頭皮にほくろが出来た!大きくなったり痛い場合は要注意?!

美容室で髪を切っているときに指摘されたり、髪を洗っているときに気になるほくろはありませんか?

身体にあるほくろは気づきやすいですが、頭皮に出来たほくろは、なかなか気がつきませんよね。

しかし、ほくろが日を追うごとに大きくなってきたり、痛いなどの症状が現れたら注意が必要ってご存知でしたか?

この記事では、ほくろが出来るメカニズムから、ほくろの除去方法までお話しします。

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ほくろが出来るメカニズム

小さなものから大きなものまで、ほくろは全て、メラニンという色素やメラノサイトという色素細胞が集中して出来る、「黒色斑」「黒褐色斑」と呼ばれるものです。

その中でも、ほくろの状態によって、いくつかに分類することができます。

▽単純黒子
メラニンが皮膚の表皮基底層に集中したほくろ

▽色素性母斑
何層にも重なったメラノサイトによるほくろ

▽老人性色素斑
年齢を重ねることで、後天的に増えるほくろ

ほくろが出来るメカニズムですが、皮膚が紫外線などによって刺激を受けると、刺激から肌を守るためにメラノサイトが活発になってメラニンが生成されます。

このメラニンが過剰にできすぎてしまった場所が、ほくろとして残ってしまうのです。

私たちは紫外線を浴びても直接「痛い」とは感じないのですが、実は皮膚には相当の刺激が加わっているのです。

また、食生活の乱れ、ストレス、寝不足が続くことで、過剰にできたメラニンを正常に排出できなくなることでも、ほくろが出来てしまいます。

身体や頭皮にほくろが増えていると感じたら、ライフスタイルを見直してみましょう。

紫外線から頭皮を守ろう

腕や足、顔などにほくろをよく見かけますが、実は頭皮にもほくろが出来ることを知っていましたか。

頭皮のほくろは、主に紫外線が原因でできてしまいます。

身体のなかでも太陽に一番近く、直射日光を受けやすいことから、頭皮にほくろがあっても不思議なことではありませんよね。

頭皮への紫外線は髪の毛があることである程度は防げますが、薄毛の方や紫外線が強くなる時期には要注意です。

そこで、頭皮を紫外線から守るのに便利なグッズをご紹介します。

●帽子

直射日光を浴びないためには、帽子が活躍します。

通気性のいい帽子を選びましょう。

蒸れを防ぐために、時々かぶり直すことも大切です。

●UVカットヘアスプレー

髪の毛や頭皮にスプレーすることで、肌に塗る日焼け止めのような効果が得られる商品です。

ドラックストアーなどで販売されていますよ。

頭皮を紫外線から守ることは、抜け毛や薄毛の予防にもなりますよ。

また、もしも紫外線を浴び過ぎて、頭皮が痛いなどの症状を感じたら、頭皮が軽いやけど状態になっているかもしれません。

シャンプーで強く洗うなどの刺激は、避けるようにしましょう。

痛いほくろは要注意

紫外線から頭皮を守っていても、メラノサイトが活発になると、ほくろが出来てしまいます。

ご自身で気づかないようなほくろであればさほど問題はありませんが、もしほくろが痒かったり、痛いなどの症状が現れたら注意が必要です。

なぜならば、そのほくろはほくろではなく、皮膚ガンの一種である「メラノーマ(悪性黒色腫)」の可能性があるからです。

メラノーマと良性のほくろとの見分け方は難しいのですが、メラノーマは進行が早く、最悪の場合は生命にかかわってくるものです。

ここで、悪性とされるほくろの特徴を見てみましょう。

・左右非対称な形をしている

・境界不明瞭

・ほくろの色調が多彩、または濃い

・大きくなっている

・出血している

・隆起してきたほくろ

痒みや痛みを感じ、日に日にイボのように膨らんでくるほくろを見つけた場合には、早めに医師に診てもらうようにしましょう。

場合によっては、ほくろを除去する必要があるかもしれません。

痛い症状がなくても頭皮のほくろは除去出来る

ほくろに痛いなどの症状がなく、良性であっても、盛り上がりのあるほくろは気になるものですよね。

