「自然だけどボサボサじゃなくて、上がりすぎても下がりすぎてもダサい。」「細すぎるとチャラいけど太すぎても田舎っぽい。」
眉毛に対する女性のこだわりは細かすぎて、「その眉毛、変だよ。」なんて言われても、サジを投げたくなってしまいますよね。
でも、実際に眉毛の角度で顔の印象は、かなり変わります。
「今の顔を変えたい。」と思い始めたなら、まずは、眉毛の角度でどう見られているのかを知ることから始めましょう。
眉毛は適当でいい?実は奥が深い
「眉毛を整えたってモテない。」
「モテようとしているみたいで、なんか恥ずかしい。」
「ありのままの姿見せるべき。」
そう二の足を踏んでいる男性にこそ、眉毛チェンジをおすすめしたいです。
筆者も毛深いので高校生まではつながっていましたが、自分を変えたいと思い整え始めたら、周囲から高評価だったのを覚えています。
多感な年齢の時に悩んでいたのが、眉毛の角度が上がりすぎていて、理想の眉毛にできなかったことです。
眉毛を剃ってから描いても、まぶたを引き上げて眉毛を上げた時にできるシワが、もともとの眉毛の形なので、どうしても自然に見えませんでした。
「眉毛の角度を変えること」について、その当時に調べたことや、実体験を通して書いていきます。
今の若い人は、骨格や顔つきを無視して、前髪との合わせ技で驚くほど強引に眉毛の形を変える人もいるようで、その技術と情熱は到底真似できないと感じます。
しかしながら今回は、そうした美意識の高い男性ではなく、あまりお手入れをしてこなかった男性のために、眉毛についての基本的な情報からお伝えしていきます。
眉毛の角度でイメージが変わる?
眉毛が太すぎると垢抜けず、細すぎても変で、毛が短すぎて点々眉毛になってもさみしいものです。
こうした、眉毛の太さや長さももちろん重要ですが、角度によってもイメージは変わります。
【眉毛の角度別イメージ】
●上がり眉
・男らしい
・頼れそう
・威圧感がある
●下がり眉
・優しそう
・中性的
・頼りない
・さみしそう
●平行眉
・知的
・誠実そう
・(目との間隔が近いと)ハーフっぽい
それぞれのイメージはこんなところですが、細くアーチを描いていれば優しさを演出でき、太くてまっすぐなら、強さを演出できます。
また、角ばっていればスポーツマンのような男らしさや、いかついイメージを醸し出します。
眉毛の長さも重要で、形が整っていてもボサボサで、長い眉毛がところどころ飛び出ていたりすると、当然ながらスマートではありません。
もしかしたら誰かから、「眉毛だけ整えればイケメンになるのに..。」と思われているかもしれないので、似合うオシャレ眉毛に変えたいですよね。
眉毛の角度を下がり眉に変えたい場合に考えること
今時の眉毛はナチュラルが基本で「いかにも整えましたー!」という風な眉毛はモテないようです。
少しムダ毛も残しつつ自然に見えて、それでいて清潔感を忘れないのがポイント。
と言っても、難易度は高いですよね。
眉毛の角度を変えたいと思っても、あまりにも大幅に変えると、違和感の方が強くなります。
特に、上がり眉を下がり眉にしようとすると、あざとい雰囲気やナルシストな雰囲気になってしまいます。
ちょっと話が脇道にそれますが、「あざとい」の意味ってよく分かりませんよね。
「あくどい」「小利口な」という、ひどい意味もあるようですが、ここではカワイイ女性に対してたまに使われる方の意味で考えてください。
つまり、「モテをねらってる」「よく思われたがっているのが見え透いている」というような意味です。
しかし、あざとい女性を嫌いな男性ばかりではないように、女性の好みもさまざまです。
特に現代では、男性のキャラクターによっては、あざとさもモテ要素。
寂しげで放っておけない男を演出したいなら、下がり眉にチャレンジしてもいいでしょう。
また、もともと下がり眉の方は、角度を変えたいと思っても、極端な変化はNGです。
下がり眉を上がり眉に変えたい場合
まぶたの上までムダ毛がびっしりと生えていて、下がり眉がいっそう下がって見える場合、頼りないイメージだけではなく、老けて見えることになります。
