無添加で安心な石鹸シャンプーをしよう!正しい洗髪方法は?

石鹸シャンプーとは、無添加で安全性が高いことに加えて、洗浄力も非常に高い洗髪方法です。

男性の場合、皮脂の分泌も多いので、頭皮のべたつきが気になっている方もいるでしょう。

そのようなときにおすすめしたいのが石鹸シャンプーです。

石鹸シャンプーの正しい方法を覚えて、ハリやコシのある美しい髪の毛を目指しましょう!

石鹸シャンプーはどんな洗髪方法?

石鹸シャンプーは、天然素材を原料に作られた無添加な石鹸で洗髪する方法です。

余分な成分が入っていないため、肌への安全性が高いうえに、しっかりとした洗浄力も兼ね備えています。

「皮脂が出やすい」「髪の毛のセットにワックスを使っている」というような男性に向いている洗髪方法といえるでしょう。

石鹸シャンプーには様々なメリットがあります。

まずは、フケを防止してくれる効果です。

皮脂の過剰分泌によるフケに悩んでいる人には、石鹸シャンプーの高い洗浄力が役に立ちます。

しかし、乾燥によるパラパラとしたフケには、逆効果をもたらしてしまうので、自分のフケがどちらのタイプが見極めてから使用するようにしましょう。

次に、低刺激で頭皮に優しいということです。

敏感肌やアレルギーを持っている人の場合、添加物が入ったシャンプーを使うと、かゆみや赤みの症状が現れることがあります。

無添加な石鹸で洗うことで、頭皮を刺激することが少なくできるでしょう。

この他にも、環境に優しい、爽快感があるなどのメリットが挙げられます。

たくさんのメリットを持つ石鹸シャンプーですが、もちろんデメリットも存在します。

次の項で、石鹸シャンプーのデメリットについて詳しくお話ししていきます。

石鹸シャンプーのデメリット

様々なメリットがある石鹸シャンプーですが、人によっては合わないこともあるようです。

それでは、石鹸シャンプーのデメリットには、どのようなものがあるのでしょうか。

石鹸シャンプーは難しく、慣れるまでに3か月はかかるともいわれています。

それにはいくつかの理由が挙げられます。

石鹸シャンプーは無添加素材での洗髪方法の為、髪をサラサラにするためのシリコンなどの薬剤を使用しません。

そのため、やり方を間違えると髪がキシキシときしみ、手触りが悪くなってしまうことがあります。

また、石鹸シャンプーには、いくつかの工程が必要なため、ある程度の時間がかかってしまいます。

この他に挙げられるデメリットとしては、カラーやパーマの抜けが早くなる、使い方を間違えると石鹸カスが残ってしまうなどがあります。

しかし、石鹸シャンプーの方法を覚えてしまえば、脂性を気にする男性には効果が抜群です。

正しい洗髪方法を覚えて、石鹸シャンプーに挑戦してみましょう。

石鹸シャンプーをしよう!洗髪方法手順①

それでは、石鹸シャンプーの手順についてお話ししていきます。

1.洗髪の前に、ブラッシングをしましょう。

髪のもつれをほどき、表面についたホコリなども取り除くことができます。

2.石鹸シャンプーの前に、髪の毛と頭皮をしっかりと濡らします。

髪の毛と頭皮を濡らすことで汚れが軽く落ち、石鹸の泡立ちが良くなります。

3.石鹸を泡立てながら洗います。

石鹸を良く泡立てて、頭皮を中心に洗います。

このとき、髪の毛に直接石鹸をつけてこすらないようにしてください。

石鹸シャンプーで使われる石鹸は洗浄力が強いため、強くこすってしまうと、摩擦により髪の毛が傷んでしまいます。

まずは、頭皮をマッサージするように優しく洗い、その流れで髪の毛へ泡をいきわたらせるようにしましょう。

ここまでで、髪の毛を洗うまでの作業は終了です。

次の項では、髪の毛から泡を洗い流すところからご説明します。

石鹸シャンプーをしよう!洗髪方法の手順②

前項から続いて、石鹸シャンプーの方法についてお話しします。

4.石鹸シャンプー後の髪の毛を、十分にすすぎ流しましょう。

