「頭がかゆくなって掻いてみたら、爪の中に白いカスや脂っぽい液体がくっついていた」という経験はありませんか?
それは、もしかしたら頭皮をしっかり洗えていないため、男性にとって大切な育毛の妨げや、白髪の原因になっているかもしれません。
今回は、毛穴が汚れる理由や汚れの元、毛根の健康チェックや、正しいシャンプー方法・育毛最中にカモフラージュできるアイテムをご紹介していきます。
黒い健康的な髪を育てるために、毛穴を清潔に保ってみませんか?
頭皮を掻くと脂っぽい液体が?黒い髪と育毛を妨害する汚れとは
普段、私生活を送る中で以下のような症状で悩んでしまうことはありませんか?
・頭皮を掻いた際に、爪の中に白っぽい塊や、脂ぽい液体が詰まってしまっている。
・頭皮からいやな臭いがする。
・髪を乾かした後、頭皮がベタッとしている。
・頭皮に吹き出物ができている。
・毛を抜くと毛根に脂の塊が付いている。
実は、このような症状を感じる人は、「薄毛予備軍」に仲間入りしてしまうかもしれないのです。
その理由は、しっかりとシャンプーをしたつもりでも、汚れがしっかり取れておらず、毛穴を詰まらせている恐れがあるからです。
毛穴に汚れがたまりすぎると、毛穴にストレスがかかり、頭皮が血行不良を起こします。
黒い健康だった毛も白髪になってしまったり、薄毛を招いてしまうのです。
そのため、健康な髪や頭皮を保つためにも、きちんと原因をしってしっかりケアをすることが大切です。
では、毛穴が詰まってしまう主な原因をご説明していきます。
髪染めの液体の分子は毛穴より小さい?毛穴が詰まる原因とは
それでは、毛穴を詰まらせてしまっている原因はどのようなものがあるのでしょうか?
●毛穴よりも小さいといわれる「カラー剤」
普段おしゃれ染めや、自然な茶色や黒い髪にするために白髪染めをする人も多いでしょう。
通常、人間の体は人体に危険を及ぼす物質が入り込もうとすると、自然とブロックするようにできているといわれています。
例えると、花粉が入り込んできて追い出そうとする、くしゃみもブロック方法の一つだとされています。
ちなみに、頭皮の毛穴も同じで、カラーリングをする際、カラー剤の液体に含まれる化学物質に危険を感じて毛穴は小さくなります。
しかし、このカラーリングする際の染料の分子は、毛穴よりも小さいようで、毛穴に入り込めてしまうといわれています。
●毎日の洗い残しが積み立てられた毛穴の汚れ
シャンプーの方法は人によって違い、日頃のシャンプーで癖づいてしまうものでしょう。
シャンプー方法が正しくなく、それを毎日繰りしていると、毛穴の汚れが蓄積され、毛穴がつまってしまいます。
そのため、正しいシャンプー方法をおこない、古い汚れもその日の汚れもきれいに落としていくように心がける必要があります。
きちんとした、頭皮を洗うシャンプー方法をご紹介する前に、今の毛の健康状態を把握することが大切です。
それでは、どうして毛穴が詰まってしまうと、育毛の妨げや薄毛の原因・弱い毛根を作ることになってしまうのでしょうか?
ヘアケアの液体が育毛や黒い髪・健康な毛根をつくる妨げに?
通常、頭皮には10万本の毛が生えているといわれており、一本一本が密集しているため、体の中でも、汚れのたまりやすい場所といわれています。
しかし、普段生活していて、頭皮の毛穴を汚してしまう場面は、なかなか想像がつかないものです。
それでは一体、毛穴の汚れとは何なのでしょうか?
●主な毛穴の汚れ
・体内からの分泌液(汗・皮脂・老化した角膜)
・髪をケアする液体(リンス・トリートメント)などの流し残し
・排気ガス、タバコなどの汚れた大気
など、主に3つのことが挙げられます。
以上3つの条件で毛根は汚れることで、環境が悪くなり、汚れやフケが毛穴をふさぐことで、育毛の妨げや、つよく・黒い髪を作ることのできない、ストレスだらけの頭皮になってしまうといわれています。
まずは、一本毛を根元から抜いてみて、自分の毛根の健康状態を知りましょう。
健康な毛根かチェックしてみましょう
一本髪をぬいたら、その髪はきちんと根本から、毛先まできれいな黒い色をしており、余分に皮脂はついていませんか?
