シェービングフォームを愛用している場合、きらしてしまったり旅先で忘れてしまったら、何で代用していますか?
ここでは、代用できるものや代用するときの注意点をお伝えします。
また、代用品にはなりませんが、シェービングフォームで作れるスライムにハマる方が続出しているようなので、その作り方と危険性をご紹介します。
シェービングフォーム・ジェル・クリームの違い
髭剃りに使うものとしては、シェービングフォームやジェル、クリームがあります。
代用品についてご紹介する前に、それぞれのシェービング剤の特徴について、まずはご紹介します。
●シェービングフォーム
フワフワの泡の力で髭を柔らかくし、洗浄効果もあるシェービングフォームは洗い流すのも簡単で、忙しい方におすすめです。
乾燥しやすく肌がつっぱる、というデメリットがありますので、肌荒れしやすい方は、保湿に注意して使う方が良いですが、オイリー肌の場合には問題なく使えます。
使い方は愛用者ならご存知だと思いますが、容器を振ってから適量を手に吹き出し、顔につけて剃っていきます。
全体につけると乾いてしまうため、少しずつつけることがポイントです。
洗面台にお湯などを溜めて、髭剃りの泡を落としつつ剃ると良いでしょう。
マシュマロのようなスライムを作ることができるのは、この泡タイプのシェービングフォームです。
シェービングフォーム以外のシェービング剤の特徴
引き続き、ジェルとクリームタイプのシェービング剤をご紹介します。
「自分は泡派!」と決めている方も、安価で売られている他のシェービング剤を代用として使うこともあると思いますので、参考までにご覧ください。
●シェービングジェル
少しスライムと似た質感のジェルタイプは、リーズナブルな価格が魅力です。
メンソールが配合されていたり、うるおい成分が含まれていたりして、さっぱり感とうるおい感があるものを選ぶことができます。
使い方も簡単で、大きめのさくらんぼ一粒くらいの大きさのジェルを肌全体に馴染ませ、少し(30秒程度)したら剃り始めます。
カミソリ負けや剃り残し対策にも有効です。
●シェービングクリーム
シェービングフォームと比べると、質感が固く、滴り落ちることが少ないため、洗面台が汚れにくいのがメリットです。
しかし、洗い流す際はしっかりと行う必要があります。
肌に良い成分がたくさん含まれていることも多く、保湿や肌質改善効果が期待できます。
シェービングフォームの代用品
シェービングフォームを愛用している方でも、もし肌荒れが気になるようなら、上記でご紹介した別のシェービング剤を試してみても良いかもしれません。
シェービング剤は、ボディソープや石けんなどとは違い、皮脂を落とし過ぎずに髭剃りの滑りを良くして、カミソリ負けを防いでくれます。
シェービングフォームを切らしてしまった場合に、しばしばボディソープや石けんを使う方がいますが、保湿成分が含まれているものでないと、肌荒れしやすくなってしまいます。
どうしてもこれらで代用したい場合は、ネットなどでよく泡立ててからつけた方が良いでしょう。
そして、洗い流した後は化粧水やクリームなどで保湿することが大切です。
また、シェービングフォームの代用として、コンディショナーを使う方法もあります。
洗浄効果がないため、肌の皮脂を取りすぎることもなく、硬い髭を柔らかくしてくれます。
すすいだ後の、ぬるっとした感じが気になる方もいるかもしれませんが、シャンプーよりはおすすめできる代用品だと言えます。
また、ローションなども使えるようです。
ローションといっても、さっぱりタイプの化粧水のことではなく、ジェルタイプの化粧水や、セクシーな行為の際に使うアイテムのことですね。
後者の場合、それで剃っているところを誰かに見られたら恥ずかしいので、ご家族がいる場合にはおすすめできません。
それでは次項では、シェービングフォーム愛用者で、お子さんがいる方が作りたくなる「スライム」のことについてご紹介します。
シェービングフォームでスライムが作れる?ホウ砂を使った作り方
お子さんは好奇心が旺盛で、何かを作るのが大好きですよね。
それに、スライムが好きなお子さんも多いです。
おもちゃショップでもガチャガチャでも100均でも、必ずといっていいほど置いてあるのがスライム。
「一緒にスライムを作ろう!」なんて言ったら目を輝かせて食いついてくるはずです。
いつも家にあるシェービングフォームで、まるでマシュマロのように手触り最高なスライムができるのは確かです。
動画サイトの再生回数もどんどん増え、実際に試した方も多いようです。
作り方も簡単で、時間はあまりかかりません。
用意するのは、洗濯のりと水(色水でも可)、ホウ砂を溶かした水、そしてシェービングフォームです。
ホウ砂水は、ホウ砂 1に対し、水 3で作ります。
そして、洗濯のり:色水:ホウ砂水:シェービングフォームは、3:3:1:3の比率で混ぜ合わせます。
混ぜる順番は、洗濯のりと色水、シェービングフォームの後にホウ砂水で、少しずつ加えていくことがポイントです。
このようにしてできるスライムですが、ホウ砂はホウ酸で代用でき、間違って買ってしまう場合もあるようです。
それと関係して、気をつけなくてはいけないことを、次項でご説明します。
ホウ砂はホウ酸で代用!?危険性に注意!
シェービングフォームがスライムの材料の代用品になるということを知って、「よし!作ってみよう。」と思った方もいるかもしれません。
しかし、注意点があります。
先ほどの作り方以外で、ホウ酸を使う作り方もあります。
ホウ酸は、誤って飲み込むと胃腸炎になったり、肝臓や腎臓の脂肪変性を起こします。
また、頭痛や吐き気、嘔吐、下痢、皮膚炎や脱毛などの症状も出るようです。
小さな子供の場合は特に、少量でも激しいショック症状を引き起こすことがあります。
また、ホウ砂も食べてはいけないものですので、子供がまだ幼く、何でも口に入れてしまうような年齢の場合には、作るのはやめた方が良いでしょう。
目に入ったりしても危険です。
ホウ酸は酸性で、ホウ砂はアルカリ性、毒性が強いのはホウ酸ですが、どちらも危険性があるものだということを覚えておいてください。
ホウ砂スライムの代用!安全なスライム
シェービングフォームとホウ砂、洗濯のりなどを使ったスライムは、マシュマロのように軽くて肌触りが良いのですが、実は、ホウ砂が無くてもスライムは作れます。
ホウ砂を使ったスライムの代用として、他の作り方をご紹介しましょう。
【レインボースライムの材料】
・液体のり(白い接着剤):カップ1/2
・洗濯のり:1/3カップ
・着色料:少量
【作り方】
① 汚れても大丈夫な、大きめの容器に入れて、スライムのような質感になるまで混ぜる
② 白く完成したスライムを小分けにして、それぞれに色をつける
混ぜてレインボーカラーにする
【シェービングフォームスライムの材料】
・洗濯のり
・シェービングフォーム:洗濯のりに対して4倍
・コンタクト洗浄液:適量
【作り方】
①洗濯のりにシェービングフォームを混ぜる
②コンタクトの洗浄液を少しずつ加え、よく混ぜる
シェービングフォームは遊びにも使える
シェービングフォームの代用品や、スライムの作り方についてご紹介しました。
これからは、シェービングフォームを買うのがもっと楽しくなり、お子さんにとっても身近な存在になるかもしれませんね。
スライムには、ビーズやグリッター、砂鉄などをいれてアレンジを加える作り方もあります。
安全には配慮しつつ、童心に戻ってお子さんと遊んでみてください。