眉毛が剛毛のときの脱色!ムラなく色を抜く方法とコツを伝授

男性の中には、眉毛が剛毛の方もいることでしょう。

男性の場合は、剛毛の方が男らしい印象があるので、良い印象をお持ちの方も少なくないかと思います。

しかし、最近の男性の中には、きれいに魅せたいという方もいることでしょう。

このような方は、眉毛を脱色することで、柔らかい印象を与えやすくなります。

そこで、剛毛眉毛の脱色の方法やコツ、注意点をまとめました。

剛毛眉毛の脱色には何を使えば良い?

剛毛眉毛を脱色するために、まずは眉毛の色の変え方についてご説明していきます。

眉毛の色を変える方法としては、「ヘアカラーで染めるか」「ブリーチで脱色するか」の2通りが主な方法です。

しかし、剛毛眉毛の脱色には、断然ブリーチに軍配が上がります。

その理由は、ヘアカラーだと、眉毛は髪の毛よりも遥かに染めにくいのです。

もし使うのであれば、ある程度ブリーチで色を落としてから好みの色に調整していくというアプローチが効率的です。

そういう意味では、ヘアカラーと両方準備しておくと失敗する確率が減ることになります。

また、前提として知っておいて欲しいことがあります。

それは、ブリーチやヘアカラー剤は髪の毛を染めるものであって、眉毛用ではないということです。

商品の注意書きにも書いてあることでしょう。

また、商品の対象外のところに使うと、思わぬトラブルが起こる可能性があります。

このあたりは後半の注意点にまとめています。

脱色を試みる方は、この注意点をしっかりと読んでおきましょう。

剛毛眉毛を脱色してくれるアイテムの選び方

剛毛眉毛を脱色するのに、ブリーチをおすすめしましたので、ここではその人気のあるブリーチをご紹介していきましょう。

脱色剤でダントツ人気なのが、エピラットとジョレンの2つです。

●エピラット

日本製の脱色剤で、腕や足のムダ毛を剃ったり抜いたりするのではなく、色を薄くすることで目立たなくさせたい人向けに作られたものです。

そのため、本来眉毛に使うことは想定されていません。

しかし、実際には眉毛に使っている人が圧倒的に多いのも事実です。

エピラットの主なラインナップとしては、通常のもの以外に2種類あります。

1つは敏感肌用、もう1つは塗ってから待つ時間を短縮したものです。

脱色剤を使った場合、肌の弱い人だと赤くなったり、ヒリヒリしたりといった肌トラブルが起こることも珍しくありません。

そういった人も安心して使えるようにと、敏感肌用があります。

肌への負担が心配な人は、優しい敏感肌用が良いでしょう。

また、もう一つの、塗ってから待つ時間を短縮したスピーディー版は、元々10分なのが5分待つだけでOKになったものです。

少しでも時間を短縮したい方は、このスピーディ版を使用すると良いでしょう。

また、エピラットは塗った後に液体が垂れてくることがあります。

●ジョレン

このジョレンは、アメリカ製です。

そして、眉毛専用のものとなります。

エピラッドよりやや値段は高いですが、塗った後に垂れて来ないので、脱色処理はしやすいというメリットがあります。

眉毛を脱色する方法と手順を解説

実際に眉毛を脱色する場合、失敗しないようにどういうところに気をつけて、どういう手順を踏めばよいのか不安に思われるかもしれません。

そこで、詳しい脱色の手順とコツについてお話しします。

●ステップ1:パッチテスト

先ほどご紹介した脱色剤でも、それ以外でも同じですが、まずはパッチテストを実施しましょう。

パッチテストとは、その脱色剤があなたの肌に合うかどうかを確認することです。

もし、あなたの肌と合わなかった場合、脱色と同時に肌が荒れて赤くなり、余計に眉毛のあたりが目立ってしまうこともあります。

そうならないために、数分だけ眉毛につけて問題がないか試してみましょう。

それでかゆみがでたり、赤くなったりといったトラブルが起こらなければ、時間を空けて本格的に脱色しましょう。

また、同時に数分でどれくらい脱色できるかも確認できます。

●ステップ2:本格的に脱色開始

眉毛に脱色剤を塗っていきます。

ここでのポイントは、遠慮せずに多くの脱色剤を盛るように塗ることです。

剛毛の場合は、色が抜けにくいため、毛が脱色剤に埋もれていない状態だとその部分が黒色のままになります。
特に眉毛は太くて強いので、しばらくすると外に飛び出たり、短時間で中まで脱色剤が浸透しづらいのです。

