若い男の子たちが眉毛のお手入れをするのは当たり前になってきていますが、年齢に関係なく、眉毛を整えることで見た目の印象を簡単に変えることができます。
しかし、いざ眉毛を整えようと思っても、特に生え方が変だと感じている方は、「どう切ればいいか分からない」と悩んでしまうのではないでしょうか。
こちらでは、眉毛の生え方が変でも上手にカットする方法をご紹介していきます。
眉毛の生え方が変!?眉毛は人それぞれに違う!
眉毛を実際に整える前に、まずご自分の眉毛を鏡でじっくり観察してみてください。
左右バラバラに好きな方向に生えていたり、上向きだったり下向きだったりと、生え方も色々だと感じるはずです。
では、「眉毛の生え方は変えられるのか」というと、髪の毛のように長さがあるわけではないので、容易に生え方を変えることはできません。
「眉毛は向きたい方向に好きなように生えているものだ」と理解してください。
しかし、顔のパーツの中で眉毛は、目と共に印象に関わる重要なものですから、眉毛を整えるのは大事になってくると言えるでしょう。
そのため、まずは生え方が違う眉毛への対処の仕方について考えていきます。
眉毛の中で、数本だけ他の眉毛と違う生え方をしていたら、「毛抜きで抜いてしまう」ことで処理し、流れを整える方法があります。
しかし、中には眉毛が部分的だけでなく全体的に違う方向に生えていたり、左右の眉毛を比べても生え方が揃っていない場合もありますよね。
そういう場合は、「眉毛の生え方が変だ」とあきらめてしまわずに、眉毛の形を理想の形にデザインしていきましょう。
変な生え方の眉毛を整えるにはどのような方法が?
眉毛のお手入れの方法には、3つあります。
まずは、先ほどもご紹介した「毛抜きで抜く」という方法です。
眉毛は抜くと、また次に生えてくるまでに時間がかかります。
場合によっては、抜いてからしばらくの間は生えてこないかもしれません。
そのため、眉毛を抜いた部分はしばらくの間整える手間がいらなくなりますので、必要のない眉毛や生え方が変な眉毛は抜いてみてください。
ただし、眉毛を抜く場合には気を付けてほしいことがひとつあります。
それは、眉毛を抜いた跡は「清潔に保つ」ということです。
眉毛を抜いてしまうと、抜いた後の毛根にアクネ菌等の雑菌が入りやすくなり、肌荒れにつながる恐れがあるからです。
眉毛を抜く以外のお手入れ方法として、眉毛を「カット」したり「剃る」方法があります。
余分な眉毛を抜いた後は、眉毛を切ったり剃ったりしてご自分の理想の形にデザインすることが必要になりますから、次の項でご説明していきます。
眉毛の生え方が変なら整えよう!眉毛のカットの順番と方法
ここでは、眉毛をカットする順番と方法をご説明していきます。
眉毛のカットは、まず目尻から始めていきます。
眉尻は、耳側の眉毛の端のことです。
眉尻の位置は、小鼻の脇と目尻を線でつないだ延長線上にくるように整えてください。
次に整えるのは、眉毛の下側です。
ハサミや眉用シェーバーで形をきれいに整えたら、コームで眉毛をすくい、はみ出した長い眉毛をカットしてください。
次は、眉毛の上側です。
眉山とは、眉の一番高い部分のことで、位置は、眉全体に対して眉尻から1/3に合わせましょう。
鼻側にある眉の先端の眉頭は、小鼻の先端に合わせるといいです。
仕上げに、バランスの悪い部分を眉用シェーバーで形を整えればできあがりです。
眉毛の生え方が変だからといって、切りすぎないようにしないといけません。
少しずつカットや剃ることを繰り返して、形を整えていきましょう。
眉毛の形を整えるための道具
ここでは、眉毛を整えるための道具をご紹介していきます。
●毛抜き
余分な毛を抜くためのピンセットで、先端が斜めになっているタイプがおすすめです。
このタイプなら、1本ずつ毛を抜くことが簡単にでき、抜きたい毛も見やすくなります。
●眉ハサミ
眉のために作られた小型のハサミで、コームや毛抜きとセットになっているものがおすすめです。
どれも普段の眉毛のお手入れに必要な道具ですので、常備しておけば旅行にも使えて便利です。
●コーム
眉毛の形を整えたり、眉のボリュームを減らすのに使います。
眉は黒いので、コームの色は白っぽいものを選ぶと使いやすいです。
●眉用シェーバー
電動式の眉毛専用のシェーバーです。
髭剃りと眉剃りが両方できるシェーバーもあり、カートリッジを取り換えることで髭も眉も剃れますから、このタイプのシェーバーが1本あれば便利です。
カミソリでも代用できますが、眉用シェーバーのほうが肌に優しく失敗もありません。
眉毛の生え方が変でも、これらの道具を上手に使えば、簡単に理想の眉毛が演出できるはずです。
眉毛の形がその人の印象を決める!あなたの理想の眉毛の形は?
眉毛の形によって、人の印象はずいぶんと変わります。
ここでは、眉毛の形によってどのような印象になるかをご紹介していきます。
まず、「ナチュラルな印象」にしたい場合は、本来の眉毛の形を活かしましょう。
バランスに注意して、あくまでも形を自然に作ることを心掛けてください。
「男らしさ」を強調したい場合は、太く直線的に眉毛を作るといいです。
男性的な強さを演出することができます。
「知的な印象」にしたい時には、眉毛の太さを細めにして、眉山から眉尻にかけて角度をしっかりつけましょう。
「優しい印象」を持たれたい場合は、眉毛全体のカーブを緩やかにします。
形によってこれだけ顔の印象が変わりますので、変な生え方をしている眉毛を整えるときには眉毛の形にも注目してみてください。
あとは、薄い眉毛を作ることを心掛けてみましょう。
薄い眉毛は女性受けがいいだけでなく、顔のパーツの一部として主張しすぎない利点があります。
眉毛を短くカットし、全体的に緩やかなラインを作るだけですので、ぜひ試してみてください。
眉毛の量によって道具を使い分けよう!
眉毛は人によって濃かったり薄かったりします。
ここでは、眉毛の量によってどのような道具を使うのがいいかをご説明していきます。
眉毛の量が多い人は、その部分にコームを当て、コームからはみ出た毛をハサミや眉用シェーバーでカットしてください。
眉毛の量が短くなり、濃さは感じられなくなります。
また、毛の濃さがまばらな人も同様にコームを当てて毛をカットしましょう。
短めにカットすれば、まばらな部分は目立たなくなります。
次に、眉毛が薄かったり、眉毛を整えた結果失敗してしまった場合の道具のご紹介です。
上記のような場合には、アイブローペンシルを使用してみてください。
その際、注意していただきたいことは、眉毛を一気に描くのではなく、少しずつ眉毛が足りない部分に毛を足すように丁寧に描くことです。
元からある眉毛に自然に足されるよう描いていきましょう。
眉毛の生え方に注意しながらカットしても、失敗して変になってしまうことはあるかと思いますので、道具を上手に使って理想の眉毛を作ってください。
眉毛の生え方は気にしないで!理想の眉毛を作り出そう
ここまで、眉毛の整え方をご説明してきましたが、いかがでしたか。
眉毛の生え方が変だと思っていても、ご自分で眉毛を整えるだけで気にならなくなりますよ。
眉毛は形によって印象が変わりますので、眉毛用の道具を使い、ご自分に合った眉毛を作ってみてください。
きっと周りの方は、あなたの印象がよくなったことにすぐ気づくはずです。