歯ブラシの収納って意外と困りますよね。
毎日使うものなのですぐに手の届く場所に置きたいけれど、出しっぱなしにすると生活感も丸出しになってしまいますし、口に入れるものなので衛生面も気になりますよね。
そこで、スマートな見た目でかつ、清潔感がある歯ブラシ収納グッズなどをご紹介していきましょう。
これで、ワンランク上の歯ブラシ収納のアイデアができるはずです!
アイデア次第で自分好みに変身!1本ずつ立てられるスタンドタイプ
100円ショップなどでもよく見かける単独スタンドタイプの歯ブラシ立て。
色んな種類が売られていますが、お洒落なデザインのものも販売されています。
例えば、コロンとした丸いシルエットで、陶器製のシンプルなデザインのタイプのものが販売されています。
このタイプは、1本1本スタンドできるのですっきりした印象を与えてくれる上に、場所を取らないのでどこにでも置くことが可能です。
さらにどんなテイストにも合わせやすく、歯ブラシを立てる穴は貫通していたりするので、水が溜まる心配がありません。
ただし、スタンドの底面には多少水分が溜まってしまいます。
そのため、水垢やぬめりの原因になってしまいます。
清潔な状態を保つためには、特に底面の定期的なお掃除は必要です。
ただ、お掃除さえしっかりしておけば、デザイン性が良いのでお洒落に見せてくれます。
単色で無地のものは、シンプルで清潔感を引き立ててくれますし、かわいいイラストの入ったものは、歯磨きタイムが楽しい気分になりそうです。
また、カップルや家族で使う場合は、イラストの絵柄を変えたり、スタンドの色を変えたり、イニシャルのシールを貼ったりするアイデアでオリジナル性を出すことができます。
洗面台にそのまま置くのはもちろん、スタンドを置くトレーを使ってみたりしても一層まとまり感の出る収納になります。
また、スタンドやトレーにリメイクシートを貼ったりすることで自分流にアレンジをすることもできます。
水切れ抜群!吸盤で壁面にくっつけるタイプ
スタンドタイプの他には、吸盤で壁面や鏡にくっつけて使うタイプのホルダーもあります。
このホルダータイプは、「カビや水垢を防ぐには浮かせて収納するのが1番」とお考えの人におすすめです。
水切れが抜群に良い上に、乾燥も早く、接地面もないので雑菌の繁殖を抑え、掃除も比較的ラクです。
取り出しやすさはもちろん、しまいやすいので、毎日の歯磨きがより手軽になります。
1本用から数本用のものがあり、歯ブラシが数本あっても、ブラシの先端がお互いにくっつくことがなく、吸盤がつくところであればどこでも収納スペースとすることができます。
また、カエルやアヒルなどのキャラクターが歯ブラシを持つ姿になるかわいらしいアイデア商品から、ステンレス製でスタイリッシュな大人っぽいものまで、様々なデザインがあります。
ただし、注意してほしいことは、張り付ける場所や商品によっては吸着力が弱く、スタンドが落下してしまうことがある点です。
そういったことを防ぐには、「強力にくっつくという表示のある商品」を購入するのが良いでしょう。
また、「取り付けたい場所に取り付け可能な商品」か、などをインターネットでのレビューや評価をしっかり確認しておくと良いでしょう。
収納グッズいらず!歯ブラシ自体が立つタイプ
ここまで収納グッズのタイプをご紹介してきましたが、実は、自立する歯ブラシがあります。
この自立するタイプの歯ブラシを使用すれば、収納グッズの必要はないでしょう。
そして、グリップの最下部が太くなっているものや、柄の部分が動物などのキャラクターになっているものが多い中、数年前には、「THE TOOTHBRUSH by MISOKA」という商品が販売され、かなり人気を集めました。
この商品はなんと、底部に約10gの重りが入っているため歯ブラシ単体で自立する上に、持ちやすさも考えられ、重りによる重心が手の中に収まるようになっている優れたアイデア商品です。
しかも、独自のコーティング技術を使っているために、歯磨き粉なしで水だけで歯磨きができるのです。
