男性の身だしなみである「髭剃り」ですが、あなたは電動派ですか?手動派ですか?
それぞれこだわりがあると思いますが、肌の質や、髭の濃さなどで、どちらを使うかは個人差が大きいと思います。
これから、電動カミソリと手動カミソリの「メリット」「デメリット」や、「正しい髭剃り方法」についてご紹介します。
「髭剃り」は毎日行うものですから、より快適で、肌に負担をかけない、自分に合った方法を見つけてください。
髭剃りは「イイ男の身だしなみ」髭が与える印象は大きい
髭を剃ることは、男性の身だしなみとされています。
それは、髭を剃ることで、「清潔感」が出るので相手に好印象を与えるからです。
特にビジネスの場では「髭剃り」は大事なエチケットと言えるでしょう。
きちんとスーツを着こなしていても、髭剃りを怠っていると「身だしなみが整っていない」と思われ、相手に与える印象は悪くなります。
また、髭の剃り残し残しやカミソリ負けで肌が傷ついていても、印象は良くないですね。
最近では、髭がファッションの一部と考えられていますが、髭を剃らずに働ける業種はまだまだ限られているのではないでしょうか。
また、女性には髭がない方が好まれる傾向があるので、モテるためにも髭剃りはした方が良いようです。
しかし、「髭剃り」とひとくちに言っても、電動カミソリ派と手動カミソリ派で意見が分かれるところでしょう。
そのメリットとデメリットについてご紹介しましょう。
髭剃りは「電動か?」「手動か?」メリットを考えてみる
それでは、電動カミソリで行う髭剃りと手動カミソリで行う髭剃りのメリットを見てみましょう。
【電動カミソリのメリット】
・肌に直接刃が触れないので、手動のカミソリに比べて肌を傷つけにくい
・髭を濡らさず剃れる
・場所を選ばず、手軽に剃れる
・刃の交換頻度が手動カミソリに比べて少ない
【手動カミソリのメリット】
・肌に直接刃が触れているので、電動カミソリに比べて深剃りが出来る
・細かい部分も剃りやすい
・電気カミソリよりも安い
このように見てみると、肌に対する影響の差が大きいようです。
電動カミソリは、肌に直接刃が触れないので、肌が弱い方には向いていますね。
また、場所を選ばす髭剃りが出来るので手軽で便利です。
一方、手動カミソリは、深剃りが出来て、細かい部分も剃りやすいので髭の濃い人にはありがたいでしょう。
また、安価で手に入るのもうれしいですね。
髭剃りは「電動か?」「手動か?」デメリットを考えてみる
先ほどは、電動カミソリで行う髭剃りと手動カミソリで行う髭剃りのメリットをご紹介しました。
次は、デメリットを見てみましょう。
【電動カミソリのデメリット】
・肌に直接刃が触れていないので、深剃りが難しく少しザラザラした感触になる
・細かい部分が剃りにくい
・髭が細いと剃りにくい
・手入れがやや面倒
・手動カミソリに比べると高価
電動カミソリには、以上のようなデメリットがあると言われています。
しかし、最近ではヘッドが小さめで細かい部分にも対応する、「回転式」と呼ばれる商品も出てきました。
また、多少肌への負担はあるものの、「往復式」と呼ばれる深剃りが可能な商品もあります。
これまでの電動カミソリは、手入れが面倒なイメージでしたが、以前よりも手入れも楽になって清潔に使えるようになっています。
【手動カミソリのデメリット】
・肌に直接刃が触れているので、肌にダメージを与えやすい
・肌に直接刃が触れているので、肌を傷つける可能性がある
・髭を柔らかくして剃る必要があるため、準備に手間がかかる
・刃の交換回数が多い
手動カミソリには、以上のようなデメリットがあると言われています。
しかし、刃の枚数によって肌へのダメージを軽減することが出来ます。
このような、それぞれの特徴を知り、肌や髭に合ったものを選びましょう。
髭剃りのお悩み「濃い髭」には電動か?手動か?
