顔から流れる滝のような汗!
あごや首筋にまでポタポタと…これってかなり厄介ですよね。
理由は暑さや、緊張、体質などさまざまですが、これを抑える制汗剤はあるのでしょうか?
顔にも使えるメンズ用制汗剤、なかなか見かけないのですが、数が少ないだけで実はあるのです。
ここでは、メンズでも使えて顔にも使える制汗剤についてご紹介していきます。
顔汗のお悩み解決!メンズも使える顔汗制汗剤とは?
夏の暑さは勿論ですが、人前で話をしたり慣れない人と会話をしたりと緊張して顔からの汗が止まらなくなってしまうことがありますよね。
厄介なのは、脇や背中、手などと異なり常に人目にさらされている顔からの汗であるため、非常に隠しにくいのです。
また、これで注目されると感じてしまうと、余計に緊張が高まり汗の量が増えてしまいます。
そんな厄介な顔汗問題に一筋の光を差し込んでくれるのが、顔汗専用の制汗剤です。
洗顔後の一塗りという簡単動作でかなりの効果が期待できます。
仕組みも単純明快で制汗作用のある成分を汗腺部分に塗ることで、制汗効果を得るというものです。
女性がよく利用するアイテムですが、勿論男性の利用も問題ありません。
皮脂の制御効果もあるので、むしろオイリー肌のメンズにおすすめです。
タイプも色々でクリームタイプやジェルタイプ、スプレータイプなどお好みのものを選べます。
メンズを悩ませる顔汗問題!その悩まされる3つの理由とは!
今回メンズを悩ませる顔汗問題を抑える制汗剤をテーマに掲げています。
そもそも何故男性の方が女性よりもこの問題を抱える確率が高いのでしょうか?
とある大学の研究でも男性の方が女性よりも発汗量が多いことが発表されています。
一定条件(温度30度、湿度45パーセント)の室内での運動後における調査です。
その結果、発汗度合いは男性の方が高く、運動を強くすればするほどその差は顕著に表れたというものです。
・女性の方が発汗までに高い体温上昇が必要とされる
・女性の方が体液量が少ないので脱水しやすく、これを防ぐ防御として
・男性の方が労働(運動)に適しているため
・体のサイズと体面積による進化的側面のため
・テストステロンが発汗反応に関与している可能性
などがその理由としてあげられています。
これを裏付けるように、次のような美容専門家の認識もあります。
・男性ホルモンの発汗性
・筋肉量が多いと汗をかきやすい
・肉食中心の食生活が汗を増やす
と様々な理由はあるにしろ発汗割合はやはり男性の方が高いようです。
そう考えると男性が顔に汗をかき、制汗剤を求めるのも納得ですね。
メンズ必見!顔用制汗剤の選び方!
では、実際に普段使いなれていない男性が顔用の制汗剤を選ぶとしたら、どのような基準で選べばよいのでしょうか。
ここでは代表的な選び方をご紹介します。
注釈 詳しくは後述しますが、制汗剤にはメンズレディースの区別はありません。
【成分】
まずは、成分チェックを行いましょう。
顔用制汗剤を選ぶ際は、成分をよくチェックするようにしましょう。
ポイントとしては、低刺激な成分が主となって配合されているか否かです。
顔用制汗剤としておすすめの成分は「フェノールスルホン酸亜鉛」になります。
制汗の作用は勿論、低刺激で肌トラブルも回避出来ます。
更に「フェノールスルホン酸亜鉛」には、皮脂分泌を抑える効果もありオイリー肌の方にも効果的です。
一方、配合成分として「塩化アルミニウム」があるものには注意が必要です。
制汗の作用は高いですが、その分肌への刺激が強いので肌トラブルが起こりやすいです。
特に敏感肌の方は注意が必要です。
上記以外にも、アルコールやバラベンなどの防腐剤、香料などは刺激を起こしやすいです。
制汗剤によっては、汗止めの成分以外にも、肌に効果的な保湿や美白ケア成分、美容成分(ビタミンやセラミドなど)が含有されたものもあります。
肌をキレイに整えてくれ、顔の印象も変わります。
【持続力が高い】
これは当然ですが、「途中での再使用や持ち運びが面倒」などと感じる方には、効果が夜まであるような持続力の高いものがおすすめです。
ウォータープルーフやメイク前の化粧下地として使えるものなどが該当します。
【スッキリした香り】
日々使用する顔用制汗剤ですので、無香料ですっきりとした香りのものがおすすめです。
場合によっては、二度使いなどもあります。
飽きがこなくて、香が強くないもがよいでしょう。
制汗剤の素朴な疑問
顔用の制汗剤については、まだその認知度が低いようです。
そこでよくある疑問質問の中でも代表的な3つをご紹介します。
【1 ボディ用の制汗剤を顔に使ってもよいの?】
