毛穴のたるみが気になる!治すために自分でできる対策とは?

毛穴が雫のような形になっていたり、縦方向に開いていたり…。

この状態は、たるみ毛穴かもしれませんよ。

男女問わず、たるみ毛穴は毛穴トラブルのなかでも上位に入るくらい深刻に悩んでしまいますよね。

そこで、今回はたるみ毛穴が発生する要因と、たるみ毛穴を治すために行いたい自力でできる対策法についてまとめてみたので参考にしてみてください。

たるみ毛穴の状態や特徴を知ろう

毛穴トラブルはいろいろと存在していますが、今回着目していきたいのが「たるみ毛穴」です。

「たるみ毛穴ってどんな状態の毛穴のことをいうの?」と疑問に思っている男性の方のために、こちらの項ではたるみ毛穴の特徴についてまとめてみます。

●雫のような形、縦方向に開いている

●ほっぺに発生しやすい

●乾燥時に毛穴と毛穴がつながったような感覚がある

●常にお肌が乾燥状態、たるみ毛穴付近は乾燥ぎみ

●シワがあるように感じる

●こめかみや毛穴の周りを斜め上方向に伸ばしたら毛穴がなくなったように感じる

●弾力性があまりない肌質

●30代以降などの人が発生しやすい

たるみ毛穴が発生すると以上のようなことがみられることが多いです。

何か該当するものはありませんでしたか?

