皮脂の分泌が盛んで、頭皮がベタベタしてしまうという悩みをお持ちの男性はいませんか?
毎日シャンプーで清潔にしているのに、頭皮だけがベタベタしてしまうのは、何か原因がありそうですよね。
まずは、皮脂の分泌が過剰に起きてしまう原因から考えていきましょう。
合わせて、皮脂を抑える方法をお伝えしますので、実践してみてください。
皮脂の分泌が多すぎる!?頭皮がベタベタする原因
夏はすぐに汗がにじむ季節ですから、頭皮がベタベタしてしまうことは誰しも考えられます。
しかし、季節に関係なく頭皮がべたべたする場合は、皮脂の分泌が過剰になっていることが考えられます。
皮脂の分泌が過剰になると、頭皮がベタベタするだけでなく、臭いやかゆみなどを同時に発症してしまうことがあります。
そして、その状態が継続するとハゲになりやすくなってしまうことも考えられるのです。
頭皮の皮脂の分泌がなぜ多くなってしまうのか、その原因として2つ考えられます。
〇脂性タイプ
〇乾燥肌タイプ
脂性と乾燥は相反するものですが、どちらの場合にも理由がありますので、順にご説明していきます。
まず、脂性の場合からです。
脂性の男性は、もともと皮脂の分泌が多いです。
ですから、普段から皮脂の分泌が多いため、頭皮がベタベタとしてしまいます。
つづいて、乾燥の場合です。
頭皮が乾燥していると、皮膚はその乾燥を回復させようとする力があります。
それは、皮脂を分泌させることによって乾燥させないようにしようと働きます。
その作用が過剰に強く出てしまい、皮脂の分泌が過剰になった結果が頭皮のベタベタを生じてしまうことになります。
皮脂を抑えるには、それぞれの頭皮に合った対策が必要になります。
自分の頭皮は脂性?乾燥肌?どちらか見分ける方法
頭皮がベタベタしてしまう原因として、頭皮が脂性か乾燥肌かどうかで分けられました。
しかし、自分がどちらのタイプか分からない男性のために、見分け方をご紹介します。
まず、「洗髪後の頭皮を見る」ことが挙げられます。
洗髪後の翌日から15時くらいまでの頭皮の状態を確認してみてください。
その時間帯で、頭皮が皮脂でベタベタしてしまう男性は、脂性である可能性が高いです。
そうでない場合は、乾燥肌だといえます。
もうひとつの方法は、「顔が脂性か乾燥肌か知る」ことです。
顔と頭皮は繋がっているため、肌質が同じである場合が多いからです。
ですから、顔がテカテカしやすい男性は頭皮も同じようにベタベタしてしまうため、脂性といえそうです。
反対に、顔が乾燥肌の男性は頭皮も乾燥しやすいため、乾燥肌といっていいでしょう。
皮脂を抑える対策は、自分が脂性なのか乾燥肌なのかで変わりますので、ちゃんと見極めましょう。
頭皮の皮脂を抑えるには?脂性の場合
もともと脂性の男性の場合は、対策として以下のことが挙げられます。
〇脂性対策されているシャンプーを使う
〇洗髪後には化粧水をつける
まず、シャンプーの使用ですが、もともと脂性の男性は頭皮の皮脂をしっかりと落とす必要があります。
商品を選ぶ目安として、「脂性肌タイプ」とか「オイリー肌専用」などと表記があるものを選びましょう。
皮脂を溶かして落とす作用が強いため、頭皮のべたつきを抑えることができるようになるはずです。
つぎに、洗髪後に化粧水をつけることもおすすめできます。
化粧水は、頭皮専用のものを使ってください。
おすすめのタイプは、使用感がすっきりとしているものです。
商品を選ぶ場合には、「頭皮専用」であることと、「べたつきを抑える成分がある」ことなどを確認するといいでしょう。
おすすめのシャンプーは、「スカルプDオイリー」です。
余分な皮脂を取り除いたうえで、潤い効果も期待できます。
化粧水でおすすめなのは、「マンダム スカルプケアサプリ 頭皮さらさら化粧水」です。
頭皮のベタベタを抑える成分や、頭皮の状態を正常に戻そうとする作用が期待できます。
乾燥肌である場合の対策は?頭皮の皮脂を抑える方法
