好印象な眉毛に整える!男性が覚えるべき基本の手入れ法

男性の顔のパーツで印象に残りやすいのが眉毛です。

生えっぱなしの手入れをしていない眉毛では、相手がどんな人であってもいい印象は与えないでしょう。

どのような眉毛が好印象なのか、また、整える道具や方法はどのようなものがいいのかなど、疑問に思うことはことはたくさんあるのではないでしょうか。

今回は眉毛の基本の整え方を中心に、ご紹介していきます。

男性が眉毛を整える時の悩みとは

眉毛を整えるときの悩みはどのようなものですか。

形?方法?

良くも悪くも印象に残りやすいパーツなので、手入れするときに失敗しないか悩む方が多いのではないでしょうか。

若い時分にたくさん失敗していれば慣れてしまうものですが、男性で、しかも30代、40代になって始めようとした時に、今まで経験がないのであれば怖いのは当然です。

整えた時の失敗パターンは、次のようなものが挙げられます。

・細すぎる

・麿眉のように小さくなる

・左右の大きさ、長さが違う

・部分的に薄い、ハゲてしまう

自分できちんと整えるつもりがこんなことになったら…という心配が多いようです。

このような失敗をしないためには、眉毛を整える方法について知ることと、整えるための道具をきちんと準備することが大切です。

次の項目からは実際の眉毛を整える方法について解説していきます。

眉毛の手入れ・・・失敗しないための下準備

眉の形を整える前に、道具の準備が必要です。

今までどんな道具で眉毛を整えていましたか?

男性だと、風呂場で髭剃りのついでにカミソリを使って剃るだけだったという方が多いのですが、その方法はおすすめできません。

うまくいくときはいいのですが、カミソリのみで眉の手入れをすると、上で挙げた例のような目も当てられない結果になることも多いからです。

眉毛を整える基本的な道具は、ハサミ・毛抜き・眉毛用のクシの3点です。

カミソリのみを使うよりもこれらの道具を使う方が、ミスが少なく自分のイメージ通りに整えることができます。

人により長さや形は様々ですが、手入れをしないと長い毛が隠れていることが多いので、まずは眉毛の長さを整えましょう。

伸びすぎた眉毛は、方向感を失ってあらゆる方向へ飛び出してしまう傾向にあります。

それらの奔放に伸びてしまった長い毛をしっかり短く整えて、眉毛全体の長さを均一にしましょう。

しかし、短くしすぎるのも問題です。

切る時には、眉毛コームを使って下からすくい上げてからハサミで切っていきましょう。

ただし、眉毛が薄めの方はこのような下準備をすることはありません。

目で見て長い毛があればハサミで切って整える程度で十分です。

切るの?剃るの?抜くの?整える方法を知ろう

眉毛をきれいに整えるには「切る」「剃る」「抜く」の3つの工程を身に付ける必要があります。

人それぞれ眉毛の生え方が違いますよね。

ですから、各工程をどれぐらい行うかは人によって異なるので一概には言えません。

これから紹介する方法を、自分なりにアレンジして実践してほしいと思います。

●「切る」

眉毛の中で眉毛ハサミで切る部分は、「眉毛の長すぎる部分」「イメージした完成形からはみ出ている部分」「眉尻の周辺」の3つです。

切る作業は初めに行うため、一番眉毛が変化するところでもあります。

あまり大胆にハサミを入れてしまって切った自分がびっくりしてしまわないよう、「ちょっと切り足りないかな」程度のところで様子を見ながら進めましょう。

●「抜く」「剃る」

この2つの作業は「眉毛の完成形から毛穴ごとはみ出している部分」「左右の眉毛の間」を処理する工程です。

処理する範囲は小さいですが、場所によっては印象がガラリと変わるので、一度ハサミで切ってみて、毛穴が見えて邪魔だと思う部分にのみ、剃る、抜く方法で整えていきましょう。