●ステップ3:完全に脱色剤が無くなるまで洗い流す

洗い残しがないようにしっかりと洗い流しましょう。

もし残っていたら、それが肌トラブルを引き起こしてしまう可能性があります。

●ステップ4:色がつかなかった場合は、もう一度

剛毛の場合、一度では色がつかないこともあります。

そのため、もし色がつかなかった場合は、ステップの2、3をもう一度試してみてください。

もう一度脱色を行うことで、色がつくことがあります。

ちなみに眉毛を薄めの色にした場合、髪の毛の染色と同じように、新しく根元から伸びた部分が黒く目立つようになってきます。

そのため、だいたい2週間に1回を目安に処理をすると良いでしょう。

剛毛眉毛をキレイに脱色するための2つのコツ

剛毛眉毛を脱色する方法がわかったところで、更にキレイに脱色するコツをお伝えしていきます。

コツ1:徐々に色を抜く

最初から長時間の脱色をすると、茶色を通り越して金髪にまで到達してしまうこともあります。

こうなってしまうと、明らかな失敗と言えます。

このような失敗をしないためにも、徐々に色を抜いていくようにしましょう。

また、15分程待ってあまり変化がない場合は、ひとまず脱色剤を洗い流すようにしてください。

その理由は、長い時間放置すると、肌に負担がかかってしまうことがあるからです。

刺激の強い成分が配合されていることを忘れないようにしましょう。

コツ2:ムラができないようにサランラップを活用する

色がしっかり抜けた部分と抜けなかった部分があると、色がまばらになってしまい、外出をためらってしまうことになりかねません。

そこで、脱色剤を多く塗ったらその上にサランラップをかぶせ、密閉させると同時に温度を高めましょう。

こうすることで、たとえ剛毛でもムラができる心配が減ります。

眉毛脱色の注意その1:目を保護しよう

わりと手軽にできる眉毛の脱色処理ですが、気をつけなければならないことが2点あります。

この注意点は、とても重要で、守らないと大変なことにもなりかねません。

しっかりと頭に入れておきましょう。

1点目は、脱色剤が目に絶対に入らないようにすることです。

脱色剤は、肌への負担があるものです。

そのため、目に入るととても危険なことは、想像がつくと思います。

下手をすると失明する危険性もあるので、ここはしっかりと気をつけるようにしてください。

しかし、注意を向けてるだけでは心もとないでしょう。

剛毛の上に多くの量を盛るわけですので、心配になる方もいるかと思います。

そこで、眼に入らない工夫をしましょう。

まず、コツのところでラップをするというお話をしましたが、実はこれが密閉と同時に液やクリームが流れてこないようにストッパーの役割を果たしてくれます。

合わせて、ワセリンを眉毛の周りに塗っておきましょう。

これによって、更なる垂れ防止になります。

また、もし目に脱色剤が入ってしまった場合は、流水でしっかりと流してください。

そして、眼科に診てもらうようにしてください。

眉毛脱色の注意その2:皮膚への影響を最小限にしよう

何度もお伝えするようですが、脱色剤もヘアカラー剤も、皮膚に刺激のある成分が入っています。

そのため、注意しなければいけないことが、もう一点あります。

それは、皮膚への影響にも気をつけることです。

眉毛周辺やまぶたのあたりは他の部分に比べて皮膚が薄いため、肌へのダメージが大きくなりやすいです。

そこで、なるべく皮膚への影響が最小限になるよう対策をしましょう。

まずは、先ほど出てきたワセリンです。

このクリームを塗ることで液が直接肌に触れるのを防ぎます。

眉毛が剛毛だとまぶたやおでこ辺りに塗ることになりますが、それでOKです。

そして、もう1つの対策は、脱色剤を塗る前にしっかりと液を混ぜ合わせることです。

大抵のものは、2つの液を混ぜてから使うものがほとんどです。

しかし、しっかりと混ざっていないと、本来持っている効果が発揮されないばかりか、肌に必要以上に刺激がある可能性があります。

そのため、見た目にも十分混ざったと認識できるくらい、混ぜましょう。

眉毛の脱色は手軽にできるが慎重に

脱色剤を使った眉毛脱色は、眉毛の色を薄くしたいという人の多くが自分で取り組んでいます。

しかし、リスクもあることを十分承知の上で行うようにしましょう。

また、もしご自身で行うのが心配な方は、美容室でも眉毛のカラーリングを行っているところがあります。

美容室であれば、ある程度の要望に寄せてくれることでしょう。

もし眉毛の印象でお困りでしたら、眉毛の脱色をして、印象を変えてみてはいかがでしょうか。