髪の毛の量を減らすカットをしてもらうときの注意点!

髪の毛の毛量が多い方は、毎回カットの時にたくさん量を減らすようにします。

しかし、ただやみくもに減らしてもらえば良いかというと、そうではありません。

量を減らしてもらうときに注意するべき点を、美容師さんに聞きました。

髪の毛のプロがどんなことに注意して毛量を減らしているのかをお伝えします。

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カットで髪の毛の量を減らす時に気をつけるところとは?

毛量が多い方は、美容室に行くと毎回「すいてください」と頼むかと思います。

上手な美容師さんは、この注文だけでも似合うように上手く切ってくれます。

しかし、新人さんや経験の少ない美容師さんなどではバランスよく切れないこともあるそうです。

美容師さんも職人さんですので、ご自分の経験を活かすことによってだんだん上手になってきます。

つまり、経験が少ない美容師さんの場合「どうすればバランスが取れるのか」がわからないそうです。

「美容師さんのセンス」の問題もあるかもしれませんが、やはり「経験」が大事になります。

例えば、カットを始めてから2年目の美容師さんがいたとします。

「すいてください」と注文をすると、やみくもにどんどん量を減らすこともあるそうです。

そうすると、髪の毛の量を減らす事だけに頼ってしまうので後々の髪型に影響が出るそうです。

仮に、ベテランの美容師さんが毛量を減らす場合には、色々なテクニックを使うそうです。

そのテクニックを使うことによって、バランスが取れて長持ちする髪型になるそうです。

では、そのテクニックとは一体どのようなものなのでしょうか?