頭皮が乾燥することによって皮脂の分泌が盛んになっている男性には、皮脂を抑えるために以下の対策があります。
〇乾燥肌用のシャンプーを使う
〇洗髪後の保湿
まず、使うシャンプーのお話からです。
脂性の男性とは対照的に、乾燥肌の男性は頭皮が乾燥によって敏感になっているため、それほど強い洗浄力は必要ありません。
商品を選ぶ目安として、「肌に優しい洗い心地」や「低刺激」といったタイプがいいでしょう。
また、シャンプーの刺激で乾燥以外の肌トラブルも引き起こす可能性がありますので、「弱酸性」、「アミノ酸」という表示のものを選ぶことも大切です。
つぎに、洗髪後のケアについてです。
洗髪後は肌が無防備になっているため、乾燥肌の男性は特に肌が乾燥しないようなケアが必要になります。
ですから、化粧水などによって頭皮の乾燥を防ぎましょう。
おすすめのシャンプーは、「スカルプDドライ」です。
成分表示から、肌を保湿する効果のある成分である「アロエベラエキス」「水溶性ツボクサエキス」が含まれていることが分かります。
洗髪後の保湿におすすめするのは、「キュレル 頭皮保湿ローション」です。
潤い成分として、「セラミド」や「ユーカリエキス」が含まれていると記載があります。
乾燥肌の男性にありがちなフケやかゆみなどにも効果が期待できるようです。
皮脂を抑える方法は他にも!正しいシャンプーの仕方
皮脂の分泌を抑えるために、シャンプーや化粧水などを準備できたら、今度は今までのシャンプーの仕方も見直してみましょう。
正しいシャンプーをすれば、頭皮を正常な状態に戻しやすくなります。
①ブラッシングをする
シャンプーの前に行います。
頭皮の汚れを浮き上がらせ、頭皮の血行を良くします。
②お湯だけで洗う
シャンプーを使う前に、シャワーなどで落とせる汚れを取り除きます。
また、毛穴を開くこともできます。
③泡立てたシャンプーで洗う
必ず泡立てたシャンプーで頭皮を洗ってください。
爪を立てないよう注意しながら、マッサージするように優しく洗います。
④すすぎをしっかりする
シャンプーが終わったら、シャワーでたっぷりのお湯で洗い流します。
頭皮を揉むようにして流すと、毛穴の奥までしっかりと洗うことができます。
⑤タオルドライ後、ドライヤーで素早く乾かす
優しくタオルドライで水分を大体取ったら、ドライヤーで乾かします。
頭皮までしっかり乾かすように心掛けましょう。
皮脂の分泌を抑えるのに役立つ生活習慣の見直し
頭皮の皮脂の分泌を抑えるためには、生活習慣の見直しも大切です。
次の項目が思い当たる男性は、改善できるよう心がけてください。
〇バランスの悪い食生活
〇目覚めがすっきりしないような睡眠
〇ストレスのためすぎ
どれも少なからず思い当たる男性が多いのではないでしょうか。
まず、バランスの悪い食生活は、当然頭皮の状態にも良くありません。
とくに、脂肪分が多いような食事だと、頭皮がべたべたしてしまう原因にもなります。
ほかにも、普段どのような睡眠をとっているかも大事になります。
朝目覚めたとき、「よく眠れたなー」という実感はありますか?
早く寝たのに疲れが取れていないという男性は、質の悪い睡眠になってしまっている可能性があります。
身体がリラックスできていないことが原因である可能性もありますので、寝る前にベッドの上で軽くストレッチなどをすると身体がほぐれて程よく温まることから、快眠に繋がることが期待できます。
ストレスのためすぎも、頭皮だけでなく身体全体に良くありません。
ですから、自分がリラックスできるストレス解消法を見つけて、実践していきましょう。
頭皮の皮脂の分泌は頭皮ケアと生活習慣の見直しで改善
頭皮の皮脂を抑えるためには、頭皮のタイプに合った頭皮ケアが必要です。
頭皮がベタベタしてしまう原因には、脂性と乾燥肌と2つのタイプが考えられるからです。
自分がどちらのタイプか見分けたら、自分に合ったシャンプーや洗髪後の頭皮ケアする化粧水などを使いましょう。
生活習慣が乱れている場合は、その見直しも同時に行ってみましょう。