そのため、下がり眉に少し角度をつけて、上がり眉に変え、男らしくシャープなイメージに変えたいですよね。
しかし、眉毛のほとんどを、抜いたり剃ったりしてはいけません。
筆者のように、生えてこなくなりますからね。
おすすめなのは、痛いのは我慢してまぶたのムダ毛だけ抜いて、眉尻の下側を少し剃ってあげる方法です。
眉尻の毛が長すぎるなら、カットしてもいいですね。
そして、眉頭の上側の眉毛を少し抜いたり、長い眉毛を切ってみてください。
よっぽどの下がり眉でなければ、これだけでも上がり眉に近づくと思います。
左右対称になるように注意しながら少しずつ処理し、くれぐれもやりすぎないようにしてください。
大切なことなので、もう一度書きます。
やりすぎは、控えてください。
また、眉毛カットは普通のハサミでも不可能ということはないですが、専用の眉毛ハサミを使った方が細かい処理ができます。
100均ショップで安く買えるので、一本ゲットしてみてください。
できれば眉毛コームも用意すると、眉毛カットの時にまばらになるのを防げますよ。
眉毛の角度を変えたい!そのモチベーション、維持できる?
眉毛には流行りがありますが、それはいつまでも続くものではありません。
もしも自分に似合わない、骨格を無視した眉毛にしてしまうと、後々変えなくてはいけなくなるかもしれません。
例えば、一昔前に流行っていたような細眉は今はヤンキー風で時代遅れに見えます。
平成の終わりに流行したナチュラル太め眉毛も、何年かすれば「ダサい..。」と切り捨てられることになるのかもしれません。
一方で、「眉毛の角度を変えたい!」と思うのは流行だけではなく、自分の好みやこだわりが理由の場合もあります。
その場合も、抜いてしまって生えないようにしてしまうと、後で後悔することが多いです。
外見に対するこだわりがなくなり、毎日鏡に向き合う時間もなくなったりすると、眉毛がない状態になります。
やはり、自分の眉毛を活かしつつ整える、ということが一番確実で楽な方法です。
短すぎる場合は書き足し、つながっている場合は切り離し、ラインを出しすぎないようにカットする、このくらいのことでも、何もしないよりは印象はよくなります。
また、自分の眉毛がどうしても気にいらないなら、眉マスカラなどで色を薄くしたり、眉毛書きをナチュラルなブラウン系にすることで、眉毛の形があまり目立たなくなります。
メガネ男子が知るべき、メガネと眉毛の関係
メガネをかけている方は、眉毛の角度を変えると、知的な雰囲気がさらに高まることがあります。
イメージを変えたいメガネ男子が気をつけるといいことをご紹介しましょう。
そもそも「眉毛の形に合わせてフレームを選ぶ」ということもおすすめです。
眉毛が平行なら上部が平行なフレーム、上がり眉なら角度がついたフレームを選び、眉毛の角度がメガネと合っていると自然に見えます。
ただ、下がり眉の場合にはあまり当てはまりません。
フレームが下がっていて眉毛まで下がっていると、よっぽど眉毛以外の部分がイケメンな男性でない限り、どちらかと言えば情けない印象になってしまいます。
また、フレームと眉毛が重なってしまうと、眉毛が太く見えて、重たく見えるようです。
眉毛とメガネのフレームのバランスに注意して、眉毛を整えたいですね。
・眉毛とフレームの角度はできるだけ揃える
・眉毛とフレームは重ならないようにする
この2点がポイントです。
眉毛を意識しすぎないように注意
眉毛は角度によってイメージが変わること、お手入れするならやりすぎないこと、流行りは廃れることなどを書いてきました。
眉毛ケア用グッズを駆使して慎重に眉毛を整えた結果、惚れ惚れする出来栄えになった方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、外見を気にし始めたばかりの男性がやってしまいがちなのが、頻繁に鏡やガラスで自分の姿を確かめたり、自撮りをSNSなどにアップしてしまうことです。
こうなると、いくらイケメンになっても女性からの評価も、同性からの好感度も期待できませんので、それまで通り、自然にふるまうようにしましょう。