頭皮に出来たほくろを除去するには、どこを受診すればいいのでしょうか。

ほくろの除去は、専門の皮膚科のほかに、美容外科クリニックや、形成外科で除去することができます。

除去となると不安なこともあるかと思いますが、当日で帰れるような治療です。

ただし、頭皮のほくろの除去に手術を要する場合、ほくろの周辺の髪の毛をハサミやカミソリ、バリカンで剃る場合もあるので、心の準備はしておきましょう。

術後の傷はガーゼで覆われ、ガーゼを固定するための包帯(網タイプ)を頭部に巻き付けて過ごします。

手術によっては、消毒や抜糸をすることもあるので、通院することも踏まえてスケジュールを立てると良いですよ。

では、ほくろの除去についてご紹介していきます。

いくつか治療方法があるので、医師と相談のうえ、ほくろの状態に合わせて選択してください。

【電気メス】

盛り上がりのあるほくろの場合に有効です。

ほくろをつまんで上に引っ張り、根元を電気メスを使って焼き切ります。

電気メスは、切開と止血の2つの作用があるため、縫合する必要はありません。

頭皮に出来た悪性腫瘍の除去方法

ほくろが良性の場合はもちろん、悪性の場合にも行われる治療方法は以下のものです。

【切除縫合法】

頭皮にメスを入れてほくろを切除し、縫合して抜糸をする一番基本的な手術です。

皮膚にゆとりがないときや、ほくろが大きいものに関しては、皮膚・皮下組織の移植もしながら除去していきます。

手術跡がほくろの約3倍以上の大きさになるため、しばらく傷跡が痛い期間があるかもしれません。

ただ、根が深いほくろや悪性腫瘍の可能性が心配される場合は、再発の可能性が低い切除縫合法がおすすめです。

【くり抜き法】

ほくろをくり抜く特殊な道具を使って、ほくろのまわりを円形にくり抜く方法です。

皮膚の回復が早い顔面のほくろなどの除去で行われます。

ほくろの大きさが5~6mm以内の場合が対象です。

こちらも、切除縫合法と同じで傷跡の痛みは感じますが、再発のリスクが低い治療方法です。

ほくろの除去手術をした場合、感染症や、術後のトラブルがないかに気を付けて、経過観察を行うことが大切です。

色の濃いほくろは痛い?レーザーで除去

続いて、レーザー治療です。

レーザーでの治療の中にもいくつか種類がありますので、それぞれご紹介していきます。

【炭酸ガスレーザー】

水分に反応するレーザーを使い、ほくろの組織を蒸発させて焼いていきます。

5~10mm以下の小さなほくろの除去で採用される方法です。

【Qスイッチレーザー】

母斑細胞がもつメラニン色素に反応させて、ピンポイントで色素を破壊していきます。

ほくろの除去というよりは、ほくろの色を薄くしていく方法になります。

施術はレーザーを短時間照射して、これを何回か行う必要があります。

平らで2mm程度のほくろであれば施術後の傷になることは少ない方法ですが、根本的に治療したわけではないので再発しやすいともいえます。

【ロングパルスレーザー】

・半導体レーザー

・YAGレーザー

・アレキサンドライトレーザー

などの細かい方式があり、Qスイッチレーザーと同じように、数回の照射が必要です。

高いパワーのあるレーザーのため、よりほくろを薄くすることが可能になります。

しかし、Qスイッチレーザーと同様に再発することもあります。

レーザー治療というと痛いイメージがありますが、実際はどうなのでしょうか。

答えは、ほくろの色が濃ければ濃いほど、痛みが強くなります。

ただ、レーザーの照射は瞬間的なものなので、多くの場合は表面麻酔も不要なレベルの痛みしか感じません。

切除縫合法やくり抜き法と比べると再発のリスクがありますが、頭皮というよりは、傷をつけたくない顔など、目立つ場所のほくろを除去したい場合に効果的です。

身体からのサインを見逃さないで

脅かすわけではありませんが、ほくろのなかには、悪性のものもあります。

大きくなったり、痒みや痛みを感じたら、それは身体からのサインかもしれません。

たかがほくろですが、手遅れになれば命を脅かす危険もあります。

大したことはないと放っておかずに、違和感を感じたら早めに医師の診察を受けるようにしましょう。