顔用の制汗剤というものがなかなか認知されていないので、当然出て来る質問ですよね。
結論からいうと答えは「NO」です。
インターネット上には、そのような使用例もあるようですが、おすすめしません。
ボディ用のものを顔へ使用するのは、制汗剤に限らずやめましょう。
メーカーからも「ボディ用のものの顔への使用はおやめください。」と回答があります。
顔には鼻や口、目があり体の中で最もデリケート部分です。
特に気を使う必要があります。
【2 制汗剤にメンズとレディースの区別はあるの?】
こちらも結論からいいますと「区別はありますが効果は同じです。」となります。
制汗作用の有効成分には男性用と女性用での違いはありません。
メンズ用デオドラント商品などもありますし、汗拭きシートなどにも「メンズ」「レディ」と表記があります。
これは制汗作用以外のその他の付加価値成分によるものです。
ここでいう付加価値とは、香りであったり消臭効果であったり、爽快感の違いなどです。
つまり、制汗作用の効果は同じという事になりますので、男性女性どちらの使用も大丈夫です。
【3 汗にもメリットがあるでしょ?とめてもいいの?】
汗をかくメリットとして「健康維持効果」「美容効果」に「デトックス効果」があります。
ご指摘のように、汗は我々にとっては必要不可欠なものであります。
汗を全てとめるという事は出来ません。
制汗剤はあくまでも抑制するものです。
ただ、我々が生活するにおいて、身だしなみと清潔感というものもある程度は求められるのもまた事実であります。
そういった意味においても無理に汗をとめるのではない「制汗剤」の使用はおすすめなのです。
おしゃれメンズ必見!おすすめ顔用制汗剤!
それでは、ここでメンズも使える顔汗用制汗剤のおすすめアイテムを紹介しておきましょう。
【薬用サラフェプラス】
「顔用の制汗剤といえば、サラフェプラス」と言っても良いほどの人気商品です。
ジェルクリームで伸びが良く、サラッとした感覚がくせになります。
男性の肌にもしっくりと馴染むことから人気を集めています。
【薬用ノエミュ】
オール世代に人気なのがこのノエミュです。
家事や育児、仕事など様々な顔汗シチュエーションで使われています。
そんな忙しい方に人気のノエミュは、自然由来の植物エキスが配合され肌にも優しく使えます。
【プレミアムデオヴィサージュ】
こちらは、ウォータープルーフの効果が高く水(汗)に強いのが特徴の商品です。
夏のレジャー時の顔汗予防にはもってこいのアイテムです。
汗腺に直接働きかけるタイプの制汗剤で、汗の臭い効果対策が嬉しい商品です。
【トリムクール】
こちらは制汗効果は勿論、「臭い予防」「テカリ防止」「美肌効果」とおしゃれ男子には嬉しい効果で人気です。
メンズ用と称されていますが、勿論女性の使用もOKです。
制汗剤以外にもある顔汗を抑える方法!それでも制汗剤がおすすめの理由とは?
さて、これまでにメンズの顔汗対策として制汗剤についてご説明してきました。
実際に制汗剤以外にも汗を抑える方法はあります。
【制汗剤以外の汗を抑える方法】
・汗拭き用シートの使用
・タオルなどで拭く
・首筋冷却
・ストレス軽減
・汗ツボ刺激
・生活習慣改善
などが汗対策としてあげられます。
それでも制汗剤がおすすめなのは一体なぜでしょうか?
・持ち運びにも便利な丁度よいサイズで、使い方も簡単シンプルなこと
・主目的の制汗効果は勿論、美容効果に体臭改善と多くの効果があること
つまりは、「使いやすさ」と「多岐にわたる効果」ということで制汗剤がおすすめなのです。
しかし、折角ですしこの機会に上記の「ストレス軽減」と「生活習慣改善」も取り入れてみたらどうでしょう。
【食生活の改善をする】
偏った食生活を送ると肥満体質になり汗もかきやすくなります。
食生活の改善はとても大切なのです。
【適度な運動をする】
ジョギングやウォーキングなどの簡単な運動でも大丈夫です。
積極的に汗を排出する事で少なからず顔汗を抑える事にも繋がります。
【ストレス発散をする】
緊張や不安が発汗を促進してしまいます。
精神的にリラックスする為にもストレス発散は欠かせません。
など普段の生活習慣の改善から意識することも必要です。
顔汗対策でおしゃれ男子に!
今回、顔用制汗剤についてご説明してきました。
仕事でもプライベートでも顔汗なんかに邪魔はされたくないですよね。
心当たりがあるのであれば、そうならない為にも、制汗剤を一度使ってみたらいかがでしょうか?
見苦しく感じる顔汗とはさようなら!
これ一つで、随分と差が出てしまうかもしれませんよ。