今までは、深剃りをしたいから、髭剃りをする時にはカミソリを使っていたけど、「カミソリ負けをすることが多く、肌荒れが気になる」という悩みをお持ちの男性も多いのではないでしょうか。
ここでは、電気シェーバーを使おうか迷っている方などのために、電気シェーバーのメリットから、肌に優しい髭剃りの方法、おすすめの電気シェーバーのご紹介など、幅広くお話ししていきます。
深剃りしやすい髭剃りアイテムとは?
毎朝深剃りをしておかないと、夕方には「青髭が目立つようになってしまうのが気になる…」という方は、髭剃りをする場合、「深剃り」が必須となるでしょう。
それでは、その深剃りをするためには、カミソリと電気シェーバーのどちらを使った方が効果的でしょうか。
ご存知の方も多いかと思いますが、「カミソリ」の方が深剃りには適しています。
カミソリで髭剃りをする場合は、カミソリの刃を肌に直接当てて髭を剃ることになるので、深剃りに適していると言うことができます。
しかし、肌に直接あたる分、肌への負担が大きくなるので、カミソリ負けによる出血や肌荒れになる可能性が高くなります。
そのように、カミソリで髭剃りをすると、カミソリ負けをすることが多い方や、肌荒れが気になる方は、電気シェーバーを使うことをおすすめします。
電気シェーバーは、「値段が高いから考えてもいなかった…」と言う方も、次章の、電気シェーバーを使うことのメリットをお読みいただき、検討してみてください。
髭剃りに「電気シェーバー」を使うことによるメリット
先ほどお話ししたように、髭剃り時に深剃りをしたい場合は、電気シェーバーよりもカミソリの方が向いています。
しかし、カミソリを使うことにより、カミソリ負けをしてしまう方や肌の弱い方は、電気シェーバーがおすすめです。
そこで、その理由について、ご説明していきます。
電気シェーバーは、カミソリと違い、外刃を肌にあてて髭を押し出し、飛び出た髭のみを内刃でカットするという仕組みになっています。
そのため、刃が直接肌に触れるということはなく、肌へのダメージを最小限に抑えることができるようになっているのです。
また、カミソリの場合は、刃のキレ味が落ちるのが早いため、2週間に1度くらいの頻度で替え刃を交換していかなければなりません。
しかし、電気シェーバーは、最初のコストはかかるものの、1年以上は使い続けることができるので、合計して考えると、コスト的にはカミソリと変わらないか、安くなる場合もあります。
その他のメリットとしては、髭を濡らさなくても剃れるので、場所を選ばずに、手軽に剃ることができます。
カミソリよりは深剃りをする力は劣るとも言われていますが、最近では、電気シェーバーでも深剃りができるタイプのものも発売されてきています。
また、電気シェーバーには、刃の種類が3つあり、自分の肌や使い方によって選ぶことができます。
次章では、その刃の種類とそれぞれの違いを見ていきましょう。
メリットとデメリットを知ろう!電気シェーバーの刃の種類
それでは、電気シェーバーの種類をご紹介していきます。
【往復式】
●メリット
・深剃りができる
・短時間で剃ることができる
●デメリット
・肌への負担が大きい
・駆動音が大きい
・メンテナンスを定期的にする必要がある
【回転式】
●メリット
・肌への負担が少ない
・駆動音が小さめ
・刃のメンテナンスが不要
●デメリット
・深剃りには向いていない
・時間がかかる
【ロータリー式】
●メリット
・深剃りができる上に、肌への負担が少ない
・髭に接する面積が広いため、短時間で剃れる
・駆動音は往復式より静かになっている
●デメリット
・肌に凹凸がある部分は剃りづらい
・肌に押しつけすぎると肌が傷ついてしまう
シェーバーのそれぞれの刃には、髭剃りをする上で、メリットもあれば、デメリットもあります。
自分が譲れないポイントを抑えて、デメリットも許容範囲のものを選ぶことが大切になります。
肌に優しく深剃りをするためのポイントを知ろう!
