髭剃りの際、髭をファッションの一部として残している男性の方も多くみられます。
そのような方は、当然髭をお好みの形にカットしたりして整えるわけですが、髭を整える際何をお使いでしょうか。
ヒゲトリマーは、いわば小さなバリカンのようなもので、髭の長さをカットしたり、細かな部分を整える際に大いに役立ちます。
ここでは、ヒゲトリマーの使い方と選び方について解説していきます。
バリカンとヒゲトリマーの使い方の違い
冒頭でもお話した通り、ヒゲトリマーは髭用のバリカンのことをいいます。
髭剃りで、全ての髭を剃り落としてしまう男性には必要のないアイテムになりますが、髭を生やして整えている男性の方には欠かせないものでしょう。
髭用のバリカンであるヒゲトリマーですが、通常の髪の毛に使うバリカンとはどのような違いがあるのでしょうか。
・髭の形と長さを思い通りに整えやすい
髪用のバリカンでも毛を短く切ったりすることができますので、髭を整える際にも使用することはできます。
しかし、細かい部分まで形をきれいに整えたり、長さを一定に揃えたりするときには、やはりヒゲトリマーの方が思い通りにできます。
ヒゲトリマーは、髭を整えるための道具として設計されているため、細かい細部まで髭の形や長さを切ったり剃ったりできるようになっています。
特に、長さ調整機能にいたっては、通常のバリカンよりも優れた機能があります。
ヒゲトリマーの中には、0.2ミリや0.5ミリ単位で髭を整えることができるものもあり、また10段階ほどの調整が可能です。
特に、髭は数ミリでも印象が大きく変わるので、髭の形にこだわりがある男性の方はヒゲトリマーは必須アイテムといってもよいでしょう。
では続いて、ヒゲトリマーの使い方について解説していきます。
ヒゲトリマーの使い方の基本
ヒゲトリマーの使い方からご説明していきます。
まず、整える髭をカットする前に、コームなどである程度髭の流れを整えておきましょう。
そうしたら、次に整える髭の長さを決めていきます。
ヒゲトリマーで髭を剃っていく際は刃をしっかりと皮膚に当て、ゆっくりと丁寧に行いましょう。
ヒゲトリマーはシェーバーよりも、剃り味が劣るので急いで剃ると髭がつっかかり、引っ張られることがあります。
通常、髭剃りを行う前は髭を蒸しタオルなどで濡らした方が剃りやすくなりますが、ヒゲトリマーにいたっては乾いた状態で行っても大丈夫です。
また、ヒゲトリマーで髭を剃るときは、髭の生える方向と逆の方向に沿ってカットしていきます。
分かりやすく説明すると、逆剃りするような感覚ですね。
ヒゲトリマーを使う際は、初めから理想の形を仕上げようとせず、ある程度残した状態でカットしていくほうが失敗も少なくなります。
ヒゲトリマー使い方のコツ
続いて、ヒゲトリマーの使い方のコツをご紹介します。
ヒゲトリマーで髭を整えるときは、刃の角度に注意しましょう。
刃が肌に密着しないままですと、上手くカットできず髭の長さが不揃いになることがあります。
また、顔は曲面になっていますから、どうしても顎周りや口周り、鼻下、モミアゲ部分などがカットしにくくなります。
その場合は、少し肌を引っ張りながら毛を立たせ、カットしていくときれいに仕上げることができます。
ヒゲトリマーはご存知の通り、髭を整えるための道具です。
そのため、ヒゲトリマーだけで髭剃りを完璧に行えるわけではありません。
最終的には、はさみなどで微調整を行ってください。
一通りカットし終わったあとに、はさみやカミソリで気になる部分を調整すると、さらにきれいに仕上げることができます。
また、「はさみやカミソリがうまく使えない」という方はヒゲトリマーのアタッチメントを外して使用するのもポイントです。
アタッチメントが外れるということは、いわば刃がむき出しになっている状態ですので、細かい部分もカットしやすくなります。
ただし、刃先が肌に直接触れることになるので、肌を傷つけないように十分注意しましょう。
髭剃りに便利!ヒゲトリマーの選び方
実際、ヒゲトリマーを購入する際は、いくつか注意すべきポイントがあります。
以下選び方の注意点についてご紹介していますので、参考にしてみてください。
●切れ味のよさ
やはり、髭剃りでは刃の切れ味が重要となります。
効率よく髭がカットできる、ヒゲトリマーを選ぶようにしましょう。
●調整の細かさ