途中で白髪になっていたり、白髪が抜けた場合は、きちんと頭皮をマッサージしながらシャンプーをし、頭皮ストレスを解消することで改善できることもあるようです。
それでは、毛根部分に注目してみましょう。
●ふっくらとした楕円形の毛根
毛根が綿棒の様にふっくらとした形をしているなら、栄養が十分に運ばれている証といわれています。
●細い短い毛根
毛の太さとほとんど変わらない太さの毛根であれば、栄養が十分にいきわたってないので、ちょっと危険信号なようです。
こうして、毛根の様子で毛が健康であるかどうかが判断できたりもするのです。
しかし、毛根の周りにベタッとした脂のような液体が付いていた人は要注意です。
このまま放っておくと、大きなストレスを与えてしまい、薄毛や育毛に妨げになってしまう恐れがあります。
しっかり大掃除をし、頭皮をきれいにして、太くて立派な黒い毛をいつまでも保ちやすくなるようにしていきましょう。
自分に合った正しいシャンプーを選び健やかな毛根と髪へ
まず、正しいシャンプー方法は、「正しいシャンプー選び」からおこなっていきましょう。
自分の頭皮にしっかり合うシャンプーを選ぶことは、髪が育つための環境づくりや、黒い髪を保つためにも大きく繋がってくるでしょう。
それでは、シャンプーの大まかな種類をご紹介していきます。
・高級アルコール系シャンプー
髪を洗浄するための炭素といわれる成分が多く含まれていて、多くのシャンプーに使われています。
このタイプのシャンプーの特徴でもある、高い洗浄力により、頭皮の脂が取り除かれすぎてしまい、頭皮が危機を感じて、多くの脂を出し毛穴のつまりに繋がりやすいといわれています。
・石鹸系シャンプー
一番歴史の長いシャンプーといわれており、ナチュラル・自然のものを好んで使う人に向いています。天然成分が使われており、アレルギーを起こしやすい人にも優しい使い心地です。
しかし、洗浄力はあるものの、髪の表面もきれいに洗われてしまうことで、仕上がりがゴワゴワするのも特徴です。
・アミノ酸シャンプー
髪はタンパク質でできており、タンパク質の小さい分子でもあるアミノ酸のシャンプーで、とても髪に優しいのが特徴です。
最も頭皮トラブルになりにくいといわれていますが、価格が高いのがデメリットです。
自分に合ったシャンプーを選ぶことで、頭皮は健康でふっくらとし、育毛や健康的な毛根づくりの手助けにもなり、以前のように変な臭いや髪を爪で掻くとついてくる脂っぽい液体が付かなくなるでしょう。
しかし、頭皮が健やかになったとしても、現在薄毛に悩まされている人は、髪が育つまでの間、薄毛をカバーしたり目に付かないようにしたいものです。
そこで、頭皮を正しいシャンプー方法で清潔に保ち、育毛している最中にできる、オススメしたいアイテムとその使用方法をご紹介していきます。
太く黒い髪に大変身?進化している増毛パウダー
頭皮を清潔に保ち、毛根を健康に育て、育毛をしようと決めたものの、今現在、薄毛に悩まされている人もいるでしょう。
健康な毛が生えてくるまでの間、便利な増毛パウダーを上手に利用して育毛・育毛中もかっこいいヘアスタイルを楽しみましょう。
●増毛パウダーとは
増毛パウダーは植物の繊維が主に使われており、静電気で髪に付着し一本の毛の太さを太く見せてくれるといわれています。
髪の太さが変わることで、多少ボリューミーに見えるため、最も自然に隠すことができます。
以前は、この類のパウダーは「雨に弱くて黒い液体のように流れてくる」「時間が経って取れてしまった」といわれていました。
最近では、取れにくいタイプやウォータープルーフなども販売されており、進化し続けているようです。
●増毛パウダーの正しい使い方
①気になる所に増毛パウダーを振りかけます。
②ブラシなどで丁寧になじませます。
③仕上げに付属でついているスプレーや、ミストをかけて完成です。
製品によっては、仕上げのスプレーなどが不要なものもあるようなので、使いやすいものを選んでみてください。
ちなみに、増毛パウダーを使用する上でのポイントは、パウダーや、スプレー・ミストはかけすぎないように、自然な仕上がりを目指すことです。
付属以外のヘアスタイルをキープするようなスプレーの使用は、パウダーとの相性があうかどうか不明なところがあるので、控えるほうがよいでしょう。
健康的な髪を育てよう
健康的に髪を育てていくためには、毛穴を健康的に保つことも大切なことです。
育毛剤などで、ケアをする前に、正しい方法・正しいシャンプー選びをきちんとおこない、黒い元気な髪や毛根を育ててみませんか?
髪が生えてくるまでの期間も、きちんとフォローしてくれるものを上手に活用し、おしゃれに育毛しましょう。