眉毛の形にこだわるなんて、少し女々しい、そんな風に考えている方も多いことでしょう。
周りを見ても、若い方はともかく、ほとんどの男性は眉毛の処理をしていません。
ですが、もし今より若くかっこよく見られたいなら、それは損をしていると思います。
眉毛一つ変えることで、顔の印象は驚くほど変わります。
では、どんな眉毛が変に見られず、イメージアップさせるのでしょうか?
眉毛の形を変えてイメチェン
「眉毛の形が変かもしれない」と気が付いたら、それはイケメンへの第一歩かもしれません。
男性はメイクをしない方がほとんどだと思いますが、眉毛の整え方で顔の印象は大きく変わってきます。
もともとの眉毛が剛毛で太く、つながり気味の方は切りそろえたり、剃ったりすることで洗練された印象になる場合もあります。
また、薄かったり、途中でなくなっている方は自然に見えるように書き足すと、きちんとした印象になります。
ただ、あまりにもお手入れしすぎてしまうと、逆効果です。
弓のような形に整えるのはいいのですが、細すぎるとモテません。
特に今は、細めより太めのナチュラルな眉毛が流行っています。
また、角ばった角眉も時代遅れです。
似合う場合もありますが、どちらかというと優しい印象のアーチ型の眉のほうがいいようです。
どんな眉毛が変なの?
「眉毛の形が変」と思われるということは、流行に乗れていない場合もありますし、全然似合っていない場合もあることが言えます。
骨格を無視した眉毛は、いくら流行を意識して作っても違和感があるものです。
例えば、もともとの眉毛が勇ましく上に上がっていて、骨格もそれに合っている場合、わざと平行な眉にするとナチュラルには見えません。
特に、お手入れするのが初めての場合、剃ったり抜いたりした跡が青々としてしまい目立ちます。
女性の方の場合は、ファンデーションなどで眉毛の周りの色を隠せますが、男性は難しいですね。
また、処理した眉毛のほとんどはまた生えてきますから、ボツボツ短い毛が生えているのも目立ちます。
骨格にあった眉毛のお手入れを始めた場合でも、継続することは大切です。
毎日とは言いませんが、週に2回くらいはチェックして、現状確認をしておきたいものです。
眉毛の形を変えてみよう①
それでは、眉毛の形を変えたいと思ったときに、どんな眉毛がいいのかいくつかピックアップしていきます。
自分が人にどう見られたいのか、自分のキャラクターに合っているのか考えて選んでみてください。
☆ナチュラル系
一番無難で、ちゃっかりモテる流行りの眉毛です。
骨格にさからわず、太さも太すぎず細すぎず、バランスのいい眉毛ということで、意外に難しい眉毛でもあります。
眉毛を処理しようと思うとついやりすぎてしまう方も多いのですが、その気持ちをぐっとこらえて、いかに自眉を残せるかがカギです。
眉間や眉尻の余計かとも思える眉毛を残し、長さも整え過ぎず、少しぼさっとさせておきます。
また、眉毛が途中で切れているように見える薄眉の場合は、自眉に合った色のアイブロウ(パウダータイプがよし)でほんの少し足していく工夫もするといいかもしれません。
女性はよくわかっているかもしれませんが、「ナチュラル=自然のまま」ではなく「ナチュラル=計算されつくした自然さ」なのです。
眉毛の形を変えてみよう②
次は、ワイルドに印象を変えたい方のための眉毛の形を考えてみましょう。
☆ワイルド系眉毛
ナチュラル系の眉毛よりも、しっかりと吊り上がっていて太く、ワイルド系のファッションやキャラならマッチします。
「ワイルドにしたいなら整えないのが一番では?」と思いがちですが、そんなに恵まれた眉毛の持ち主ばかりではありません。
ボサボサでつながっていては、田舎っぽい印象になる方もいます。