このような状態にお悩みの方は、たるみ毛穴が発生してしまっているケースがあります。

後ほど、たるみ毛穴を治すために試していただきたい改善策をお伝えしますので、参考にしてみてくださいね。

たるみ毛穴を治すためには要因も知っておこう①

先ほどお話ししたようなたるみ毛穴の特徴が現れてしまっていて、お困りになっている男性もいらっしゃることでしょう。

または、先ほどのチェックリストを終えてからたるみ毛穴の存在に気がついたという方も。

さっそくたるみ毛穴を治すために改善策を試したいところですが、まずはたるみ毛穴の要因となっていることについての知識を得ておきましょう。

その要因としてはいくつか考えられますので、ここから2項にわけてお伝えしていきますね。

まずは、「お肌の老化」を挙げることができます。

人はどんどん歳をとっていくことは当たり前で、それを止めることはできません。

歳を重ねると体の機能の他にも、お肌の機能もだんだん弱くなってしまいます。

お肌内部のコラーゲンなどの美容成分も軽減してしまう傾向があり、お肌のボリュームや弾力が少なくなってしまうのです。

その結果、顔もお肌もたるみが生じてしまうので、たるみ毛穴が発生してしまいます。

お肌の老化の促進を抑制するために、早めから対策をねることが大切です。

たるみ毛穴を治すためには要因も知っておこう②

たるみ毛穴が発生してしまう要因のひとつとして、前項では「お肌の老化」を挙げましたが、他にも要因はあります。

次に挙げたい要因としては「お肌の乾燥」です。

お肌の乾燥はさまざまな肌トラブルのもととなりがちですが、毛穴問題も引き起こしてしまうケースがあります。

本来、お肌に備わっているバリア機能で内部の水分量をキープしています。

しかし、乾燥というダメージをおってしまうと、お肌の表面のバリア機能がうまく働かなくなり、水分量がキープしにくくなってしまう恐れがあります。

水分が欠如している状態ではたるみ毛穴が発生しやすいです。

そのため、ずっとお肌が乾燥したままでいるとたるみ毛穴を生じてしまうリスクが高まるのですね。

他にも、「表情筋の劣化」というのもたるみ毛穴の発生につながってしまいます。

表情筋がきちんと使えている場合は皮膚をサポートしてくれるので、毛穴も目立たなくなるはずです。

しかし、多くの人は顔に存在する表情筋の2分の1以下しか動かしていないとの報告があるので、意識的に筋肉を動かす努力が必要ですね。

顔のたるみも、たるみ毛穴も、両方の対策に有効だといわれていますので、たるみ毛穴を治すために表情筋を動かすことを意識してみるのもおすすめです。

たるみ毛穴を治すために!表情筋を動かそう

ここまでで、たるみ毛穴が発生してしまう要因はお分かりいただけたでしょうか。

次に気になるのが、たるみ毛穴の対策についてですよね。

そこで、ここからはたるみ毛穴を治すことを目標としている方のために、たるみ毛穴対策の仕方についてお話ししていきます。

最初におすすめしたい方法は「表情筋を動かす」という方法です。

【表情筋トレーニングの流れ】

①ほっぺの筋肉が動いているのを感じ取りながら、笑顔になります。

以下、笑顔&口角アップをキープしつつ、それぞれの動作を行うのがポイントです。

②「なー」と声に出します。

③同じように「のー」と声に出してください。

④「いー」、「うー」、「えー」、「おー」とリズム良く声に出します。

⑤この一連の動作を数回行い、2分間たったら終了です。

とても簡単でしかも覚えやすい方法ですよね。

1日1回ほどでたるみ毛穴、顔のたるみに有効なだけではなく、気分のリフレッシュにもなりそうです。

テレビを観ながら、お風呂に浸かりながら、など好きなときに行えるのも嬉しいポイントではないでしょうか。

洗顔の仕方は合ってる?

男性の方はササッと洗顔を完了させてしまう人も少なくはないはずです。

しかし、たるみ毛穴を治すためには、洗顔の仕方に問題があってはいけません。

毛穴問題と洗顔の仕方は深く関わっているのです。

洗顔の仕方に問題があると、たるみ毛穴の発生も促進してしまう恐れもあります。

そこで、こちらでは洗顔の仕方についてご説明していきますので、ご自身が行っている洗顔の仕方が合っているのか一度確認してみましょう。

まずは、適度に温めたタオルなどを顔において毛穴に働きかけましょう。

このひと手間で、しっかりと毛穴を開いてあげることが重要です。

次にぬるめのお湯で素洗いしたら、洗顔料でキメ細かい泡を作ります。

そして、円を描くことを意識して泡だけで洗い上げます。

力任せで洗うのは厳禁です。

最後にすすぎ残しがないように注意しながら顔をすすぎ、タオルで水分をとって終了です。

たるみ毛穴を治すために注目したい「レチノール」!

特に問題のない洗顔を行ったら、次はきちんとお肌を保湿して乾燥から守ってあげることが求められます。

洗顔後は余分に分泌された皮脂などが取り除かれた状態ですから、お肌の乾燥を招きやすいのです。

普段から洗顔後に保湿をしているという男性の方もいらっしゃいますよね。

保湿をすること自体お肌に良いのは変わりがありませんが、たるみ毛穴を治すためには使用する保湿アイテムも対策できるものにシフトしたほうが安心感は高まりますよ。

ここでスポットを当てていきたいのが「レチノール」というビタミンAです。

レチノールはお肌の老化防止に役立ってくれます。

例えば、真皮内のコラーゲン増加を手助けする役目、お肌のターンオーバーを正常にする役目、過剰な皮脂分泌を制御する役目などを挙げることができます。

そのため、アンチエイジングケア用品として注目が集まっているのがレチノールが配合された商品です。

セラミドなど保湿効果が見込める他の美容成分を一緒にお肌に取り込めると、さらに老化防止効果抜群です!

たるみ毛穴は根気強く治すことを心がける

たるみ毛穴は、お肌の老化・乾燥や表情筋の劣化など様々な要因で起こります。

現在たるみ毛穴にお困りの方は治すための対策として、そうでない方は予防策として当記事でご紹介した改善方法を実践してみましょう。

「表情筋を動かす」、「洗顔の仕方に注意する」、「レチノール配合のスキンケア用品を活用する」といった方法がありましたね。

対策を始めてすぐにたるみ毛穴がなくなるといったことは難しいとは思いますが、根気強く対策を続けていけば良い結果が現れてくるはずです。