髪の毛の毛量を減らすにはベースが重要

毛量をやみくもに減らしてしまうと、長持ちしない「その場しのぎ」のカットになります。

その場しのぎのカットですと、2週間もすればバラバラになってしまい、まとまらなくなるそうです。

重要なのは「ベース(土台)」がしっかり切れているかどうかなのです。

ベースといってもわかりにくいかもしれません。

ベースとは、「髪型のシルエットを作る全体の長さ」です。

例えば、上の長さ(トップ)も下の長さ(襟足)も肩につかないくらいで真っすぐ切ったとします。

この時のカットのスタイルは「ワンレングスボブ」というスタイルになります。

通称「ワンレン」と美容師さんは言いますが、ワンレンの場合だと段(レイヤー)が入っていません。

肩くらいで真っすぐなので、日本人形みたいな髪型です。

このスタイルは、顔周りに段が入っていないので顔の横の髪は重く感じるのです。

そして、慣れていない美容師さんはそこの部分を重いからと言って、どんどん量を減らすのです。

それに対してベテランの美容師さんは、重い部分が毛量ではなく「長さ」が原因と思うわけです。

つまり、顔周りに少し「段」を入れることにより、スッキリして見えるように切ってくれます。

真っすぐにベースを切って重くするスタイル(ワンレン)。

顔周りに段(トップの長さを少し短くする)を入れて切るスタイル。

2つを比べただけでも、スッキリ見えるのがどちらかというのはわかります。

髪の毛のベース(長さ)を変えるだけでシルエットが変わります。

シルエットが変わると、重くもみえるしスッキリも見えるということです。

では、段だけ入れることにより良く見えるかというとそうではないのです。

髪の毛の量を減らす部分にメリハリをつける

髪の毛の毛量を減らす時に、まずはベースをしっかり切ることが重要とお伝えしました。

部分的に長さを調整することにより、スッキリに見えてきます。

しかし、段を入れるだけでスッキリ見えるかというとそうではありません。

もちろん、毛量はしっかりと減らした時のお話です。

美容師さんはしっかり量を減らす部分が、どのような状態なのかも見極めるように切っています。

例えば、日本人(厳密にはアジア人)の髪の毛には特徴があります。

その特徴とは「サイドと後ろの毛は密がすごく多い」ということです。

男性の方でしたら、これを見て納得するのではないでしょうか。

男性の方の共通の悩みは、将来「ハゲになるか」の心配です。

ハゲている方を見た時に、みなさん共通していることがあります。

てっぺんやおでこはハゲていても、サイドと後ろまではハゲないことです。

90%以上の方がこれに当てはまります。

つまり、美容師さんはこのことを知っているので密が多い部分が膨らむことを知っています。

もっさりと重く感じる部分がここなので、そこを重点的にカットしてすいていくのですね。

そうするだけでも、毛量が多いと感じている方はスッキリ見せることが可能なのです。

全体をやみくもにすいているというわけではないのですね。

新人さんや経験の少ない美容師さんは、このことを意識しないのですぐに重くなってきます。

すく部分にメリハリを持たせることも重要ということです。

実はまだまだ、ベテランの美容師さんが気を付けているテクニックがあります。

量を減らす前に減らさなくても良いように切る

ベテランの美容師さんは、無駄に髪の毛を減らしたりしなくても良いように気を付けています。

それは、減らす部分のシルエット(ベース)をキレイにカットすることで無駄をなくすことです。

どういうことかといいますと、上記で出てきたベース(土台)をキレイに切っています。

サイドと後ろは「密が多い」とお伝えしました。

この密の部分をベースだけでスッキリ見せるよう最初に切ります。

このベースをしっかりするだけでメリハリが出てくるのです。

カットのベースはトップの毛から、下の毛までをしっかりつなげるように切ることが重要です。

しかし、この下の毛までをつなげて切れていなくて重くなってしまうということもあるそうです。

上から下までキッチリつなげることで、ベースでメリハリを付けることができます。

メリハリがつかなければ、サイドと後ろがもっさり重くなってしまい、すいてごまかす羽目になるのです。

逆にメリハリがついて、ベースがしっかりつながっていれば重さが少なくなります。

そして、毛量を減らす部分も最小限に抑えることができるということです。

これができる美容師さんは、カットが終わる時間も早くなってきます。

いらないところをベースでしっかり削っているので、早く終われるということですね。

しっかり切れていなければ、すいても「長さ」が残っているのでいつまでもスッキリしません。

見た目がちょっと変わるくらいで、重さの原因がわからないのでどんどんすいてしまいます。

スカスカになってしまい、最終的にはまとまりにくい髪型ができてしまいます。

まだまだ、他にもすく場所のテクニックはあります。

カットをするときの部分的な長さが重要

ベースをしっかり切って、無駄をなくすことでうまくまとまります。

しかし、頭の形によってはこれだけではまとまらない場合もあります。

例えば、ハチの部分が張っている方です。

このような方は、ハチの部分が膨らみすぎるのが悩みという方も多いかと思います。

頭の形がどうしても「四角」になってしまうケースの方も多いです。

カットでは、ベースと毛量を減らすのと同時に必要なことがあります。

ハチの部分に合わせた長さでうまく調整することが重要です。

男性で、ハチが張っている方でベリーショートに切ったとします。

ハチの部分を考えずに短く切ってしまうと、四角になってしまうのです。

短くすることで、外に立ってきてしまうので「よりハチを強調」してしまいます。

こうならないようにするために、トップにボリュームが出るように長さの調整をします。

上も短くしてハチも短くすると、頭の形が丸わかりになります。

しかし、トップに長さを残して立たせると「三角」に見えるのです。

トップの長さがあるので、四角をカバーしてくれてバランスを保つことができます。

髪の毛の量が多い方で「ハチが張っている方」の膨らんで見える原因の1つはこれです。

つまり、トップとハチの長さが重要になるということになります。

もちろん毛量は減らすのですが、これができてからでないとバランスが悪くなるということですね。

カットのテクニックはまだまだあるのですが、最後にセット剤を使ったテクニックをお伝えします。

カットが上手ならセット剤で更にメリハリ

ベースをしっかり切り、長さを考えてカットしてもらう。

これさえできれば、やみくもに髪の毛の量を減らすことをしなくても済みます。

そして、バランスも良く長持ちする髪型になります。

これだけでも全然違うのですが、更に膨らみを抑える方法があります。

家に帰ってから毎日自分でセットするときに、セット剤をうまく使いましょう。

セット剤は、ボリュームを抑えるのには最適な道具になります。

膨らむ方に最適なのは「固めのワックス」がオススメです。

固いワックスの場合、ボリュームを抑えるのと同時にキープ力がしっかりしています。

1日持たせたいのであれば、ワックスでキープすると良いでしょう。

膨らみを気にさせないバランスというのもあります。

それは「ひし形」です。

この形を作ってバランスを取ることで、シルエットが良く見えます。

四角くならないように、トップにはボリュームを出すようにしましょう。

サイドと後ろは膨らみやすいので、抑えるようにセット剤をつけましょう。

正面から見て「ひし形」のシルエットになっていれば、多少膨らんでいても気になりません。

目の錯覚を利用しているので、見ている人は「髪の量が多い」とは感じないはずです。

髪の毛にセット剤をつけるだけで、見た目が大きく変わります。

うまく利用して、カッコいい髪型にしてみてください。

カットの時に髪の毛の量を減らす時はベテランの美容師さんにお任せ

髪の毛の毛量が多い方の悩みは膨らんでしまうこと。

美容室に行って、単純に髪の毛をすいてもらうだけではダメです。

テクニックを駆使して切ってくれるベテランの美容師さんにカットしてもらいましょう。

ベース・長さ・頭の形を考えて切ってくれる美容師さんなら、髪型も長持ちします。

やみくもにたくさん髪の毛の量を減らす美容師さんには要注意です。

美容室に行った際には意識してみてください。