どんな世代の男性にも「眉毛」のお悩みはありますよね?
中でも多いのは、顔に2つある眉毛のバランスがとれていない「左右非対称」というケースです。
「眉毛は顔の額縁」ともいわれているように、とても大切なパーツなのですが、お手入れの仕方がわからない男性も多いと思います。
そこで、今回の記事では、眉毛を整えるための基礎知識や、バランスのとり方についてお話しします。
誰でも簡単に使うことができる、便利アイテムもご紹介しますので、参考にしてみてください。
男の身だしなみ!眉毛のお手入れに必要なアイテムを揃えよう!
アンバランスな左右非対称の眉毛を解決する前に、まずはお手入れに必要なアイテムを用意しておきましょう。
最近では、薬局やドラッグストアなどの身近にあるお店でも、メンズ専用のアイテムを見かけます。
「女性用の製品を購入するのは恥ずかしい…」という方は、男性向けのコーナーをチェックしてみてください。
メンズ専用のアイテムは、ブラックやブルーなどの、落ち着いたカラーリングが基調になっているため、手に取りやすいことが多いですよ。
それでは、定番のお手入れアイテムをご紹介します。
●眉毛用ハサミ
刃先が上に反っていて、スムーズに切れそうなハサミを選んでください。
切れ味が悪いと、肌を傷つけてしまう恐れがあるので、価格が安すぎる製品は避けたほうがいいでしょう。
●眉毛用シェーバー
水洗いに対応しているシェーバーを選ぶと、お手入れが楽になります。
刃の隙間には、眉毛や皮脂が溜まりやすいので、衛生面に気を使っていくことも大切です。
●毛抜き
毛抜きの形状には「先平タイプ」「先斜めタイプ」「先丸タイプ」などがあります。
眉毛のお手入れには、細かい毛でも掴みやすい「先斜めタイプ」がおすすめですが、毛抜きの先端が噛み合っていることが重要ですので、必ず確認してから購入してください。
●眉毛用コーム(ブラシ)
眉毛の毛流れを整えるコームは、お手入れに欠かせません。
ブラシタイプの場合は、らせん状の毛先が特徴である「スクリューブラシ」が使いやすいとされています。
まだ上記のアイテムを持っていない方は、お手入れをはじめる前に用意しておきましょう。
眉毛のお手入れ「基礎知識」正しい整え方
眉毛を整えていく際には、気をつけてほしいポイントがいくつかあります。
眉毛のお手入れに慣れていない男性は、要チェックですよ。
【眉毛の位置と目のバランス】
眉毛と目の距離が離れすぎてしまうことで、「間抜けな印象」になることがあります。
一方で、近すぎる場合も「威圧感」を与えてしまうことがあり、ほどよい距離感が大切だといえます。
【眉毛の太さ】
男性の眉毛は、太いと「ワイルドな印象」になりますが、細くしすぎてしまうと「ナルシストな印象」を受ける女性が多いようです。
自眉の太さを活かしつつ、あまり細くならないように注意しましょう。
【眉毛の濃さ】
眉毛は太さだけでなく、濃さも自由に変えることができます。
薄くなりすぎた場合でも「アイブローペンシル」や「アイブローパウダー」を使用したメイクでカバーすることができますので、ご安心ください。
【眉毛の起点「眉頭」「眉山」「眉尻」の位置】
眉毛には、基準となる3つの位置があり、それぞれに名称があります。
・眉頭(眉毛の内側にあり、最も眉間に近い)
・眉山(眉毛の中で一番高い位置にある)
・眉尻(眉毛の外側にあり、最もこめかみに近い)
これらの位置関係によって、眉毛の印象が大きく変わりますので、左右非対称にならないよう注意しましょう。
【眉のカーブ】
眉山から眉尻のラインをゆるやかにすることで、「ナチュラルな印象」に仕上がります。
逆に、カチッと角ばった鋭いカーブは、「きつい印象」になりますので、あまりおすすめはできません。
上記のポイントに気をつけながら、自分の眉毛に合った正しいお手入れをしてくださいね。
左右非対称を改善!~眉毛の「太さ」を合わせるケース~
それでは、眉毛の太さが左右非対称になっているケースの対処法をご紹介していきます。
《細い眉毛に合わせるとき》
「眉毛用シェーバー」を使用して、眉毛の太さが揃うように、少しずつ慎重に剃っていきましょう。
もしも、剃りあとが青くなってしまった場合は、女性がよく使用するメイクアイテム「コンシーラー」がおすすめです。
