歯石除去にかかる料金はいくら?通院回数はどれくらい?

皆さんは歯石除去を行っていますか。

放っておくと虫歯や歯周病の原因となる歯石は、定期的に歯科医院に通ってクリーニングを行ってもらうのがベストです。

しかし、歯科医院に通う回数や料金は医院によってばらつきがあるようです。

どうして違いがあるのか、またどうやって通院回数や料金、保険適用の有無が決められるのかについてお伝えしますので、適切な歯科医院の選択につなげましょう。

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料金や回数の前に!なぜ歯石除去は必要?

歯石除去にかかる料金や回数について知る前に、そもそも歯石とは何なのか、どうしてわざわざ歯科医院で歯石除去を行ってもらわなければならないのか、その理由について触れていきます。

歯石とは、歯に残った食べ物のカスに細菌が繁殖してできた歯垢と、唾液の中のカルシウムやリンが結びついて石灰化したものです。

歯垢は歯磨きによって取り除くことができますが、歯石になってしまうと日常の歯磨きでは落とすことができなくなります。

したがって、できてしまった歯石は歯医者さんで取り除いてもらうしかないのです。

では、歯石を放っておくとどうなるのでしょうか。

歯石を放っておいた場合、そこに細菌が住み着き、歯周病になってしまいます。

歯周病になると、歯垢の中の細菌が歯肉に炎症を引き起こし、やがては歯を支えている骨を溶かしてしまいます。

悪化すると有害な物質が血液によって全身に運ばれていき、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こしたりする場合もあります。

このように、恐ろしい歯周病の原因となる歯石をしっかり除去するために、定期的な歯科医院への通院が必要とされるわけです。

歯石除去は歯周病予防ではなく治療の一環

歯科医院では、どのようにして歯石を除去するのでしょうか。

初回の診察では、まずレントゲンを撮ることが多いです。

これは、歯周病によって歯の周りや目に見えないところにある骨が溶かされていないか、歯周病の進行度合いを測るために実施されるものです。

さらに、器具や薬品などを使って、歯周ポケットの測定や歯垢がどれくらい付着しているかを調べます。

検査が終わると治療方針を決め、いよいよ歯に付着している歯石の除去作業となります。

除去はスケーラーと呼ばれる専用の器具を使って、歯石を破壊し、取り除いていく作業となります。

歯の1本1本に対して手作業で行っていきますので、何度か通院回数を要することになります。

また、歯石の原因となる歯垢が溜まりやすくするのを防ぐため、歯磨きの指導も行われます。

「歯石をとる」と聞くと、汚れをとって綺麗に磨くだけと勘違いする人も多いのですが、歯石除去はあくまでも歯周病治療の一環です。

そのため保険が適用されて、患者本人が支払う料金も安くなるのです。

エステのような歯の表面を綺麗にする処理ではないことは、頭に入れておきましょう。

歯石除去にかかる通院回数

歯石を除去するために、どのくらいの回数、歯科医院に通う必要があるのでしょうか。

回数が増えると、その分料金も加算されていくので、これは切実な問題だと思います。

しかし、通院回数は患者さんの口腔内の状態や歯科医院の治療方針によって異なるため、一概に何回とは言えません。

まず、これまでに歯石除去を行ったことがない方や、前回の除去からかなりの年数が経過している方は相当の歯石が付着しているため、どうしても治療に時間がかかることは覚悟したほうが良いでしょう。

