「近頃なんだか眉毛が下がってきたな…」という男性はいませんか?
加齢や目元のコリによって眉毛が下がることで、お顔の表情も「疲れているような印象」になってしまいます。
また、もともと眉毛と目の距離が近いという方は、目つきが悪くなりやすいので「こわいイメージ」を持たれてしまうこともあります。
そこで今回は、実際に眉毛の位置を上げる方法や、眉毛の位置に関するお話をしていきます。
眉毛の位置であなたのイメージが決まる?!
お顔の中でも、印象を大きく左右するのが「眉毛の位置」です。
これは、実際に動かしてみるとよくわかります。
試しに鏡の前で、自分の眉毛を上下に何度か動かしてみましょう。
眉毛を上げてみると、目が大きく開き、どこか雰囲気も明るく、爽やかに見えますね。
逆に下げてみると、なんだか険しい表情になってしまい、暗い印象や、きつい印象になります。
眉毛の位置が少し変わるだけでも、お顔のイメージや表情が、大きく変わることがわかりましたね。
眉毛が常に下がっていると、「怒っているのかな?」「話しかけにくい人だ…」というような、マイナスイメージを持たれてしまうこともあります。
とくに「女性や子供に好かれたい!」という男性は、目元の印象が重要です。
眉毛の位置が、だんだんと下がってきてしまった場合には、対策が必要でしょう。
そこで次項では、マッサージで引き上げる、効果的な方法をご紹介していきます。
効果アリ!眉毛の位置を上げるマッサージ
加齢や目元の疲労によって下がった眉毛は、マッサージをすることで、改善していくでしょう。
さっそくやり方を見ていきましょう。
【眉毛の位置を上げるマッサージ】
①親指と人差し指を使い、眉頭をつまむ
3秒間を目安に、少し強めに力を入れてみましょう。
②眉頭から眉尻に向けて移動していく
一定のリズムを保ちながら、揉むようにつまみながら、眉尻に向かっていきます。
③眉頭・眉毛の真ん中・眉尻の辺りを、同時に指で押す
眉毛の真ん中は、ちょうど黒目の直線状にあたる部分です。
④押した状態のまま、生え際に向かって指をスライドさせていく
上へ上へと引っ張るイメージです。
これを最低でも5セットおこない、終了したら反対側の眉毛も、同じようにマッサージします。
このマッサージを習慣化させることで、眉毛の位置を上げる効果が得られるので、徐々に目元の印象はアップしていくでしょう。
さらに、おでこのマッサージをすることで、より高い効果を期待できます。
おでこは眉毛とつながっており、眉毛を動かす筋肉があります。
そのため、おでこのコリをほぐしてあげることも、眉毛の位置を上げるためには重要なのです。
両手を握って拳をつくり、おでこをクルクルと円を描くようにマッサージします。
こうすることで、筋肉をほぐすことができます。
是非、実践してみてください。
高さが不揃いの眉毛は片方上げることで解決!
先ほどは、両方の眉毛が下がっている方に向けてお話をしましたが、中には「片方だけ眉毛が下がっている」というパターンもあるでしょう。
眉毛の位置がアンバランスになってしまう原因は、主に三つあるので、対処法も含めご説明していきます。
①まぶたの幅が左右で違っている
片方が「一重まぶた」で、もう片方が「二重まぶた」という方はいませんか?