石鹸シャンプー後は頭皮に石鹸カスが残ってしまう場合があります。

仕事中の男性の場合、スーツの肩の部分に石鹸カスが落ちていたら清潔感がありませんよね。

そのため、いつもより入念に頭皮と髪の毛をすすぐようにしてください。

5.石鹸シャンプー後は酸性のリンスをつけ、そのあと良く洗い流します。

石鹸シャンプーをした後の髪の毛には、酸性のリンスをつけるようにしましょう。

酸性のリンスについては、後ほど詳しくお話ししていきますので、是非参考にしてみてください。

6.タオルで水分を優しく拭き取ります。

水分を含んだ髪の毛を、ゴシゴシとこするのではなく、優しく拭き取ってください。

7.最後にドライヤーを使って根元から髪の毛を乾かしましょう。

ドライヤーをあてるときは、熱風で髪の毛が傷まないように注意しながら行うようにしてください。

以上で、石鹸シャンプーの工程は終了です。

いくつかの工程があり、慣れるまでに時間がかかる洗髪方法かもしれませんが、根気強く続けていきましょう。

石鹸シャンプーをする際の注意点

前項で、石鹸シャンプーの方法についてお話ししました。

石鹸シャンプーを行う際には、注意しなければいけないことがありますので、そのことについていくつかお話ししていきます。

まずは、今までの合成のシャンプーから石鹸のシャンプーへ切り替えるときの注意点です。

合成のシャンプーには、良くも悪くも様々な成分が含まれています。

そのため、石鹸でのシャンプーに切り替えたばかりの場合は、泡立ちが悪いことがあります。

石鹸シャンプーを繰り返し行っていれば、髪の毛に残っていた余分な成分も落ちてきて、泡立ちも良くなってくるはずです。

それまでは、石鹸の量を多く使い、髪の毛が十分に泡立つように泡を追加しましょう。

泡を追加する際は、硬くなりすぎないように、適度に水分を加えて柔らかな泡をつくるようにしてください。

次に注意しなければいけないことが、石鹸シャンプーは頭皮を中心に洗うということです。

男性の場合、頭皮の皮脂の分泌が多い方もいると思います。

そのため、指の腹を使って頭皮をマッサージするように石鹸の泡をいきわたらせましょう。

髪の毛はゴシゴシとこすらなくても、石鹸の泡が全体にいきわたれば汚れは落ちていますので、あまり過度に触らないように意識してください。

洗髪後は、キシキシとごわついているような感触になることがあります。

そのようなときは、酸性リンスを使ってみましょう。

石鹸シャンプーの後は酸性リンスを使おう!

石鹸シャンプーをすると、髪の毛はアルカリ性になってしまいます。

髪の毛がアルカリ性になると、キューティクルが開いたままになり、髪の毛のきしみやごわつきの原因となることがあります。

そこで洗髪後に必要なのが酸性リンスです。

石鹸シャンプーでアルカリ性になってしまった髪の毛に、酸性リンスを加えることで成分を中和し、本来の髪の毛の美しさがよみがえるのです。

酸性リンスには「クエン酸」を使うことがおすすめです。

まずは、クエン酸と水とプラスチック製のボトルを用意してください。

そして、ボトルの中にクエン酸大さじ1~2杯と水300mlを入れ、良く振り混ぜます。

これでクエン酸リンスの完成です。

このクエン酸リンスを、お湯を半分~8分目ほど張った洗面器に大さじ1~3杯ほど入れます。

そこに髪の毛全体を浸し、その後丁寧に洗い流します。

家でも簡単に作れますので、是非チャレンジしてみてください。

石鹸シャンプーのコツを覚えよう!

石鹸シャンプーは、髪と頭皮の健康を維持するためにおすすめの方法です。

いくつかのコツさえ覚えてしまえば、髪本来の美しさを取り戻すことができるでしょう。

髪の美しい男性は、それだけで清潔感を演出することができます。

石鹸シャンプーでの洗髪方法を実践し継続することで、今までとは見違えるほどの美しい髪の毛が手に入れられるはずです。