本来コンシーラーは、肌のくすみやシミ隠しに用いられるのですが、男性の不自然になりやすい眉毛の剃りあとにも有効なので、是非活用してみてください。
《太い眉毛に合わせるとき》
細いほうに眉毛を描き足していく必要があるため、「アイブローペンシル」または「アイブローパウダー」を用意しましょう。
これらのアイテムで、眉毛の太さが左右対象になるよう、足りない部分を埋めていきます。
最後に、指で軽くぼかして馴染ませることで、自然な眉毛に仕上げることができますよ。
是非、参考にしてみてください。
左右非対称を改善!~眉毛の「形」を合わせるケース~
次に、眉毛の形が左右非対称になっているケースの対処法をご紹介します。
眉毛の形は、前述した通り「眉頭」「眉山」「眉尻」の位置関係が重要です。
実際に揃えていくとき、「眉山」の位置が気になる男性が多いのですが、実は「眉頭」を左右対象に揃えたほうが効果的だといいます。
眉山においては、表情が変わることで、上がったり下がったりと位置変動が激しいので、精密に高さを統一する必要はありません。
一方で、眉間の近くにある眉頭の位置は、ほとんど固定されていることが多く、さらに、視線が集中するパーツの中心部にあるため、眉山よりも慎重に揃えたほうがいいでしょう。
前項の内容と同様に、余計な部分は削り、足りない部分は埋めていくのが基本ですが、眉頭と眉尻を直線で結ぶことを意識しながら、左右対称になるよう整えてください。
このとき、眉頭の下ラインが揃うように、眉毛用コームなどの細い棒状のものを平行にして持ち、基準点の高さを左右で揃えると失敗しにくくなります。
役に立つテクニックなので、覚えておきましょう。
男の便利アイテム!左右非対称対策①「アイブローガイド」とは?
ここからは、手先に自信がない男性でも、簡単に左右対称の眉毛をゲットすることができるアイテムをご紹介していきます。
自分で眉毛のお手入れをすると、「どうしても左右非対称になって困ってしまう…」という方は、こういった便利アイテムを活用してみましょう。
まずは、眉毛の基礎となる形をつくる「アイブローガイド」についてお話しします。
アイブローガイドとは、ガイドに沿って眉毛の形を整えるアイテムで、ガイドからはみ出した毛をカットするだけで、理想の眉毛を手に入れることができます。
中でも、「貝印」から販売されている【メンズアイブローガイド】は、3つの形状から自分の好みに合った眉タイプを選べるため、大変おすすめです。
人気のすっきりとした眉タイプ「爽眉」、男らしいストレート眉タイプ「男眉」、やや太めで勇ましい眉タイプ「勇眉」があります。
これらは全て、人気ヘアメイクアップアーティストがプロデュースしているため、「洗練された印象になる!」と好評です。
しかし、顔の大きさとアイブローガイドが合わないと、正しく使用してもバランスがおかしくなることがあるので、購入する際には、サイズ確認を忘れずにおこなってください。
男の便利アイテム!左右非対称対策②「アイブロースタンプ」とは?
続いてご紹介するのは、押すだけで簡単に左右対称の眉毛を手に入れることができる「アイブロースタンプ」です。
男性からの人気が高いのは、アメリカ発祥の「KISS NEWYORK」から販売されている【アイブロウ スタンプ MAN】で、眉型のスポンジに、湿式タイプのパウダーをこすりつけて使用します。
自分の眉頭と、スポンジの眉頭部分を合わせ、眉尻から眉頭に向かって押すだけで、完璧な美眉を手にすることができます。
眉毛が薄く、毎日メイクしている男性にとっては、時短になるので便利ですよね。
さらに、自分で描くと左右非対称になりやすい眉毛ですが、これなら失敗する心配はありません。
嬉しいことに、水や皮脂に強い「ロングラスティング効果」があるため、汗かきの男性にも対応していますよ。
美意識の高い方におすすめしたい、眉毛の便利アイテムをご紹介しました。
眉毛を整えるとイメージアップできる!
今回は、お手入れの基礎知識や、眉毛を左右対称にする方法をご紹介しました。
眉毛がシンメトリーになることで、顔の印象も整った雰囲気になりますし、きっと、女性からの評価も上がりますよ。
今までお手入れをしてこなかった男性も、この機会に眉毛を整えてみてはいかがでしょうか?
手先が不器用な方には、最後にご紹介した「アイブローガイド」や「アイブロースタンプ」がおすすめです。
是非、試してみてください。