髭剃り用シェーバーで肌に優しいものはこれ!使い心地を検証

敏感肌であったり、肌荒れしやすい男性の方は、肌に優しいシェーバーを利用したいと考えるでしょう。

ここでは、3大メーカーの中から、最も肌に優しいとされるシェーバーをご紹介していきます。

髭剃りで肌荒れしやすい男性の方は、参考にしてみてください。

髭剃り用のシェーバー3大メーカーで最も肌に優しいのはどれ?

髭剃り用の電動シェーバーといっても、さまざまなメーカーがありますね。

電動シェーバーで有名な3大メーカーといったら、「ブラウン」「パナソニック」「フィリップス」があります

それぞれの最上位機種の特徴を見ながら、最も肌に優しいメーカーを検証してみましょう。

まず、ドイツブランドのブラウン「シリーズ9 9295cc」です。

このブラウンのシェーバーは、往復式でパワフルかつ深剃りを得意としています。

髭の濃い方や、クセ毛の方におすすめのシェーバーとなります。

ただし、深く剃れる分、肌荒れしやすい傾向にあります。

続いて、日本ブランドのパナソニック「ラムダッシュ ES-LV9CX」です。

ラムダッシュも往復式のシェーバーであり、深剃り、早剃りに長けています。

また、深剃りと肌への優しさをバランスよく両立させたメーカーであり、肌が弱い男性でも比較的肌荒れを引き起こしにくい機種になります。

日本人の肌質や環境を考えて作られているため、日本人には合ったシェーバーの1つといえるでしょう。

最後に、オランダブランドのフィリップス「Shaver series 9000」です。

フィリップスの特徴としては、上記2つのシェーバーと異なり、回転式であることです。

回転する丸い3つの刃が全方からカットするので、あらゆる方向に伸びた髭をカットしてくれます。

往復式のように、何度も同じ場所を剃る必要がないため最も肌に優しいタイプになります。

また、上記2つのシェーバーと比べると、約5分の1の力で剃れるといわれており、肌が弱い男性に最もおすすめしたいメーカーになります。

髭剃り用シェーバー「フィリップス」が肌に優しいわけ

先ほど、3つのメーカーの中で最も肌に優しいのは「フィリップス」であるとお伝えしました。

では、さらに詳しくフィリップスのシェーバーについて解説していきましょう。

今現在販売されているシェーバーは、肌への優しさを考えてウェット剃りができるものが多くあります。

ですが、シェーバーの魅力といったらドライで手軽に剃れることではないでしょうか。

そんなドライ剃りでも、肌への負担を削減したのがフィリップスの回転式シェーバーなのです。

特に、最上位シリーズである「9000シリーズ」は、ドライシェービングでもしっかりと髭を剃ってくれるので、手軽に髭剃りを行うことができます。

ではフィリップスは、なぜここまで肌に優しいのでしょうか?

