前髪切りすぎた!あきらかに変な場合の対処法【男性向け】

「前髪切りすぎた」という歌を歌っている、可愛らしいモデル兼歌手の方がいますが、この頃は女性の間で短め前髪のヘアスタイルが流行っていますよね。

男性も同様に、おでこをすっきり出した短めヘアのほうが爽やかに見えます。

しかし一方では、「前髪を切りすぎた」と悩んでいる人もいます。

もし前髪を切りすぎてしまったと感じたら、どんな解決策があるのでしょうか。

男性が「前髪を切りすぎた」と感じる原因

ショートヘアであることが多い男性にとっては、眉上の前髪も、立ってしまうくらい短い前髪も、決して珍しくないヘアスタイルだと思います。

しかし「前髪を切りすぎた」と感じる、または言われるのは、なにが原因なのでしょうか。

〇髪型が似合っていない

前髪を短くしたとたんに老けて見られてしまったり、反対に童顔が強調されてしまったりと、髪型がキャラや顔、頭の形と合っていないと「髪を切りすぎ」と言われてしまうことはあります。

今まで長めの前髪が似合っていたのなら、なおさら言われやすいでしょう。

〇ぱっつん前髪になっている

短くて直線的なぱっつん前髪は、前髪のラインを強調します。

マッシュルームヘアなどで全体とのバランスがとれていればあまり目立ちませんが、自分で切ったり美容師さんが間違えたりして、全体とのバランスが悪いと不自然に見えてしまいます。

特に、明らかにセルフカットで切り方が下手だと、とても不自然であることが多いです。

こうなってしまうと自分でも後悔しますし、他人からも冷やかされるかもしれませんね。

〇おでこが広い

おでこが広いと、前髪の切りすぎによっておでこが全開になってしまいますよね。

逆に、おでこをチャームポイントにして「デコ広キャラ」を狙うという手もありますが、なかなかハードルが高いものです。

前髪を切りすぎた時の対処法①

特に学生さんや若い人の場合、前髪を切りすぎると羞恥心を感じることが多いものです。

次の日に学校や職場でからかわれるかもしれない、と思うと、恥ずかしくて夜も眠れないかもしれません。

それでは、前髪を切りすぎたときの対処法をご紹介しますので、参考にしてください。

☆髪を少し湿らせてドライヤーでボリュームを出してから、ヘアワックスなどで立たせる

全体的に短ければ、トップの髪とあわせて立ち上げる無造作ヘアにしてみてはいかがでしょうか。

アクティブで男らしいイメージにもなりますし、前髪の切り過ぎ感は目立ちません。

キープ力を強くしたいのであれば、ヘアスプレーを併用するのがおすすめですよ。

☆ピンで上にとめる

若い人なら、ピンを使って前髪をとめるというのも不自然なことではありません。

ただ、会社務めのサラリーマンなどはピンは使わないほうがいいことが多いでしょう。

☆すぐに髪の毛を切りに床屋(美容院)に行く

予約なしで行っても切ってくれるお店もありますし、遅くまで営業しているところもあります。

自分でさらに切ってとりかえしのつかない事態になるのなら、プロにおまかせする方が安心です。

前髪を切りすぎた時の対処法②

前髪を切りすぎた際の解決方法で、前項で取り上げた以外に考えられる方法は、エクステや付け毛を付けることですが男性には難しいですよね。

着け毛の場合、相当良い付け毛を付けないと違和感が残りますから、「カツラ!?」と冷やかされ、さらに大きなダメージを受けてしまうかもしれません。

また、エクステは地毛との境が分かりやすいので、男性で付けている方は少ないことでしょう。

更に、以上のどちらも、お金がかかってしまうという大きなデメリットがあります。

節約している方にとっては、イタい出費になってしまいますよね。

そこでもし、ぼうず頭に抵抗がないのなら、自分でバリカンで刈り上げてしまうのが究極の解決策になります。

ぼうず頭とはいかないまでも、5分刈りや8分刈りでもいいでしょう。

バリカンなんて持ったことがない方もいると思いますが、意外と使い方は簡単です。

実際に刈り上げるときには、全体を同じ短さにするのではなく、もみあげ→襟足→側頭部→てっぺん周りの順番で長さを長くしてみたり、工夫することで、「一休さん状態」を回避できますよ。

アップバングで男らしく!切りすぎた前髪をごまかす方法

ここまでの項で、前髪を切りすぎたときの対処法として、「ヘアワックスなどで立たせる」ことをご提案しましたが、これも整髪料の代金だけで済むので、お財布へのダメージが少ない対処法と言えるでしょう。