理想的な髭剃りをするためには、自分に合ったシェーバーを選ぶことも大切ですが、いざ、髭を剃っていく時に、できるだけ肌荒れをしないように深剃りをするための習慣を身につけることも大切です。
そのための手順とポイントは次の通りです。
①髭を蒸しタオルや水で濡らしてやわらかくする
②シェーバーを持っていない方の手で肌を伸ばし(強く引っ張らない)、寝ている毛を立たせる
③髭の生えている向きと逆方向に向かって剃る
④肌と直角になるようにシェーバーをあてる
⑤シェーバーをゆっくり動かす
⑥剃り終わったら、お湯や水で洗い流す
⑦洗顔後は、化粧水やアフターシェーブローションをつけて保湿をする
これらの手順で髭剃りを行なうと、髭を剃りやすいだけでなく、肌荒れを防ぐことにもつながります。
電気シェーバーを選ぶ際には、髭を濡らさなくても剃れるからという理由で選ぶ方も多いかもしれません。
しかし、シェービングクリームをつけた方が髭がやわらかくなり、剃りやすくなるので、近年では、ウェットシェービングができるタイプの電気シェーバーも増えてきています。
より肌に優しく髭剃りをしたい方は、電気シェーバーでのウェットシェービングをすることがおすすめです。
快適な髭剃りを!シェーバーを清潔に保つお手入れ方法
前章では、肌に優しく深剃りをするためのポイントをお話ししましたが、電気シェーバーを使っていく上で、もう一つ、必要なことがあります。
それは、髭剃りが終わった後の、シェーバーのお手入れをすることです。
水洗いができないタイプの場合は、付属のブラシを使い、髭のくずを取り除きます。
その際、外刃を外せるものは、取り外してから行ないましょう。
また、水洗い対応のタイプの場合は、ヘッドの上部を開けて洗えるものと、そのままの状態で水洗いするタイプがありますので、それぞれの取扱説明書をよく読んでから行なってください。
外刃を外して洗った場合は、洗浄後はすぐにセットをせずに、しっかり水気を切り、風通しのよい場所で乾燥させてからセットしましょう。
その他、水洗いをした後は、オイルを差して、刃の劣化を防ぐことも大切です。
シェーバーを清潔に保つことは、刃を長持ちさせるとともに、肌荒れを起こさないようにするためにも必要なこととなります。
深剃りしたい方におすすめの電気シェーバー
これまで、電気シェーバーを使って髭剃りをする上でのポイントについてのお話をしてきました。
最後に、「今まで電気シェーバーを使ったことがなかったけれど、使ってみたくなった」という方に、おすすめの電気シェーバーをご紹介します。
【日立 ロータリージーソード】
・T字カミソリのような深剃りをしたい
・往復式では肌が荒れてしまう
・髭剃りに時間をかけられる
これらに当てはまる方に向いています。
お風呂でも使えるため、入浴時に髭剃りをするという方には最適です。
また、LEDで清潔さを保つようになっているので、使ったら水洗いをして乾燥機にセットをするだけで、乾燥・防臭・除菌までを行なってくれるという優れものです。
【ブラウン シリーズ9 9292cc】
・髭が濃い
・回転式では物足りないが、肌への負担は減らしたい
・髭剃りに早さを求める
これらに当てはまる方に向いています。
ハイブリット5カットシステムで、様々な方向に生えた髭を一度に剃れるように刃が工夫されています。
そのため、何度も往復する必要がなく、肌への負担を減らすことが可能です。
使った後は、アルコール洗浄をすることができるので、除菌まで行なえ、水洗いした場合と比較すると10倍もの清潔さを保つことが可能です。(専用の洗浄液別売り)
これらの他にも、多くのメーカーから、様々な優れたシェーバーが発売されています。
それぞれの特徴を見比べて、機能を含め、自分に合うシェーバーを見つけましょう。
シェーバーや刃の特徴を知り、理想的な髭剃りをしよう!
これまでお話ししたように、髭剃りをするには、カミソリや電気シェーバーを使いますが、それぞれには、メリットもあればデメリットもあります。
電気シェーバーは、カミソリと違い、長持ちはしますが、最初にかかるコストが大きくなっています。
電気シェーバーを買う際は、自分が必要としているポイントを定め、様々な商品の特徴を知った上で、使い始めてから後悔をすることのないように、自分に合うものを見つけましょう。