面積が主に気になる原因になってきますので、シルエットを意識します。
特にエラ張りは、顔が大きく見えると気になるので肌の面積を極力少なくしましょう。
前髪だけでも、これをカバーすることができるはずですので、参考にしてみてください。