大切なのは髪の毛の洗い方!サラサラヘアを手に入れる方法!

サラサラの髪の毛は女性だけでなく、男性であっても魅力的な要素のひとつです。

最近では若手俳優の影響もあってか、ナチュラルなサラサラヘアを目指す男性が増えています。

一方で「しっかりシャンプーをしても全くサラサラヘアにならない!」と悩んでいる男性もいるのではないでしょうか。

そんな悩みを持つ方々は、シャンプーの方法から見直してみませんか?

洗い方を見直して、サラサラヘアを手に入れましょう。

健康的な髪の毛を保つ!サラサラヘアの秘密

サラサラヘアは、個人の持つ髪質によるものが大きいといいます。

確かに、細く柔らかな髪質であれば、よりサラサラな質感になるでしょう。

しかし、髪質と同じくらい大切なのが、髪の毛と頭皮の健康状態です。

間違ったヘアケアをしていたり、頭皮の手入れを怠ると、頭皮には皮脂が溜まり、血行が悪くなって髪の毛に栄養が行き渡らなくなってしまいます。

このように、栄養不足になった髪の毛からはハリ感やコシが失われ、サラサラとは言い難い、櫛の通らない髪になってしまうのです。

頭皮を良い状態に保つには、食生活に気を遣い、皮脂のもととなる脂っこいものや甘味を避け、野菜を多く摂ることを心がけることに加えて、十分な睡眠も大切です。

こうした生活習慣を整えつつ、髪の正しい洗い方やマッサージといった毎日のヘアケアを行っていけば、ゴワゴワした髪の毛をサラサラヘアに変えていくことができるでしょう。

サラサラヘアへの第一歩!髪を洗う前にやるべきこと

髪のケアに即効性を求めるのは禁物です。

髪の毛は毎日洗うものなので、面倒がらずに正しい洗い方を実践しましょう。

今日からきちんとした洗い方を続けていけば、サラサラヘアにどんどん近づいていくはずです。

【サラサラヘアに近づく髪の毛の洗い方】

●洗う前にやっておくこと

①入浴前にブラッシングする

髪を洗うにあたって、さっそく髪を水で濡らしてしまいたいところですが、実は入浴前にひと手間かけることが大切です。

そのひと手間とは「ブラッシング」です。

髪を洗う前にするブラッシングには、2つの理由があります。

ひとつは、一日過ごして髪に付いた汚れやほこりを取り除くことです。

見た目にはあまり汚れていなくても、目に見えないやゴミやほこりなどがついているものなので、それらをあらかじめ少しでも取り除くことで、シャンプー時の頭皮への負担を軽くすることができます。