特に、長年放置している場合は歯肉の上に出ている部分だけでなく、歯肉の下(歯茎の内側)にも歯石が付着している可能性が高くなります。

歯肉の下側の歯石を除去するには歯肉をめくって作業を行わなければならないため、痛みを伴うだけでなく、作業自体に時間がかかってしまうのです。

最近では超音波で除去する方法もありますが、痛みを伴う場合は麻酔を射って作業を行うこともあります。

このように、歯石の付着度合いや状況によって作業の内容やかかる時間が異なるため、一概に何度通えば終了と言えないケースが多くなるのです。

歯石除去にかかる料金

では、実際に歯石除去にかかる料金はどれくらいなのでしょうか。

これも歯科医院によって異なりますので、あくまでも目安となりますが、初回はレントゲンを撮ることも考慮すると、保険適用で約3000円くらいと考えられます。

その後、実際に歯石を除去する作業では一回あたり2000円前後が相場のようです。

初めて歯石除去を行う方や、長年放置していた方は五、六回くらいに分けて除去が行われると考えると、1万3000円~1万5000円くらいの出費は覚悟しておいたほうが良いでしょう。

なお、どんなに状態が良い方でも、歯石除去作業に要する回数は最低二回と考えておいてください。

これは、保険適用上、上下の歯を別の日に分けて治療することと定められているからです。

一度に多くの歯石除去を行ってしまうと歯茎にも負担がかかり、痛みによって治療後の生活が困難になることを考慮したものだと思われます。

したがって、比較的歯石がない状態で除去作業を受ける場合でも、初診を含めて7000円程度の出費は覚悟しておいたほうが良さそうです。

なお、これらはあくまでも保険適用を前提とした試算です。

患者側の口腔内の状態によっては保険適用できないケースもありますので、ご注意ください。

保険適用されるケースとされないケースについては後述します。

料金や回数にばらつきがある理由

なぜ、歯石除去にかかる料金や回数にはばらつきが生じてしまうのでしょうか。

最大の理由は、先にも述べた患者の口腔内の状態によるからです。

歯石の量が多かったり、歯肉の下にある等状態が悪ければ治療に時間がかかりますし、状態が良ければ早く終わらせられるという理屈はご理解いただけるかと思います。

したがって、一年以上放置した状態であれば、1~2回ですべての歯石を綺麗に取り除くのは物理的にも難しいと言えます。

先にも述べましたが、保険適用の場合、1回目は上の歯だけ治療を行い、2回目は下の歯を治療するといった指針があります。

したがって、患者の口腔内の状態によって通う回数が異なり、またその結果として料金も異なってくるというわけです。

保険は適用?歯石除去の前に確認しておきたいこと

最後に、歯石除去を行いたいが、保険が適用されるかどうかがどのように判断されるのかについて述べておきます。

基本的に保険適用となるのは、虫歯や歯周病の「治療」を行うことを目的に歯石の除去を行う場合です。

逆に、虫歯や歯周病を「予防」するためや、歯石を除去して歯をきれいすることを目的とした場合は保険適用外となります。

つまり、保険適用されるのはあくまでも病気の治療を行った場合ということです。

多くの歯科医院では保険を適用して歯石除去を行ってくれると思いますが、その場合は虫歯や歯周病といった診断がなされた上で行われていることとなります。

したがって、歯石除去だけを行って欲しいといった要望や、虫歯や歯周病と診断できないくらい状態が良い場合は、保険は適用はされません。

このあたりは歯医者さんとしても実際に診察を行ってみなければ判断できないところになりますので、一度、診察を受けた上でどのような判断となるのかを確認するしかありません。

なお、保険適用外となった場合は、先に述べた上下の歯を別々に行わなければならないといった制約はなくなりますので、一度の通院ですべての歯の歯石を除去してもらえる可能性もあります。

いずれにせよ、一度、診察を受けてどのような治療方針になるのか、およその料金と回数はどのくらいかについて、しっかり確認した上で治療を始めることをおすすめします。

検査を受け、治療方針を確認するところから始めよう

歯石除去は虫歯や歯周病治療の一環であり、歯石除去だけを目的にした場合は保険適用されなくなることはしっかり理解しておきましょう。

そして、長年歯石除去を行っていない人は治療にかかる時間が長くなるため、ある程度の通院回数と料金は覚悟しておく必要があるでしょう。

いずれにしても、まず歯科医院で検査を受けて、治療方針や通院回数、料金の目安を確認した上で、適切な治療を受けるようにしましょう。