前髪が立ち上がったスタイルを「アップバング」と呼びます。

爽やかで清潔感があり、同時に、余裕のある男っぽさを漂わせることができますので、ぜひお試しください。

アップバングのコツについて、少しご紹介しておきます。

・髪はヘアウォーターか水で湿らせる

朝シャンのあとにスタイリングするのが一番いいのですが、忙しい場合でも、前髪に少し水分を含ませるのがコツです。

この時、髪を根元から濡らすと更にやりやすいです。

・ドライヤーで前髪を立たせながらブロー

熱を加えないと髪のセットは難しいので、ドライヤーで髪の毛を持ち上げるようにしながらヘアスタイルをきめていきます。

髪をしっかりと濡らした場合は、ドライヤーを使う前にタオルドライで7~8割の水分を取ってから乾かしましょう。

・ヘアワックスは少しずつ付けていくのがおすすめ

慣れないうちは特に、ヘアワックスを一度に付けすぎないよう注意が必要です。

ヘアワックスを付けすぎてしまうと、髪が重くなってしまって立たず、アップバングにはなりません。

ワックスを使う時は、小豆大のワックスを手にとって薄くのばし、自然に見えるように前髪や全体に馴染ませてセットしてください。

切りすぎた前髪におすすめの男性向けヘアワックス

ここでは、前髪を切りすぎた男性がアップバングにする時におすすめのヘアワックスをいくつかご紹介します。

●ガズル クライム ワックス

ハード感あるヘアワックスで、セット力・キープ力ともに高く、やわらかい髪質の方やくせ毛の方にもおすすめです。

ファイバーが含まれていて、ワックスの量が少なければ空気感のある仕上がりになり、多ければツヤ感ある仕上がりになるので、ヘアスタイルをいろいろと楽しみたい場合にもうってつけです。

●ウェーボ デザインキューブ ニュートラルワックス

有名メーカーのウェーボから販売されている、スタイリングが楽になる一押しワックスのご紹介です。

セット力はそこそこですが、ツヤ感ある仕上がりや動きの付けやすさがおすすめの理由です。

また、髪の毛の表面をコーティングするような成分が含まれているので、セットしたときの雰囲気が長時間キープできます。

●ナカノ スタイリング タントN ワックス4

オールマイティに使えるヘアワックスで、毛束感や動きを出しつつ、しっかりセットできます。

また、フルーティな香りも人気の理由です。

配合されている髪の毛のダメージを防ぐ成分にもこだわっています。

あとは前髪が伸びるのを待つしかない

いろいろと解決策をまとめてきましたが、男性でも「ごまかすためとはいえ、ぼうずや5分刈りなんて冗談じゃない」という方も多いでしょうし、「おでこを出すと変...」と思う方もいるかもしれません。

ですが、髪の毛は切りすぎたとしても、そのうち伸びてきます。

同じ失敗をしないように「短い前髪は似合わない」ということを心に刻んで、再び髪が伸びてくるのを待ちましょう。

もし、前髪を早く伸ばしたいなら、頭皮のマッサージで血行を良くしてあげたり、食事の中でタンパク質を多めに摂ったりすることに若干の効果があると言われています。

タンパク質だけではなく、牡蠣やレバーやチーズに含まれる亜鉛も育毛におすすめの栄養素です。

また、睡眠不足にならないように注意しましょう。

睡眠中に分泌される成長ホルモンは、毛が伸びる速さにも関係していると言われているからです。

以上のように、食事や睡眠などの生活習慣に気をつけることによって髪が伸びるスピードを早めることができるかもしれませんし、副次効果としてストレスに負けない強い体を作ることにもつながります。

ちなみに、育毛効果が期待できるシャンプーなどもありますが、値段が高い上にそこまでの効果はのぞめないので、「前髪を切りすぎた」という理由だけで購入しない方がいいでしょう。

前髪を切りすぎても大丈夫!

・整髪料で立たせる
・全体のヘアスタイルを変える
・ピンなどでとめる
・付け毛
・ぼうず

上記のさまざまな解決案をご紹介してきましたが、試してみようと思える方法はありましたか?

男性にとってもヘアスタイルは重要ですから、前髪を切りすぎて悩んでしまうこともあるかもしれません。

しかし、髪の毛は必ず伸びます。

次のカットに失敗しないよう、髪が伸びるまでに対策を考えておきましょう。