男性にとってはなかなか手を付けにくい眉毛の処理ですが、まずは長すぎる部分を切るだけでもやってみる価値があると思います。

慣れていけば自信がつきますよ。

失敗なく整えるコツを知っておこう

眉毛の手入れを自分でするとき、特に始めて間もない時には失敗はつきものです。

女性はメイクで補うことができますが、男性の場合は修正が効かず深刻な問題になってしまいます。

そんな眉毛の失敗をなるべく少なくするために、次のような方法があります。

●下書きをする

眉毛の手入れの失敗の多くは、眉毛の完成形がはっきりイメージできていないことで起こります。

また、いくら「こんな眉毛にしたい!」という思いがあっても、形が漠然としていることもあります。

そんな時は、手入れをし始める前に眉毛の下書きをしておきましょう。

後で洗い流すことを考え、メイク用のアイブロウペンシルがおすすめですが、水性ペンなどでもいいでしょう。

下書きをする際は、左右のバランスや、眉の太さをよく考えて行うようにしましょう。

そうすることで、整える際の剃りすぎ、切りすぎといった失敗が防げます。

●電動フェイスシェーバーを使う

下書きをすることで、切りすぎや剃りすぎが防げたとしても、眉毛の薄さを調整するのは、なかなか難しいものです。

手作業では薄くしすぎてしまうことも多いでしょう。

そんな時は、電動フェイスシェーバーを使うことで失敗を回避できます。

眉毛を含む顔剃り用の電動フェイスシェーバーには、剃る毛の長さを調整できるアタッチメントがついていて、剃りすぎを防ぐことができます。

きれいに整えるために!男性女性共通の眉毛のバランスを知っておこう

眉毛を整えるとき、どんな眉をイメージしていますか?

初めて手入れをするときや、長さを短くするだけなのであればあまり考えることはないのですが、やはり顔の中でも印象を決める重要なパーツです。

眉毛は、完成形のイメージがしっかりあるほうが整えやすいです。

なかなかイメージしにくいのであれば、理想的な眉の芸能人の写真などを見て参考にしてもいいでしょう。

眉毛を整えるときの参考のために、眉毛の名称について紹介します。

男性でも女性でも、眉毛の手入れをするときには「眉頭」「眉山」「眉尻」の3つのパーツを意識します。

特に眉山の位置と、眉山から眉尻までの長さが変わると印象が大きく変わってきます。

整えるポイントとしては眉尻を短くしすぎないことと眉尻が眉頭より上の位置に来るように意識することです。

鼻の脇から目尻の延長線上に眉尻の終わりがあると、バランスのいい眉に見えます。

印象を考えて整える!男性は眉毛の濃さや角度も大切

もう少し詳しく、眉毛の与える印象についてお話します。

眉毛と目の距離で、受ける印象が大きく変わります。

この距離が遠いと女性的で優しい印象に、眉と目の距離が近いとセクシーで男性的な印象を与えます。

日本人は瞼が厚く目と眉の距離が遠いため、眉毛の下の部分を切ってしまうとのっぺりした顔になってしまいます。

整えるときは、眉の上部分を切るときりっとした眉に仕上がります。

●眉毛の濃さ

また、眉毛の濃さによっても顔立ちに変化がでます。

濃く太い眉は、目元にインパクトや野性味を与えます。

長い眉毛を梳き、形を整えるとナチュラルで清潔感のある印象に、さらに細く薄くなると中性的、または人によってはいかつい印象になってきます。

●眉山のカーブ

眉山から眉尻の終わりにかけてのカーブの作り方でイメージが変わります。

カーブがないと、まっすぐで強い印象に、眉山に角度がつくと凛々しい感じに、カーブがつくにつれ中性的な印象に変わっていきます。

●眉の角度

眉の角度も人に与える印象の中では重要な要素です。

角度がきつく上がっていると強い印象に、角度が緩やか、もしくは平行(横一直線)だと自然に見えます。

下がり気味の眉は気弱な印象がつよくなりますが、角度をつけて整えることが難しいので平行な眉をイメージして整えると自然で優しい印象になります。

基本を覚えてカッコいい眉をめざそう

今回は眉毛の基本的な整え方をご紹介しました。

ただ、人の顔はそれぞれ骨格から異なるので、眉の形も、顔のバランスや法則的なものをもとに決めるのですが、そこまで難しく考えることはありません。

眉の形などからの印象も重要ですが、眉が整っていると、会う人にはまず清潔感を与えることができます。

ヘアスタイルと同じくらい、眉にも気を遣って格好いい男になりましょう!