ふたつ目の理由は、絡まった髪をほどくというものです。

髪が長い人や、髪の毛が短くてもクセがあったりする場合には、髪が絡まっていることが多いです。

髪が絡まったままシャンプーを始めてしまうと、髪への負担が大きくなります。

入浴前にブラッシングをすることで、髪への負担を軽くすることができますから、面倒がらずにやっておきましょう。

②ゆっくりお湯に浸かり体を温める

ブラッシングが終わったら、ゆっくりお湯に浸かります。

体の血行が良くなり、頭皮の毛穴も開くので、汚れや皮脂が落ちやすくなります。

次の項目では、いよいよシャンプーの方法を紹介しますよ。

髪の毛の正しい洗い方 シャンプー・①すすぎ編

引き続き髪の毛の洗い方をご紹介します。

●シャンプー・すすぎ

①ぬるめのシャワーで頭皮を揉み洗いする

熱すぎるシャワーは、髪にも頭皮にもダメージを与えてしまいます。

ぬるめのシャワーで、髪の毛と頭皮をたっぷり濡らしていきましょう。

②シャンプーを泡立てて、髪になじませ洗う

揉み洗いが済んだら、適量のシャンプーを手に取ります。

シャンプーの適量は、ポンプ式なら1プッシュ分です。

手に取ったシャンプーは、数滴のお湯と一緒に泡立てて、頭全体に行き渡るようになじませます。

シャンプーがなじんだら、指の腹を使って、髪の生え際から頭頂部へマッサージをするように洗っていきます。

よく揉みながら洗うことで血行が良くなり、サラサラヘアに必要な栄養素が髪全体に行き渡るようになります。

また、老廃物の排出が促されるので、頭皮の環境も整います。

③すすぎをしっかり行う

男性はつい、シャンプー後のすすぎで手抜きをしがちですが、ここでしっかりシャンプーを流しておかないと頭皮にシャンプーが残ってしまいます。

シャンプーが髪に残ると、フケやかゆみの原因となりますので、しっかりとすすぎましょう。

髪の毛の正しい洗い方②リンス・トリートメント編

髪を頭皮まできれいに洗った後は、トリートメントをしましょう。

シャンプーは頭皮を洗うためのものですが、リンスやコンディショナー、トリートメントは髪の毛自体のケアに使うものです。

これらは同じものと混同しがちですが、リンス、コンディショナーは髪の外側を保護し、トリートメントは髪の内側のダメージを修復するものです。

●リンス・トリートメント

①髪の水分をざっと拭き取り、トリートメントを手の平にとり、薄く両手に伸ばします。

1プッシュ分のトリートメントを手の平で均等に伸ばせたら、髪の毛の先のほうにつけてなじませていきます。

この時、頭皮に付かないよう注意しましょう。

トリートメントは、髪を保護をするために油分を含んでいます。

その油分が頭皮にまでついてしまうと、丁寧に皮脂を洗い流したことが台無しになってしまいます。

トリートメントをすすぐ時も、髪に残らないよう丁寧にすすぎます。

②トリートメントと同様にリンスをする

トリートメントが終わったらリンスをします。

リンスの使い方もトリートメントと変わりません。

頭皮につくことがないよう注意しながら、髪全体に馴染ませてよく流しましょう。

2項目にわたって髪の洗い方をご紹介しました。

一通りの工程に慣れるまで、洗髪に時間がかかってしまうかもしれませんが、毎日続けることでどんどんサラサラヘアに近づきますよ。

洗い方をマスターしたら正しい乾かし方を覚えよう

洗髪が終わり、風呂から上がると待っているのは「髪を乾かす」工程です。

サラサラヘアになるためには、洗い方に次ぎ、乾かし方も疎かにしてはいけません。

自然乾燥にまかせてなにもしない男性が多いのですが、髪を乾かす時は必ずドライヤーを使ってしっかりと乾かしましょう。

風呂上りで洗いたての髪は、たっぷり水分を含んでおり、菌が繁殖しやすい状態です。

頭皮に菌が繁殖すると、頭皮の炎症やフケのもとになったり、臭う原因にもなります。

いくら印象良くスタイリングしても、頭髪が匂ったりフケが多いのでは、清潔感に欠けてしまいます。

これらのことを防ぐためにも、自然乾燥はやめて、ドライヤーできちんと乾かす必要があるのです。

この項目では、髪の適切な乾かし方をご紹介しますので実践してみましょう。

①タオルドライ

風呂からあがってまずすることは、タオルドライです。

このタオルドライで男性がしがちなのが、力を入れてゴシゴシ拭いてしまうことです。

これは髪へのダメージが非常に大きい方法なので絶対にやめましょう。

タオルドライをする時は、タオルを何度も押し当てるように行います。

イメージとしては、水分を拭き取るのではなく、吸い取る感じです。

②ドライヤー

タオルドライで水分を取ったら、ドライヤーを使って乾かしていきます。

ドライヤーを使う時の注意事項も合わせてみていきましょう。

ドライヤーを使う時、乾かしすぎは禁物です。

髪の毛を乾燥しすぎると、髪内部の水分がなってしまうので、かえって髪にダメージを与えることになります。

毛先・中間・毛根のすべてが、満遍なく乾く状態がベストです。

乾かす時には、毛根からドライヤーを当てていきます。

髪を持ち上げて、毛根に直接熱風が当たるようにしましょう。

その後、後頭部、サイドと、頭全体を乾かしていきます。

完全に乾かすのではなく、ほんのりしっとりするくらいで十分です。

サラサラヘアが遠のく!?やってはいけない勘違いケア

最後に、やってはいけない間違ったヘアケアについてお話します。

髪にいいからと続けていることが、実は髪の毛が薄くなったり抜けてしまう原因になっていることもあるのです。

健康的なサラサラヘアを目指すなら、自分がこのようなヘアケアを行っていないかチェックしておきましょう。

まずは髪の洗い方についてです。

●脂性の人がしてしまいがちなヘアケア

・ゴシゴシ洗い
・何度もシャンプーをする

力いっぱい頭皮を洗ったり、何度もシャンプーをすれば皮脂が落ちていくような気がしますが、このような洗い方は頭皮を傷めてしまったり、必要な皮脂を落としてしまうので逆効果です。

シャンプーは、指の腹でマッサージをするように洗うのが基本です。

●髪を乾かす時

・髪を完全に乾かしてしまう
・一ヶ所に集中してドライヤーを当てている

ドライヤーからは、100度を超える温風が出ています。

この温風を、至近距離で頭の一ヶ所に当てすぎてしまうと、髪を乾燥させすぎてしまってダメージを負わせてしまいます。

●ブラッシングする時

・頭皮を櫛・ブラシでトントンと叩く

血行を良くすると考えられているようですが、根拠はありません。

とがったもので刺激し続けると、頭皮の皮下組織を傷める原因になるのでやめましょう。

正しく洗って目指せ!サラサラヘア!

今回は、サラサラヘアを目指すための正しいヘアケアについてお話しました。

これまで、ここでご紹介した方法と違ったやり方をしていた場合には、慣れてくるまでに時間がかかるかもしれません。

しかし、理想的なサラサラヘアは一朝一夕で手に入るものではありません。

日ごろから正しいヘアケアを続けることがサラサラヘアへの一番の近道ですから、今回ご紹介したポイントに気を付けたヘアケアを、日々続けていってください。