歯ブラシコーナーにスタンドも吸盤も歯磨き粉も不要で、歯ブラシだけ、ということが実現可能になりますし、歯ブラシ自体がスマートなデザインなので、置いておくだけでおしゃれな雰囲気になること間違いなしです。
お値段は普通の歯ブラシに比べたら割高ですが、デザイン性、毛先の加工、重さ、持ちやすさ、歯磨き粉いらず、となれば試してみる価値はあります。
歯磨き用品をまとめて収納できる!ひとまとめですっきりタイプ
「家族分の歯ブラシ、歯磨き粉、コップ、電動歯ブラシ…」と、歯磨き用品が意外と多いという人も結構いますよね。
そんな人におすすめなのが、歯磨き用品をひとまとめにするアイデアですっきり収納ができるスタンドです。
歯ブラシだけを数本スタンドできるものもよく見かけますが、中にはコップや歯磨き粉、電動歯ブラシまでひとつのスタンドに収納できるものもあります。
その場合、物量が増えボリュームが出てしまうので、スタンド自体はなるべくシンプルで清潔感の感じられるものを選びましょう。
使用した歯ブラシはもちろん、コップや歯磨き粉などからの滴る水が原因となるサビを防ぐために、素材はオールステンレス製のものをおすすめします。
ステンレスの商品はスタイリッシュなものが多いですが、デザインによっては柔らかな印象を与えてくれるものもありますので、どんなスタイルの洗面所にも違和感なく置くことができます。
センスを光らせたアイデアでおしゃれに歯ブラシ収納
ここまで、市販されている歯ブラシスタンドなどで収納をするアイデアをご紹介してきましたが、身の回りのものやちょっと変わったものを代用する方法もあります。
そして、やり方次第では、意外とおしゃれだったりもします。
例えば、試験管立てに試験管を数本入れ、家族分の歯ブラシスタンドに使ってみる、というアイデアです。
この試験管を数本用意して、空きをつくり、一輪の花を入れてみたりするとかなり上級者ですね。
また、骨董市などでお気に入りの瓶やフォークなど使えそうなアイテムを探してきてアレンジするなどしてもおもしろいです。
例えば、フォークは素材によっては曲げることができるので、フック状にして歯ブラシをひっかけることも可能ですし、アンティークなボルトのような金具なども、歯ブラシスタンドとして使えそうです。
ふとしたところに、歯ブラシスタンドの代用可能なアイテムがあり、斬新なアイデアであっと驚く歯ブラシ収納になるかもしれません。
ただし、歯ブラシスタンドとしての商品ではないので、素材や形状によっては通常のものを使用する以上に衛生面に気をつけなくてはなりませんので、その点はご注意くださいね。
珪藻土アイテムを使って歯ブラシを衛生的に収納するアイデア
どんな歯ブラシの収納法でも気になるのが水切りや残り水などで、歯磨きが終わった後の歯ブラシの水切りを完全にすることはなかなか難しいものです。
そのまま放置しておくと恐れていた水垢やぬめりの原因にもなってしまいます。
そんな問題を、100円ショップで売られている珪藻土石鹸置きを使ったアイデアで解決できるのです。
珪藻土はここ数年、バスマットなどでも高い人気を誇っているのでご存知の人も多いと思いますが、表面に付いた水分を一瞬で吸収してくれる上に、表面もサラサラな状態を維持してくれます。
もともと石鹸を置くための商品なのですが、歯ブラシ収納アイテムの下に置くのも良いでしょう。
これさえあれば、歯ブラシまわりの水分も瞬時に吸い取ってくれて、水垢やぬめりの心配がありません。
この他にも、もう少し小さいサイズの珪藻土コースターもありますので、用途に応じて選べます。
ライフスタイルに合わせて歯ブラシの収納アイデアを取り入れて実践
いかがでしたか。
歯ブラシの収納アイデアをご紹介しましたが、全てに共通していることは、使用後にしっかり乾燥させて、水の残りをなるべく少なく、衛生的に保つということです。
歯ブラシ収納と同時に、定期的に歯ブラシを交換することも大切です。
あなたのライフスタイルに合った歯ブラシの収納法をぜひ取り入れてみてください。