眉毛の切り方・剃り方をマスターしよう!男性版眉お手入れ術

眉毛は目と近い部分に位置するパーツですから、人の顔の印象を大きく変化させる部分です。

この記事では「理想の眉毛の形にならない」と悩まれている男性に向けて、眉毛の切り方・剃り方のポイントをご紹介していきます。

ぜひ参考にしてみてください。

眉毛は切り方一つで顔の印象が変わる重要なパーツ

普段から「眉毛のお手入れは欠かせない!」という男性は多いでしょう。

眉毛を整えるということは、清潔さや感性を出す上で非常に重要な要素ではないかと考えられています。

眉毛をまったくお手入れされていない男性に比べると、やはり手入れをされている方が「清潔感」や「きちんと感」があり、よい印象を与えやすくなります。

ただし、眉毛のお手入れをやり過ぎてしまって、お手入れに失敗してしまうケースも見受けられます。

例えば、細く剃りすぎてしったり、眉毛を短く切りすぎて薄い眉毛になってしまったり等です。

このような眉毛は、清潔感どころか「怖そう」「ヤンキーっぽい」などの印象を与えてしまうこともありますので注意が必要です。

といっても、眉毛のお手入れはどれが正解でどれが不正解というはっきりとした定義があるわけではないので、自分に合う眉毛の形を決めるのは非常に難しい問題でもあります。

ここでは、眉毛の黄金比という比率を考えながら、眉毛の切り方や剃り方の基本をマスターしていきましょう。

眉毛の黄金比を知る!

男性の眉毛の切り方や剃り方をご紹介する前に、まずは眉毛の完成形を決める黄金比を知っておきましょう。

実は、誰にでも理想の眉毛の位置が存在し、その位置のことを「黄金比」と呼びます。

これは男性でも女性でも共通していえることですので、まずは自分の眉毛を確認してみましょう。

●眉頭

眉頭は小鼻のキワから目頭の延長線上にある。

●眉山

黒目が正面を向いた状態で、黒目の外側から目尻までの中間に眉山が位置している。

●眉尻

眉尻は小鼻のキワから目尻の延長線上に来るようにし、眉頭よりも下がらないようにする。

以上、3つのポイントを満たすことで、眉毛の黄金比となります。

眉毛を整える際は、まずは黄金比を基本として整えたうえで、自分のなりたい理想の眉毛に近づけるようにアレンジしていきましょう。

自分の理想の眉毛をイメージする

これまで眉毛を極端に短くするような切り方だったり、かなり細く剃ってしまっていた方は、今一度ご自分の眉毛の生え方と形をよく確認して、黄金比に近づけるように意識してみましょう。

自分の眉毛の黄金比を確認できたら、次になりたい眉毛をイメージして、そこに近づけるようにアレンジしていきます。

基本的に、眉毛は形だけでなく、濃さや角度によっても印象を大きく変化させます。

例えば、太くて濃い眉毛は野性味を増しますが、太くて薄い眉毛だと優しい印象を与えやすくなります。

また、眉毛の角度が急になるほど男らしく強い印象になりますが、逆に平行や下がり眉毛の場合、優しい、または頼りないなどの印象を与えます。

もし優しい印象の眉毛が理想なら、角度を上げすぎず、ナチュラルで濃すぎない太い平行眉毛にするといいでしょう。

男らしさを求めるのであれば、眉毛は濃くて太く少し上に上った眉毛がいいです。

シャープな眉毛がお好みであれば、眉山をあえて作らず角度が上向きの直線的眉毛に仕上げるといいでしょう。
このように、眉毛は形に関わらず、濃さや角度によっても印象は大きく変化します。

