すね毛を剃るとチクチクするし痒い!対策方法はあるの?

メンズ美容の発達やファッションの変化に伴い、すね毛の濃い薄いにかかわらず、男性でもツルツルの脚にしたいと思うかたが増えてきていますね。

カミソリ等を使えば、ご自宅でも簡単に剃ることもできます。

しかし、剃り終えた直後はツルツルの状態でも、少し時間が経つとチクチクしてきませんか?

すね毛に関わらず、ムダ毛を処理するとなぜチクチクするのでしょうか。

また、チクチクしない剃り方のコツはあるのかなどをお伝えします。

チクチクの原因はカミソリで剃ると毛の形が変わるから

はじめに、すね毛の処理をするとチクチクしてしまう原因についてお話しします。

一見、カミソリ等で剃った後はツルツルの脚になりますが、手で触ってみたり、時間と共にチクチクとした肌触りになりますよね。

見た目では分からない程度であっても、手で触ると気になることから、何度もカミソリで剃ってしまうかたもいらっしゃることでしょう。

しかし、何度もシェービングをしてしまうと、当然肌にダメージが起こってしまいます。

ツルツルの脚を目指していたのに、傷だらけの脚になってしまったら困ってしまいますよね。

ではなぜ、すね毛などのムダ毛を剃るとチクチクしてしまうのでしょうか。

チクチクしてしまう原因は、剃り終えた後の毛の形にあります。

すね毛を剃る前は、毛の長さがあることで先端は細く丸い状態にあるのですが、カミソリ等で毛をカットすると断面ができて先端が尖ってしまうのです。

毛の断面が広くなれば、太さのある尖った先端となるため、チクチクとしてしまいます。

チクチクのあとは痒み!炎症を起こしているかも?!

チクチクとした肌触りは、カミソリ等で剃ることによる毛の形の変化でしたが、チクチクと同時に痒みも感じることもありますよね。

すね毛などの毛の処理をした後に痒みがでるのは、気づかないうちに肌を傷めている可能性があります。

ムダ毛の処理をするカミソリを、ただなんとなく使っていませんか。

刃こぼれしたカミソリは剃りにくく、すね毛が濃くて多いかたであれば毛詰まりをおこして、何度も同じ場所を剃ってしまいます。

また、よりツルツルの脚にしたいからと、深剃りや毛の流れに反して逆剃りをしてしまうと、肌はボロボロになってしまうのです。

見えない傷があちこちにできて、そこから細菌がつくと炎症が起こり、痒みとなって現れてきてしまいます。

すね毛を剃るときは、こうした肌へのダメージが起こることを想定して対策していきましょう。

それでは、チクチクや痒みを抑えながら、カミソリですね毛を剃るコツをご紹介します。

すね毛を剃る前に準備

チクチクしにくく、肌にダメージを起こさずにすね毛の処理をするためには、前準備が必要です。

ツルツルの脚にしたいのであれば、前準備なくすね毛を処理してはいけません。

①毛を柔らかくする

まず、湯ぶねに浸かり、肌や毛を柔らかくしていきます。

毛に水分が含まれることで柔らかくなり、あたたまることで毛穴が開いて剃りやすくなりますよ。

例でいえば、乾いた土を掘り起こすのは大変ですが、水分を含んだ土は柔らかくなって掘り起こしやすくなりますよね。

ムダ毛を処理するときも、同じようなことがいえるのです。

②シェービングやクリームを使う

体を洗ったついでに剃るかたもいらっしゃいますが、ボディーソープや石鹸を使って剃ると、後々痒みの原因になってしまいます。

カミソリを使ってすね毛等の処理をするときは、必ずシェービング剤を使用しましょう。

普段、ボディーソープや石鹸で処理していたのをシェービング剤に変えるだけで、カミソリ負けを軽減できますよ。

肌へのダメージを抑えるためには、シェービング剤が必需品です。

カミソリの状態を確認してからすね毛を剃る

前準備として、カミソリの状態も確認しましょう。

「剃りやすい」「買い換えるのが面倒」として同じものを使っていると、カミソリの状態が悪く、カミソリ負けしてしまいます。

カミソリは消耗品であり、使い込んだカミソリには雑菌が溜まっていきますよ。

少なくても、一カ月に一回は交換し、使い終わったら刃の水気をふき取り、湿気の少ない場所で保管してください。

すね毛処理をするためのカミソリは、T字カミソリにしましょう。

刃が大きすぎてしまうと剃り残しの原因となり、何度も剃ることになってしまうので、刃は小さいものがおすすめです。

また、一枚刃だと肌へのダメージが大きいため、二枚刃以上のカミソリを使ってくださいね。

すね毛を処理する前準備ができたら、いよいよカミソリで剃っていきます。

肌を傷つけないように、毛の流れにそって剃っていきましょうね。

脚全体を毛の流れにそって剃り終えたら、剃り残している部分だけ下から上に剃ります。

こうすることでチクチクを抑えつつ、肌を傷めることなく処理することができますよ。

すね毛を剃ったら保湿しよう

すね毛を剃ると、スッキリとした気分になりますよね。

しかし、カミソリで剃り終えた肌は、乾燥しやすくなっています。

乾燥がチクチクした肌触りや、痒みの元になりますので、しっかりと保湿していきましょう。

保湿成分が配合された化粧水やローションなどを使ってみてくださいね。

化粧水やローションというと、女性向けのものが多く展開されていますが、男性向けの商品もたくさん販売されていますよ。

ドラッグストアなどでも購入できるワセリンでも、代用ができます。

ただし、カミソリ負けによって肌を傷めているときは、保湿クリーム等の使用は控えてください。

傷が癒えてきたら、しっかり保湿しましょうね。

また、剃り終えたあとに肌がヒリヒリとしている場合は、冷たくしたタオルなどを使って剃った部分を冷やしてみてください。

クールダウンすることで、ヒリつきを軽減することができます。

チクチクが嫌ならこんな手も!

カミソリなどで剃ると、伸びてきた時点でチクチクしてしまうのは仕方ないといえば仕方ありません。

よく、毛抜きを使って伸びてきたすね毛を抜くかたがいらっしゃいますが、実はNG行為です。

毛抜きを使って無理矢理毛を抜いてしまうと毛穴は傷つき、炎症を起こしやすくなります。

そして、毛が埋もれた埋没毛が増えることで、ニキビのように赤みがかってしまうこともありますよ。

チクチクとした毛の処理として、毛抜きを使うのはもう止めましょう。

それでも、ツルツルの脚でいたいと懇願するかたは、思い切って脱毛をしてみてはいかがでしょうか。

女性向けの脱毛サロンでは男性の利用をお断りしているところが多いですが、男性向けのメンズ脱毛であれば問題ありません。

ただし、脱毛を続けていると毛が生えてこなくなりますので、脱毛をするときは慎重に決断しましょう。

すね毛があったころに戻りたいと思っても、脱毛してからでは元に戻せません。

また、脱毛は一回では終わりません。

何度も通っていくのですが、サロンに行くときは事前にカミソリ等で剃っていく必要があります。

そのため、チクチクとした期間があることも忘れないでくださいね。

すね毛の処理は慎重に!

ご自宅で簡単にすね毛の処理はできますが、肌へのダメージを少なくするためには前準備やアフターフォローが大切になってきます。

チクチクした毛が気になるからといって、過度にカミソリで剃ったり、毛抜きで抜かないようにしてください。

また、脱毛をするときは、すね毛が少なくなることや、なくなることへの覚悟を持って決断しましょう。