口腔ケアで口内を潤す!おすすめ保湿ジェルとその使い方

口腔ケアは、全身の健康を守るために必須のケアです。

口内のバランスが崩れていると、口臭や虫歯だけではなく、様々な健康リスクが生じます。

長く健康であるためにも、口の中を清潔に潤した状態で口内の環境を整える必要があるのです。

加齢や生活習慣の乱れによって乾きがちになる口内を整えるのに役立つのが保湿ジェルです。

口の渇きにすぐに効くおすすめの保湿ジェルと、その使い方をみていきましょう。

口腔ケアはなぜ必要?口腔ケアの重要性

口腔は、食べ物を噛んだり飲み込んだりする機能や言葉を話す機能や、味や触感を感じる器官など、人間として生きるための大事な役割を担っています。

人間が、人間らしく健やかに生きていくためには、口腔ケアが必須です。

介護の現場においても、口腔ケアの重要性は高まっています。

加齢などで唾液の量が減り、自浄作用がうまく働かなくなるため、口の中が汚れやすくなってしまうのです。

口腔内が汚れていたり、口腔機能が低下していると、感染や誤嚥などのリスクをもたらします。

歯磨き粉やジェルや洗口液などを正しい使い方で使用することによって、粘膜のケアや保湿ケアなどを丁寧に行い、口の中の健康を守っていくことが重要です。

口腔ケアの目的には、虫歯・歯周病の予防のほかにも、唾液分泌の促進や誤嚥性肺炎の予防、会話などのコミュニケーションの改善や生活リズムを整えることなどが挙げられます。

まさに口の中のことだけではなく、口腔ケアは生活のすべてに関わってくるのです。

口腔環境が整った状態で食事や会話を楽しむことは、生活の質(QOL:Quality of life)を高めることにもつながります。

口腔ケアは歯磨きだけじゃない!口内環境を整えるためには?