ご自分の理想の眉毛が決まらないときは、髪型と同じように、雑誌のモデルの方の眉毛を参考にしてみたり、男性芸能人の眉毛を参考にしてみてもいいです。

自然に見えるように整えられた眉毛は、大いに参考材料になります。

男性眉毛のお手入れに必要な道具をご紹介

まず、男性の眉毛を整えるために必要な道具を揃えていきます。

基本的に安価に入手できるものばかりですから、以下にご紹介する道具をきちんと揃えたうえで眉毛を整えましょう。

1.コームつきブラシ

コームつきブラシは、眉毛の毛の流れを整え、はみ出した余分な眉毛をカットする際に使用します。

2.眉毛用はさみ

眉毛専用はさみは、眉毛をカットしやすいよう先端が細くなっており、さらに肌を傷つけないようにカーブしているのが特徴です。

眉毛をカットするはさみは適当なものを使用すると、切り過ぎてしまったり、ムラに仕上がってしまうことがあります。

ですから、安くても専用のはさみは必ず用意しましょう。

3.毛抜き

剃った毛の残りをきれいにするのに、欠かせないのが毛抜きです。

こちらも100円ショップで購入することができますが、100円のものですと毛が掴みにくいことが多く、短い毛が抜けにくいことがあります。

ですから、ある程度品質のよいものがおすすめです。

4.I字カミソリ

眉毛を剃るのに欠かせないのがI字カミソリです。

肌を傷つけにくいガードつきのものがおすすめです。

5.眉毛シェーバー

あると便利なのが眉毛シェーバーです。

もちろんなくても眉毛のお手入れはできますが、眉毛を剃ることができる上、好みの長さにカットすることもできるので便利な商品といえます。

以上が、眉毛を整える際に必要な道具です。

では、次にこれら道具を使った眉毛の切り方と剃り方の基本をお伝えしていきましょう。

眉毛の切り方・剃り方~男性編~①

では、早速用意した道具を使用して、眉毛の切り方そして剃り方をご紹介していきます。

1.まず、無駄な産毛をカミソリやシェーバーなどで剃っていきます。

眉毛と眉毛の間の毛も忘れずに剃っておきましょう。

2.続いて、眉毛全体の毛の量と長さを調整します。

コームつきブラシで眉毛の毛並みを整えたら、不揃いな眉毛をはさみでカットしていきます。

眉毛には、長い毛や短い毛など不揃いに生えていることがあります。

長い毛は様々な方向に飛び出ることがありますから、コームで上下にとかし、飛び出る毛がないかを確認をしながら一本ずつ丁寧にカットしてください。

その際、コームを眉毛に当てながら押えるようにすると、余分な毛が出てきますのでカットしやすくなります。

また、毛の流れに合わせてカットしないと、眉毛を切りすぎてしまうことがあるので、ご注意ください。

もともと眉毛自体が薄い男性の場合は、この作業はしなくても大丈夫なときもあります。

ご自分の眉毛をよく見て、長い毛があったらカットする程度に抑え次の作業に進みましょう。

眉毛の切り方・剃り方~男性編~②

引き続き、男性の眉毛の切り方・剃り方をご紹介していきます。

3.全体的な長さと量を揃えることができたら、眉尻の無駄な部分の毛を専用のはさみでカットしていきます。

眉尻をカットする際は、ストレートにするのか角度をつけるのかなど、好みのラインを意識しながらカットします。

4.大体のカットが終わったら、眉毛の形をカミソリで仕上げていきます。

その際、剃る順番も非常に重要です。

バランスのよい眉毛に仕上げるためには、眉下の手入れをしてから眉上に着手するような順番で手入れをするのが正解です。

その際、やり過ぎないように少しずつ慎重に行ってください。

特に、眉頭と眉山を剃るときは注意しましょう。

失敗しないためのポイントとしては、左右の眉毛を交互に整えることです。

きれいに整えたとしても、左右の眉毛の形が不揃いではまぬけな印象になってしまいます。

「左の眉下を整えたら、右の眉下を整える」といったように、段階的に両方の眉毛をよく見ながらバランスよく仕上げてください。

5.大体の形ができたら、最後に毛抜きで無駄な毛を抜いていきます。

毛を抜くときは、肌への負担をかけないためにも毛の流れに沿って抜くようにしましょう。

もし肌が赤くなってしまうような場合、乳液などをつけてあらかじめ肌や毛を柔らかくしておくとよいですよ。

眉毛で垢抜けた印象に

いかかでしたか?

どのような顔立ちであっても眉毛には黄金比という基本の形があり、その形を意識すると手入れに失敗しにくいとされています。

男性は眉毛を整えるだけでも、大きく印象が変わります。

身だしなみの一つとして、眉毛のお手入れを日ごろから行っていきましょう。