眉毛の処理をしている最中、うっかり剃りすぎて失敗してしまった経験はありませんか?
特に男性だと、女性ほど眉毛をこまめに手入れすることはないでしょうから、慣れていないということもあり、失敗する確率も高いのではないでしょうか。
剃りすぎてしまった眉毛ですが、また生えるまでにどれくらいの時間がかかるのでしょうか。
この記事では、眉毛がまた生えてくるまでの時間と、剃りすぎてしまった時の対処法についてご紹介していきます。
剃りすぎた眉毛がまた生えるまでの時間はどれくらい?
眉毛のお手入れをしている最中に、うっかり剃りすぎてしまった経験は誰もが一度はあるのではないでしょうか。
眉毛は顔の印象を決める重要なパーツですから、早く元の状態に生えそろってほしいですよね。
剃りすぎてしまった眉毛が生えるまで、一体どれくらいの時間がかかるのでしょうか。
一般的に、眉毛が1日に伸びる長さは「0.18mm前後」と言われています。
ですから、完全にそり落としてしまった状態から1ヶ月くらいすれば、元の長さまで生えそろうと言えるでしょう。
ちなみに、眉毛が伸びる長さには個人差がありますが、季節によっても差が出ることがあります。
暖かい季節は身体の代謝が良いため、毛が伸びるスピードも速いです。
逆に寒い季節になると、毛の伸びるスピードは温かい季節の7~8割まで低下します。
寒い季節には眉毛のリカバリーが効きにくいので、特に用心して眉毛の手入れをするようにしましょう。
抜いた眉毛はまた生える?時間はどれくらいかかる?
眉毛の処理の時、無駄毛を剃るのではなく、抜く方もいらっしゃるのではないでしょうか。
眉毛は抜いてしまえばなかなかまた生えてきませんし、抜いた跡が剃り跡のように青くなりませんから、処理してからのメンテナンスが楽ですよね。
しかし、うっかり抜いてはいけない毛を抜いてしまった場合には、また生えるまでどれくらいの時間がかかるのでしょうか。
眉毛を抜いた場合には、抜いた毛穴の「毛乳頭」と言われる細胞の損傷度合いによって、再び生えてくるスピードが変わります。
眉毛を抜いていると、毛の根元に白い塊がついてくることがありますよね。
この白い部分は毛母細胞といって、毛を作っている部分です。
そして、毛母細胞に栄養を受け渡す役割を担っているのが、毛穴にある「毛乳頭」という部分です。
もし、眉毛を抜いた時に毛乳頭が傷ついてしまうと、毛母細胞に栄養を与える力が弱まってしまうため、再び毛が生えてくるスピードが遅くなります。
また、何度も毛乳頭に傷がつくと完全に毛乳頭が破壊されてしまい、毛根が育たなくなってしまいます。
そうなれば、もう同じ場所から毛が生えてくることはほとんどありません。
もし眉毛を抜く場合には、細心の注意を払って行うようにしましょう。
剃りすぎた眉毛がまた生えるまで隠す方法!
眉毛をきれいな形に整えられなかった時には、外に出て人に見られるのが嫌になりますよね。
しかし、再び眉毛が生えるまでには時間がかかってしまいます。
そんな時に、剃りすぎた箇所をごまかす方法をご紹介します。
●前髪や帽子でごまかす
ショートヘアーの場合には難しいですが、前髪をおろして隠す方法があります。
普段から前髪をおろしている場合には、かなり自然に隠すことができますので、おすすめです。
また、一日中帽子を脱がなくてもよさそうな場合には、帽子を少し目深にかぶって隠すこともできます。
●眉毛を書く(アイブロウペンシルなど)
男性からすると少し抵抗があるかもしれませんが、左右の眉毛の形がいびつになってしまった程度のちょっとした剃りすぎの場合には、眉毛を書くことでごまかすことができます。
剃りすぎてしまった部分を補なうように書けば、自然に見えるはずです。
しかし、眉毛を初めて書く場合には、あまりうまく書けないかもしれません。
また、眉毛を書いた場所によっては逆に目立ってしまうかもしれません。
なかなか上手に書けない場合や、書いても変に見える場合には、いっそ諦めてしまいましょう。
以上のように、眉毛のごまかし方はいくつかありますが、うまく隠せなかった場合にはあきらめも肝心です。
案外眉毛を剃りすぎても気づかれませんし、気づかれてもその場の笑い話で済むものです。
気にしすぎるのも周囲から変に見えてしまいますので、また眉毛が生えてくるまで堂々としていましょう。
眉毛の書き方!剃りすぎた眉毛を自然に隠すコツ
前の項で、剃りすぎた眉毛が生えるまでの時間をごまかす方法として、眉毛を書く方法をご紹介しました。
眉毛を書くのは難しく、慣れるまでは不自然に見えがちですが、どうしても剃りすぎた眉毛を隠したい時のために、眉毛を書くコツをご紹介します。