口内には1000~2000億個の細菌が存在していると言われています。

しっかりと歯磨きを行わないと6000億個まで増殖すると言われていますから、毎日の口腔ケアで口内を清潔にするのがいかに重要か分かりますね。

また、口内の環境を整えるのにとても大切な役割を担っているのが唾液です。

唾液には、病気の原因になる細菌を洗い流してくれる働きがあります。

高齢者は加齢が原因で唾液量が減少していくため、口の中が渇き、口内環境が悪化しやすいと言われています。

また、高齢者ではなくても生活が乱れていたり、ストレスを抱えていたり、口呼吸だったりすると唾液が分泌されずに口の中が乾いて口内のバランスが崩れてしまうのです。

唾液量を増やしていくには、よく噛んで唾液腺を刺激したり、口呼吸を改善したりといくつか手立てがありますが、より迅速で確実なのが口内の保湿ジェルを使う方法です。

口の渇きは口臭や虫歯・歯周病の口腔トラブルだけではなく、食事や会話がしづらくなるなど日常生活へも影響が及びます。

高齢の方だけではなく口の渇きを感じている方は、日常の質を向上させていくためにもぜひ保湿ジェルを取り入れていきましょう。

次からはおすすめの保湿ジェルを使い方とともにご紹介します。

自分に合った保湿ジェルを選ぶ際の参考にしてくださいね。

おすすめ保湿ジェル①「コンクール マウスジェル」の特徴と使い方

「コンクール」シリーズのマウスジェルは、歯科医が薦める口腔ケア製品として有名です。

これは、乾いた口内を保湿してくれるジェルです。

唾液類似成分が乾燥を防ぎ、粘膜になじんでしっかりと保湿してくれます。

ノンアルコールなので、ピリピリとした強い刺激はありません。

味も、すっきりとしたほんのり甘い味で、後を引きません。

使い方も簡単で、ジェルを指に適量取り舌先にのせたら、舌を動かして、乾燥の気になる部分からジェルを塗り込みます。

ジェルを口の中全体に行き渡るように舌を動かして、粘膜を保湿していきましょう。

自分の舌で塗り広げていくので、口周りの筋肉も刺激されて唾液もたくさん出そうですね。

乾いた口を洗浄する同シリーズのマウスリンスを併用すると、より効果的です。

おすすめ保湿ジェル②「オーラルプラス うるおいキープ」の特徴と使い方

「オーラルプラス」シリーズには、口腔ケアを目的としたさまざまなケア用品がそろっています。

その中で保湿ケアの中心となるのが、「口腔保湿ジェルうるおいキープ」です。

ヒアルロン酸やトレハロースなどの保湿成分が潤いを与えながら、ベールを作って水分の蒸発を防止してくれます。

ノンアルコールなので、乾いた口内もやさしくケアできます。

使い方も簡単で、スポンジブラシや指に1㎝程度取り、口腔内にまんべんなく塗り広げて、軽く吐き出します。

飲み込んでしまっても問題ないように、食品用原料のみを使用しているのがうれしいポイントですね。

乾燥したまま口内の汚れを取り始めると、口の粘膜を傷つけてしまいます。

「うるおいキープ」で汚れをふやかしてからやさしく拭き取ると、傷つかずきれいに汚れを除去できるのです。

まずはしっかりと潤った口内という土台作りを、この口腔ケアシリーズで整えていけるといいですね。

おすすめ保湿ジェル③「うるおーら」の特徴と使い方

日常的に口の乾燥を感じている人にも、起床時に口の中がネバネバしてしまう人にもおすすめです。

アルコールフリーでぴりぴりしない上に、まろやかな梅味となっています。

パッケージも可愛いらしく、洗面所のよいアクセントになりそうです。

ジェルとリンス(洗口液タイプ)があるので、それぞれの使い方をご紹介します。

ジェルタイプは、1プッシュ程度を口に含んで口内に行きわたらせた後、吐き出します。

リンスタイプは、適量を口に含んで、約2~30秒ほどすすいでから吐き出します。

起床時や就寝前、歯磨き後などの毎日の口腔ケアに取り入れましょう。

ジェルは携帯して、出先でも気軽に使用できるのがポイントです。

ガムや飴の代わりに使用すると、やさしい梅味が間食したい気持ちを抑えてくれ、なおかつ口の中も潤してくれます。

口の渇きを感じた時に、手軽に使えるのがうれしいですね。

おすすめジェル④「オーラルピース クリーン&モイスチュア」の特徴と使い方

産学連携で生まれた、虫歯菌・歯周病菌・誤嚥性肺炎原因菌などに効果を持つネオナイシン配合の低刺激の口腔ケアジェルです。

歯磨きジェルとしても、そして保湿ジェルとしても使用することができます。

使い方も、清潔な指やスポンジブラシで口腔内にまんべんなく塗布するのみです。

化学合成成分を一切使用しておらず、植物由来成分のみで作られているため、万が一飲み込んでしまっても安心ですね。

水がない環境となる登山や災害時、そしてうまくすすぐことのできない幼児や介護者にも適しています。

また、自然でやさしい梅ミント味とクールなミント味、ユズやオレンジの柑橘味味が3種類そろっています。

どれも口内をすっきりさっぱりしてくれるので、気分に合わせて選ぶことも可能です。

また、洗練されたパッケージデザインは、洗面所に置いておいても恥ずかしくありません。

歯磨き粉としても使用できるので、口腔ケア用品が多くなると雑多になりがちな洗面所も、すっきりとした状態がキープできそうですね。

また、このオーラルピース事業では障がい者の仕事創出にも挑戦しています。

人にも環境にもやさしい、最先端の口腔ケアジェルです。

保湿ジェルで口から健康に!

口の中が乾いていると、様々な健康リスクが生じます。

しっかりと清潔にしたうえで、口の中の潤いを保ってあげることが重要です。

口の中が清潔で潤った状態だと、虫歯・歯周病の予防だけではなく、食事や会話などのコミュニケーションも楽しむことができるようになり、生活そのものの質が向上します。

毎日の口腔ケアにぜひ保湿ジェルも取り入れて、口腔内の環境を整えて、生活の質を高めていきましょう。