髪の毛手入れしてる?簡単にできるヘアケア方法をご紹介

髪の毛のケアといえば女性のイメージですが、最近では男性向けのヘアケアが注目されています。

毎日行うシャンプーをはじめとしたヘアケア方法を見直してみませんか。

男性でもしっかりヘアケアをすることで、清潔感のあるきれいな髪の毛にしてみましょう。

正しい髪の毛のケアが必要なワケって?

男性にとって髪の毛のケアは、あまり馴染みがないかもしれません。

髪のダメージといえば髪の毛が傷むパーマやヘアカラーのイメージがあるかと思います。

男性は女性に比べて、パーマやヘアカラーをする割合が少ないことから髪の毛に対するダメージを実感しにくいところもあるでしょう。

しかし、髪の毛へのダメージはそれだけではありません。

日常生活を送る中で、髪の毛が擦れることはもちろん、屋外での紫外線や、汗皮脂などの汚れ、乾燥といった状態で、髪の毛は常にダメージを受けています。

男性であれば薄毛に悩む方も少なくないでしょう。

そして、毎日の何気ないシャンプー方法が髪の毛のダメージを加速させているのかもしれません。

髪の毛をダメージから守るためにも、正しいシャンプーの方法から、育毛対策、頭皮マッサージなど、髪の毛にプラスになる習慣を身に付けることがとても大切です。

正しいヘアケア方法①シャンプーをしよう

ほとんどの人は毎日行うシャンプーですが、間違えたシャンプー方法は髪の毛にダメージを与えてしまいます。

せっかくならば、正しい方法でシャンプーを行いましょう。

【シャンプーの方法】

まず、シャンプーは夜に行いましょう。

頭皮を保護する皮脂が出るまで6時間かかるためと、シャンプー後は頭皮が敏感になるため、頭皮を休ませるためにも夜に行うのがおすすめです。

①濡らす前にヘアブラシを使い、ブラッシングを行います。

ほこりなどの汚れを落とし、髪の毛の絡まりをほぐします。

②お湯で3分程度、予洗いをします。

3分かけて行う予洗いは8割の汚れを落とすとともに、その後のシャンプーで泡立ちが良くなります。

③手にシャンプーを出し両手で広げ、泡立ててから頭皮につけます。

頭皮に直接つけずに泡立ててつけることで、髪の毛への摩擦が和らげることができます。

③頭皮全体を指の腹を使って洗います。

爪を立てないようにして頭皮を傷つけないように注意しましょう。

④お湯でしっかりとすすぎます。

シャンプーが頭皮に残るとフケやかゆみの原因になったり、髪の毛につやがなくなってしまいます。

⑤清潔なタオルを使って水分を吸収させます。

ゴシゴシ拭くと髪の毛が切れたり抜けたりしてしまい、傷む原因になります。

以上が正しいシャンプーの方法になります。

正しく行うことで毎日のシャンプーが頭皮の健康へとつなげることができますから、少々面倒かもしれませんが、ヘアケアの基礎として実践していきましょう。

正しいヘアケア方法②髪の毛を乾かそう

シャンプーを終えたら、そのまま自然乾燥させることは避けましょう。

濡れたままの髪の毛は、雑菌が繁殖し、頭皮の炎症や臭い、抜け毛等が原因で頭皮環境を悪化させてしまいますから、シャンプー後はドライヤーを使用してきちんと乾かすことが大切です。