もちろん、もともとの顔が整っていて都会的なイメージの場合、眉毛がつながりかけていても似合う場合もあります。
それが個性になり、逆に周りから支持されるかもしれません。
現に、ミュージシャンを父に持つ人気若手ハリウッド女優は、毛深い眉毛をチャームポイントにして堂々と映画に出演し、化粧品のイメージキャラクターにも選ばれました。
しかし、つながりかけの眉毛が変なのか、変じゃないのか、と聞かれれば変と答えるしかありません。
「変」な状態を魅力的に見せられるか、そうでないかは本人のキャラクターや周りのとらえ方次第、ということができるでしょう。
少し話が脱線してしまいましたが、ワイルド系の眉毛のコツは、眉尻に向けてアーチを深くせずに上がっていき、しっかり最後まで毛量がある、ということです。
コンサバか個性か!その他の眉毛の形
最後に、ナチュラル系の眉毛では頼りない印象になるし、ワイルド系の眉毛も似合わない、そんな方に試していただきたい眉毛の形をご紹介しましょう。
☆オトナ眉毛
営業系のビジネスマンにおすすめなのがオトナ眉毛です。
眉毛のラインをきれいめに出した、一番、簡単な眉毛です。
眉毛サロンなどに行った場合に、何も言わなければこのタイプの眉毛になります。
ナチュラル系に近いのですが、ボサッとした印象にせず、しっかりと整えて落ち着いた大人の印象にしてください。
上がり具合や下がり具合は、骨格に合った形にしましょう。
次項で紹介する眉毛のお手入れ道具を駆使して、余分な部分は処理し、上品な眉毛に仕上げてください。
☆細眉
顔立ちがすっきりとしていて、いわゆる塩顔で爽やかな場合、細めの眉毛も似合います。
くっきりと描くのではなく、ナチュラルに仕上げる方がイマドキの雰囲気になります。
もともとの眉毛が細い場合には、そのままで大丈夫ですね。
中性的なイメージもありますが、ヤンキーっぽく見えてしまうこともあります。
ただ、もし少し遊んでいるようなイメージに変えたい場合はもってこいです。
眉毛のお手入れに必要な道具・コツ
眉毛の形を変えたい場合に、必要な道具は全て100円均一で手に入ります。
・眉毛切りハサミ
・かみそり
・毛抜き
基本的には、この3つで十分です。
ただ、毛流れがまっすぐではない場合は、眉毛用ブラシやコームが必要になることでしょう。
たいていの商品はこれが一体型になっていて、さらにアイブロウまで付いています。
こちらを用意したら、鏡の前に行って、理想の眉毛を思い描いてください。
そして、眉毛が乱れていれば毛流れに沿って整え、伸びすぎている毛を切ります。
顔を下に向けたり上に向けたりすると、ピョンと出ている眉毛が見つかりますので、それも切ります。
ただ、ナチュラル系やワイルド系の場合、この段階から「やりすぎはダメ!」と自分に言い聞かせてください。
その後、余分な毛を剃ったり、抜いたりしていきますが、特に抜く場合は注意してください。
生えてこなくなることもあります。
普通に見える眉毛のバランスについて書いておきますので、参考にしてみてくださいね。
・目頭に小指を縦に乗せて、それが指すラインから眉頭が始まる
・眉尻は、小鼻と目尻を斜めに結んだ延長線上
・眉上の一番高いところは、黒目の外側からまっすぐ上
眉毛を整える時は慎重に
かっこいい眉毛のタイプや、必要な道具をご説明しました。
眉毛の形を整えようとして失敗して変にならないように、しっかりイメージしてから処理しましょう。
どうしてもイメージしにくいなら、写真を用意して実際に書いてみるのもいいかもしれません。
眉毛は抜いたらすぐには生えてきませんし、アイブロウで書き足すのも難しく、気恥ずかしい方もいますよね。
イメージが固まっても、まずは少しずつ慎重に行うのがいいですよ。