こういった場合でも、眉毛の位置に差が出てしまうことがあります。
最も簡単な対処法は「アイプチ」という、まぶたを二重にするノリを使い、目の大きさを左右均等にすることです。
まぶたの幅を揃えて、目の大きさを統一させることにより、眉毛のバランスが改善するでしょう。
②筋肉を動かす癖によって変形している
まぶたを動かす「前頭筋(ぜんとうきん)」や、眉間にしわをつくる「皺眉筋(しゅうびきん)」という筋肉の使い方に片寄りがあると、眉毛の位置が左右で変わってしまうことがあります。
目元の筋肉を動かす癖がある方は要注意ですね。
左右でバランスがとれるように、筋肉の動かし方を意識しながら生活することが大事です。
③目の上にある骨格が歪んでいる
「前頭骨(ぜんとうこつ)」という骨の高さが異なると、眉毛の位置がずれて見えることがあります。
遺伝や発達上の問題で、高さが変わってしまうようですが、自力で骨格を変えることは困難です。
しかし、手術によって修正することはできますので、お悩みの方は「美容外科」でのカウンセリングを、視野に入れてみてください。
アンバランスな眉毛に困っている方は、自分がどのタイプに当てはまるか考えてみましょう。
自分に合った「眉毛を上げる方法」を見つけ出すことが大切です。
簡単なお手入れで!眉毛の位置を上げる方法
冒頭でもお話ししたように、もともと「眉毛と目の距離が近い」ということで、悩んでいる男性もいるようです。
このようなケースでは、眉毛の下の部分を削り、まぶたのスペースを多く確保することで、眉毛の位置が上がったような効果を生み出すことができます。
ここでは、眉毛の位置を上げるために、必要なアイテムとポイントを、順番にお伝えしていきます。
【用意するもの】
・大きい鏡
・眉毛用の電気シェーバー
・アイブローペンシル(自分の眉色に合ったもの)
・アイブローブラシ
【ポイント】
●鏡を見ながら、電気シェーバーで眉毛の下部を削る
このときに注意すべきことは、「やりすぎない」ということです。
欲張って削りすぎてしまうと、不自然な仕上がりになります。
さらに、眉毛の太さによっても、削る度合いは異なりますので、眉毛がもともと細めな方は、特に注意しながらおこないましょう。
●眉毛が細くなりすぎた場合は、アイブローペンシルで上部を描き足す
「少しやりすぎてしまったな…」という場合は、眉毛の上部を描き足しましょう。
あまり描き込まないほうがうまくいきます。
最後になじむよう、アイブローブラシでぼかせば完成です。
たった数ミリ削るだけで、眉毛を上げることができるので、雰囲気も明るくなりマイルドな印象になります。
是非、試してみてください。
眉毛の位置は好み次第?ハーフ顔が人気!
実は、若い世代を中心に「眉毛の位置は下にあるほうがいい!」という意見もあります。
これは「ハーフ顔」という外国人風の、華やかなお顔を好む風潮が影響しています。
たしかに欧米のモデルさんを見てみると、みなさん眉毛と目の距離が近く、目元がキリッとしていますよね。
彫りの深い容姿は、憧れの対象になるこもあります。
たしかに、眉毛の位置が下のほうにあると、表情が厳つくなることもありますが、いい換えれば「目力が強い」ということなのです。
日本の有名人にも、目力が強くて素敵な方は沢山います。
とくに、「歌舞伎俳優」や「舞台俳優」の方に多いでしょうか。
前項では、眉毛の位置を上げる方法をご紹介しましたが、試してみる前にもう一度「自分が求めているイメージ」を確認してみましょうね。
眉毛の位置が変わったら「眼瞼下垂」を疑ってみよう
これまで眉毛について、さまざまな情報をご紹介してきました。
最後に、眉毛と関係している病気「眼瞼下垂(がんけんかすい)」についてお話させていただきます。
眼瞼(がんけん)とは、まぶたのことですが、上まぶたがだんだんと下がってしまう病気です。
・視野が狭くなってきた
・目の大きさが小さくなった
・目に疲労感が溜まりやすくなった
・眉毛の位置が変わった
・眉毛を持ち上げる癖がついた
・おでこにシワができやすくなった
このような症状が現れた方は、眼瞼下垂を疑ってみましょう。
眼瞼下垂は、高齢の方がなりやすいといわれていますが、年齢が若くても、目をこする癖があったり、ハードタイプのコンタクトレンズを愛用している方は、要注意です。
生活に支障が出るようになることもあり、重度の場合は、手術する必要性が出てきます。
「まぶたや眉毛に違和感を感じる…」という方は、早めに医療機関を受診しましょう。
眉毛の位置が変わる病気もあるということを、頭に入れておいてくださいね。
眉毛の位置を変えて、好感度を上げよう!
いかがだったでしょうか。
今回は主に、眉毛の位置にまつわるお話をしてきました。
眉毛は、お顔の印象をコントロールする、重要なパーツです。
さまざまなパターンのお悩みがありますが、それぞれ対策方法は異なります。
自分に合っている方法を試して、今よりも好印象で、素敵な雰囲気の男性になりましょう。
是非、参考にしてみてくださいね。