【必要なもの】
・スクリュー式のブラシ
・アイブローペンシル
・アイブローコート(汗をかいても眉毛が落ちてほしくない場合に使用します。)
・アイブローパウダー
アイブローペンシルの色は、黒髪の人はグレー、こげ茶の人はブラウンというように、髪の色を基準にして少し明るめのものを選ぶと自然に見えます。
これらのアイテムは百円均一等でも揃いますので、もしもの時のために所持しておくといいかもしれません。
【書き方のポイント】
・眉毛を書くときには、眉毛のラインを1本の直線で書かないで、1本ずつ眉毛を書くような気持ちで細かく書いていきましょう。
・眉頭を濃く書くと、わざとらしい眉毛になってしまいますので、薄めか、書かないようにしましょう。
・眉毛を書くときには、力をぬいて書きましょう。
・左右で書きにくい方から眉毛を書くと、後からバランスを取りやすいです。
・大きな鏡で左右の眉毛のバランスをチェックするようにしましょう。
【書き方】
①まず、ティッシュで眉の上を押さえるようにして、余分な油分を取ります。
②眉ブラシで眉毛の流れを整えます。
③眉毛の上側の頂点となる眉山を決めて、眉山から眉尻にかけて書いていきます。
④眉頭から眉山へのラインを書いていきます。
⑤眉山の下から眉尻へのラインを書きます。
⑥眉頭の下から眉山の下までを書きます。
⑦書いた眉毛の中を埋めるように、パウダーを塗ります。
⑧眉ブラシで自然にぼかします。
⑨汗をかく場合、書いた眉の上からアイブローコートを塗って乾かします。
失敗しない眉毛の整え方!
ここでは、間違って眉毛を剃りすぎることのないような、失敗しにくい眉毛の整え方をご紹介します。
まずはおすすめの道具についてです。
ずっと使えるものですから、もし持っていない場合には一式そろえてみるといいかもしれません。
●眉カット用はさみ
眉カット用はさみを持っていると毛を1本単位から切れますので、失敗する確率が減ります。
●アイブローブラシ・コーム
ブラシで毛の流れを整えてから眉の処理をしないと毛の本来の流れがわかりませんから、処理しなくていい毛を処理してしまう可能性があります。
また、コームは眉をカットしすぎることを防止してくれます。
次に失敗しない眉毛の整え方です。
慣れるまでは時間がかかるかもしれませんが、マスターして眉毛の処理で失敗しないようにしましょう。
①まず、眉をブラシで整えます。
眉頭から眉尻にかけて、毛の流れに沿ってブラシを通しましょう。
②眉毛の長さを整えるために、眉頭からカットしていきます。
コームを眉の上から下に向けて通し、はみ出した毛をはさみでカットします。
次に、コームを眉の下から上に向けて通し、同様にカットします。
③同様に、眉中から眉山にかけてもカットしていきます。
この部分はあまり短くカットしない方が自然に見えます。
④最後に眉尻を切ります。
⑤眉全体の長さが整ったら、眉毛のラインからはみ出した場所に生える毛を、毛抜きで抜くか根元から切っていきます。
眉毛が生えるまでの時間を短くしたい!
そり落とした眉毛が再び生えるまで、1ヶ月ほど時間がかかることをお伝えしました。
それでも、できるだけ早く眉毛を生やして元に戻したいですよね。
もし急いで眉毛を生やしたい場合には、眉毛美容液や育毛剤を使うと毛が早く伸びるようになる場合があります。
個人差はありますが、何もしない場合よりも1週間程度早く眉毛が生えてくる人もいます。
そう高価なものではないですから、気になる方は一度試してみてはいかがでしょうか?
また、専門の薬剤を使わない方法としては、眉毛の保湿に気を付けることで眉毛の伸びるスピードを上げることができると言われています。
洗顔や入浴をした後には、必ず化粧水や乳液を塗って、乾燥を防ぐようにしましょう。
また、運動をするなどして体の代謝を上げたり、栄養バランスの取れた食事をすることも育毛に繋がると言われています。
特に、毛が育つためにはアミノ酸が必要ですから、赤身魚や貝類、ブロッコリーやホウレン草などを意識して食べるようにしましょう。
眉毛が伸びるには時間がかかる・・・!失敗しないように整えよう!
以上、眉毛の処理に失敗してしまった時に、再び眉毛が生えるまでの時間や、早く生やす方法、失敗した眉毛のごまかし方や失敗しない眉毛の整え方をご紹介してきました。
眉毛は顔の印象を決めるパーツですから、なるべく失敗したくないですよね。
この記事でご紹介した方法を参考に、気を付けて眉毛の処理をしていただければと思います。