【正しいブローの方法】

①タオルで水気をとります。

水気をとることでドライヤーを髪の毛に当ててる時間を少なくすることができます。

②ドライヤーの「温風・強」でざっくりと全体を乾かします。

髪の毛とドライヤーは近づけすぎないようにして全体に風を当ててある程度、乾かします。

③ドライヤーの「温風・弱」にして整えます。

ヘアブラシを使い、毛の流れに沿ってとかしながら乾かします。

④ドライヤーの「冷風」で仕上げます。

冷風を髪の毛全体に当てることで開いたキューティクルを閉じ、保護することができます。

ドライヤーで乾かすことで、頭皮環境を整えるとともに、髪の毛をケアして指通りもなめらかになります。

育毛剤を使った頭皮マッサージのケア方法

ブローの後は、頭皮環境を整えるためと髪の毛の育毛を促進させるために頭皮をマッサージしましょう。

その際には、美容液や育毛剤を使用することでマッサージを高めることができます。

ドライヤーの前に育毛剤などを使うと、熱や乾燥に弱い成分が無くなってしまうこともあるので注意が必要です。

毎日行うことが大切となりますので、難しいマッサージは続けにくくなりますから、要領を覚えて簡単に済ませましょう。

また、第一医薬品の育毛剤を使用する場合はしっかり用法容量を守って使用しましょう。

【頭皮マッサージの方法】

①頭頂部から後頭部にかけて6ヵ所ほどに分けてつけます。

②シャンプーの要領で指の腹を使い、育毛剤を頭皮全体に馴染ませます。

③馴染んだ後に、指先で「圧迫して離す」を繰り返し行います。

④全体的にマッサージができたら終了です。

シャンプー後に頭皮マッサージの工程を入れるようにして毎日続けましょう。

効果が出始めるまで3~5か月かかります。

髪の毛のケアは長く続けることで効果を期待できますから、育毛剤を使って頭皮の健康を保ちましょう。

男性でもコンディショナーやトリートメントのヘアケアは必要なのか?

男性はシャンプーの際に、コンディショナーを使うことに疑問を感じる方も多いのではないでしょうか。

コンディショナー(リンス)とは、髪の毛の表面をコーティングして、からまりを防ぐというものになります。

あくまで髪の表面をコーティングするということで、髪の補修はできません。

ドラッグストアではシャンプーとコンディショナーがセットとして売られていることもあり、使うものという認識が高いと思われます。

しかし、男性の場合、必ずしもコンディショナーが必要というわけではないのです。

特に短髪の男性はヘアカットへ頻繁に行くため、髪のダメージが少ないということと、髪の毛が短いために髪の毛同士が絡まるということもありませんから、無理にコンディショナーを使う必要はありません。

一方、長髪の男性は、髪の毛が絡まる心配がありますから、コンディショナーを使ってケアすることで髪の毛の絡まりを予防できます。

次に、トリートメントは、表面をコーティングするだけのコンディショナーとは違い、髪の補修ができます。

トリートメントを正しく使うことで、髪を補修・保湿して、状態を整えてくれます。

トリートメントは髪の毛の栄養剤といったところでしょうか。

髪の毛の傷みが気になるときにはトリートメントを使ってケアすることをおすすめします。

【トリートメントの使用方法】

①シャンプーの後に水気をとります。

②トリートメントを少量ずつ手に取り、髪の毛全体につけます。

③タオルで髪の毛をつつみ、10~20分待ちます。

④最後にしっかりとすすぎます。

なお、コンディショナーやトリートメントを使用する場合は、髪の毛だけにつけるように意識して、頭皮にはなるべくつけないように注意しましょう。

髪の毛のために使うもののため、頭皮にとっては刺激が強い場合があり、すすぎ残しは頭皮トラブルを引き起こす原因となりますからしっかりと流しましょう。

髪の毛を元気にする意外な方法

シャンプーや育毛剤でのヘアケア方法を紹介してきましたが、それは主に夜に行うケア方法でした。

それでは最後に、日中にできるヘアケア方法をご紹介します。

まずは、「スタイリング剤」です。

最近では、スタイリング剤に髪の毛を保護する成分を配合した商品があります。

・髪の毛の表面を整える

・紫外線カット

・保湿成分

・静電気予防

・枝毛、切れ毛予防

このような商品を選び、朝のスタイリングで使用することで、日中でも髪を保護することができます。

次に、生活習慣を見直してみませんか。

意外かもしれませんが、運動不足や睡眠不足に加えて、食生活の乱れやストレスは頭皮や髪の毛によくないのです。

食生活が乱れることでホルモンバランスがうまく働かず、髪の毛にも栄養が行き渡らなくなります。

またストレスは特に白髪や抜け毛の症状につながったりする場合もあります。

そのようなときは、髪の毛の育成に必要な「亜鉛」を積極的に取ることで細胞分裂を促進させることができます。

栄養バランスの良い食生活と、規則正しい生活を心掛けることで、髪の毛や頭皮の健康にもつながります。

日頃の習慣を見直すことから始めよう

長年の習慣としているシャンプーをはじめとした髪の毛のケア方法ですが、ここで一度、しっかり見直してみましょう。

毎日、何となく流れで行っていることが、間違えた方法かもしれません。

髪の毛のために良いことをしていたら、そのまま続けるようにしましょう。

自分で無理なくできる方法を取り入れながら、髪の毛がより健康になるようにケアしていくことが大切です。