髭を整える方は、髭を細かくカットできる調整機能も重要になります。
カットできる髭の長さが0.2ミリや0.5ミリと指定できるものでしたら、自分の思った通りの髭の形にしやすくなります。
また、ヒゲトリマーの調節機能には、アタッチメントごとに交換するものと、自動調節機能で長さを調節できる2パターンがあります。
一般的に、自動調節機能がついているヒゲトリマーは価格が高く、アタッチメントごとに交換するものは安いものが多いです。
自動調節機能がついているトリマーは、髭の長さを細かく調整することに長けていますが、価格も高くトリマー技術も必要になります。
使い方として簡単なのは、アタッチメントごとに交換するタイプです。
初心者であれば、まずはアタッチメントタイプから挑戦してみるのもよいでしょう。
●防水機能がついているか
ヒゲトリマーを使ったことがある方は分かると思いますが、トリマー使用後は髭が周囲に落ちて散らばってしまいます。
防水機能がついていれば、お風呂場の中で髭をカットすることができるので掃除も簡単です。
●お手入れが楽か
ヒゲトリマーも使用しているうちに汚れるので、掃除は必須です。
水洗い可能のヒゲトリマーでしたらお手入れも簡単で、衛生的です。
アタッチメントを外せて丸洗い可能のものもありますので、こういったお手入れのしやすさも考慮しておきましょう。
髭剃りのお手入れに欠かせないヒゲトリマーのおすすめ①
ここまで、髭剃りのお手入れに便利なヒゲトリマーの使い方についてご紹介してきました。
ヒゲトリマーといっても、様々なメーカーがありますが、約9割のシェアを誇るといわれている3大メーカーがあります。
それは、「パナソニック」「ブラウン」「フィリップス」です。
これら3つのメーカーの特徴を見ながら、ご自分が求めているヒゲトリマーを厳選してみましょう。
●パナソニック:ヒゲトリマー ER-GB40-W
日本のメーカーであるパナソニックは、日本人の環境や肌に合わせた製品作りをしています。
そのため、万人受けするメーカーといっても過言ではないでしょう。
日本住宅にありがちな、狭い洗面所でも邪魔にならないコンパクトな作りとなっています。
肌に負担をかけることなく、手早く髭をカットできる性能のよさもおすすめできるポイントです。
髭の調節も0.5ミリ単位で行うことができるので、理想の髭を作りやすいでしょう。
また、防水機能つきですので、お風呂でも使用可能、さらに丸洗いできますので衛生面から見ても安心して使用することができます。
参考価格¥ 4,672
髭剃りのお手入れに欠かせないヒゲトリマーのおすすめ②
続いて、おすすめのヒゲトリマーをご紹介していきましょう。
●ブラウン:ヒゲトリマー BT3040
ブラウンは、ドイツ生まれのブランドであり、切れ味に強みを持っているメーカーです。
体毛が濃くクセが強いヨーロッパ系の男性の髭でも、きれいに整えてくれます。
こちらのヒゲトリマーは、0.5ミリ単位で調整することができ、さらに39段階もの細かい調整が可能です。
また、防水機能がついているので、水洗いも可能なのもうれしいポイントですね。
参考価格¥ 3,498
●フィリップス:ヒゲトリマー QT4013/15
フィリップスはオランダのブランドであり、肌に負担が少ないことが特徴のメーカーです。
こちらのヒゲトリマーは、刃の先端部分が丸みを帯びているため、肌に優しく滑らかな剃り心地を実現しています。
0.5ミリから10ミリまで簡単に長さ調節可能で、もちろん水洗いもできます。
ただし完全防水ではないので、お風呂場での使用は注意しましょう。
参考価格¥ 5,668
ヒゲトリマーは、使い方が簡単、手ごろな価格、髭をきれいに整えることができるという3拍子が揃っています。
髭剃りの際に髭を整えているという男性にとっては、持っておいて損はないアイテムといえるでしょう。
ヒゲトリマーにも様々なメーカーがあり、それぞれ特徴が異なりますので、よく検討してご自分に合うものを選んでみてください。
髭のお手入れに欠かせないヒゲトリマーをフル活用!
髭を整えている男性にとって、ヒゲトリマーは必須アイテムといえます。
ヒゲトリマーを利用すれば、髭を整える作業が格段に楽になり、さらに仕上がりもきれいになるでしょう。
ヒゲトリマーには様々な種類がありますから、よく吟味して検討してみてくださいね。