それは、回転式に秘密があります。

先ほどご紹介したブラウンやパナソニックのシェーバーは「往復式」で、これは刃が一方向に往復するように振動しながら髭を剃る方式です。

一方、回転式は円形の刃が止まることなく回転し続けるため、1度で無駄がなく髭剃りを行うことができるのです。

さらに、回転式シェーバー3つのヘッドは、独立して動くことができるため、肌の凸凹面にもぴったりと密着します。

肌に優しいフィリップスのシェーバーのメリット

フィリップスのシェーバーは回転式であるため、最も肌に優しいタイプです。

そして、高い耐久性と静音性の点でも高く評価されています。

実は、パナソニックやブラウンなどの往復式に比べると、刃の寿命が2倍ほど長いとされています。

その理由としては、回転式の刃は一定の方向に動き続けるため、刃が自動で研磨されるという特徴があるためです。

そのため、刃は使用する度に研がれるので剃り味が落ちにくく、面倒なオイルを差す手間がかかりません。

往復式は、通常であれば1年ごとに刃の交換が必要になりますが、フィリップスでしたら2年に1度の交換で大丈夫です。

また、静音性についても見逃せません。

回転式は、髭剃りの際の振動音が非常に静かなのも特徴です。

この静音性については、3つメーカーの中で最も優れています。

肌に優しいフィリップスのシェーバーのデメリット

肌に優しいことがメリットのフィリップスですが、反対にデメリットとなっている点があります。

それは、力が弱く髭剃りに時間がかかる点です。

パナソニックやブラウンのような往復式のシェーバーは、1度のストロークで深剃りを実現することでき、さらに剃り残しもしにくくなりますが、円を描くように動く回転式では、往復式のような力はありません。

そのため、1回で剃れる量が少なく、深剃りしにくくて時間もかかるというデメリットになってしまうのです。

また、掃除が面倒というデメリットもあります。

往復式に比べて、回転式はシェーバー内の構造が精巧かつ細かい部品で作られているため、自分でお手入れすることが難しくなります。

このように、フィリップスの最大のメリットである優しさが、反対にデメリットとしてつながってしまう部分もあります。

特に、時間がかかるという点では、忙しい朝のストレスとなる可能性もあります。

フィリップスの中で肌に最も優しいシリーズは?

フィリップスには、上記のようにデメリットもありますが、やはり肌に優しいという点では群を抜いて長けています。

そして、最上位の9000シリーズよりも、さらに肌の優しさを追求したシリーズがあります。

それは「7000シリーズ」です。

7000シリーズの肌への優しさは、以下の3つの技術により実現されています。

・スキンコンフォートリング技術

ヘッド部分にビーズ状加工が施されており、肌との摩擦を軽減しています。

・5方向ダイナミックフレックスヘッド

5方向に動くヘッドが肌により密着し、肌へ強く押し当てなくても剃ることができます。

・ジェントルプレシジョンプロ刃

外刃の肌当たりが優しく、髭を引き上げるように髭剃りを行うことができます。

また、内刃には肌に優しいと定評のスーパーリフト&カット刃を採用しています。

肌への優しさを最優先するのであれば、この7000シリーズは最もおすすめできるシェーバーになります。

髭剃りに7000シリーズと9000シリーズどちらを選ぶ?

前項では、史上最高に肌に優しいとされるのが7000シリーズだと分かりましたが、最上位シリーズの9000とどちらを選べばよいのでしょうか。

フィリップスの弱点は、ブラウンやパナソニックと比べて髭剃りに時間がかかることと、深剃りに弱いという点でした。

そのデメリットを改良したのが、この「9000シリーズ」なのです。

7000シリーズが5方向フレックスヘッドを採用しているのに対し、9000シリーズはそれ以上に自由に可動することができる8方向フレックスヘッドを採用しています。

つまり9000シリーズは、肌に優しいというメリットを残しつつ、既存の不満点の解消を狙ったシリーズになりますね。

ただし、シリーズにもよりますが9000シリーズの方が値段は高くなります。

ネット参考価格は下記の通りです。

・フィリップス9000(S9551/26)¥39,800
・フィリップス7000(S7520/26)¥20,900

髭が薄い方は7000シリーズでも十分かもしれませんが、髭が濃い方は7000シリーズですと物足りなさを感じてしまうかもしれませんので、9000シリーズを選ぶとよいかもしれません。

どちらを選んでも、肌に優しいシェーバーであることは間違いありませんが、ご自分の肌や髭質をよく見て購入を決めてみてください。

フィリップスは肌に最も優しいシェーバー

「シェーバーなんてどれも同じ」と思っていませんでしたか?

実は、メーカーによってはそれぞれに強みがあり、肌に優しいもの、深剃りを得意としたものなど、さまざまなラインナップがあるのです。

もし、肌が弱く荒れやすいという悩みを持つ男性であれば、肌に優しいことが特徴のフィリップスのシェーバーがおすすめですよ。