ここからは、多くの方が悩んでいる「濃い髭」に合うカミソリについてご紹介しましょう。
「朝きれいに剃ったのに、夕方にはうっすら髭が伸びてきてしまう」とお悩みの方には、「電動カミソリ」と「手動カミソリ」のどちらが効果的なのでしょうか。
これまでは、深剃りが出来る「手動カミソリ」が良いとされてきました。
しかし、先ほどもご紹介したように、最近では「深剃り」の出来る「電動カミソリ」も出てきています。
これからは、どちらを使うかではなく、「濃い髭」を増やさない正しい髭剃りが重要です。
それには、髭剃り前には、「髭を蒸らす」「シェービング剤を使う」など、肌を傷つけないようなひと手間が大事です。
また、人間の体は刺激を与えられると、そこを体毛で守ろうとします。
髭も同じで、肌に刺激が与えられるとそこを守ろうとして髭が濃くなります。
ですから、髭を気にして抜いてしまうのは逆効果で、かえって肌が刺激されて、濃い髭が生えてしまいます。
髭が濃いことを気にして抜いている方はやめましょう。
「濃い髭」は、遺伝だから仕方ないと思われる方もいると思いますが、そうばかりとは言えません。
先ほどもお話したように、肌への刺激が大きな要因になります。
それでは、髭を濃くしないための「正しい髭剃りの方法」をご紹介しましょう。
髭を濃くしないための「正しい髭剃りの方法」手動カミソリ編
それでは、早速「正しい髭剃りの方法」をご紹介しましょう。
【正しい髭剃りの方法】
1.皮脂や老廃物を落とすために洗顔をする
2.髭を剃る前に蒸しタオルなどで顔を温め、毛穴を開いておく
3.手動カミソリ用シェービング剤を塗る
*手動カミソリ用は肌も髭も柔らかくするが、電動カミソリ用は髭を立てやすくするので、必ず手動カミソリ用を使うこと
4.髭が生えている方向にゆっくりシェービング剤を落とすように剃る
5.髭剃りあとは、シェービング剤をしっかり落とす
6.ローションで肌を整える
このような手順で行うと、肌に負担をかけずきれいに剃ることが出来ます。
また、髭が濃く、青髭が気になる方は、4のあとに「シェービング剤をつけ足して、髭が生えている向きとは逆に剃って」ください。
最初から逆剃りをすると肌を刺激しますし、また肌トラブルの原因にもなりやすいので注意しましょう。
そして、肌に負担をかけないために、髭剃りは一日一回くらいに抑えておきましょう。
また、最近では、髭が伸びるのを抑えるローションなどもあるので、気になる方は試してみてはいかがでしょうか。
次は、「正しい髭剃りの方法」電動カミソリ編です。
髭を濃くしないための「正しい髭剃りの方法」電動カミソリ編
手動カミソリと違い、手軽で場所を選ばす髭剃りが出来る電動カミソリですが、少し手間をかけると肌の刺激を軽減し、よりきれいに髭を剃れます。
それでは、電動カミソリの「正しい髭剃りの方法」をご紹介しましょう。
【正しい髭剃りの方法】
1.皮脂や老廃物を落とすために洗顔をする
2.髭を剃る前に蒸しタオルなどで顔を温め、毛穴を開いておく
*この手順を行うことで肌の刺激を軽減し、よりきれいな髭剃りが可能になります。
3.滑りを良くするために、シェービング剤を塗る
4.髭を立たせて剃りやすくするために、電動カミソリを持っていない方の手で肌を伸ばす
5.髭を剃る時は、力を入れずに肌に滑らせるようにする
*強く押し当てたから剃れるものでもないので、剃りにくい部分は何度か繰り返して剃ると良いでしょう。
*電動カミソリを肌に垂直にあてると剃りやすいです。
6.髭剃りあとは、シェービング剤をしっかり落とす
7.ローションで肌を整える
このようにひと手間加えると、肌への刺激が軽減され、髭が濃くなることを予防します。
また、電動カミソリは肌に負担をかけにくいと言われていますが、やはりケアは必要です。
特に肌の弱い方は、気をつけましょう。
電動も手動も「一長一短」自分に合った髭剃りを見つけよう
電動カミソリと手動カミソリの特徴と使い方をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
毎日の髭剃りは、肌への負担が大きいのでケアをしっかりしましょう。
また、肌への刺激は「濃い髭」の原因になります。
自分の肌に合ったカミソリで、「正しい髭剃りの方法」を実践して肌を守りましょう。