女性だけでなく、男性が見た目を気にすることはいいことですよね。
最近は、男性にも肌の清潔さを求める女性が増えたため、美肌の男性も多いように感じます。
ここでは、これから肌を清潔にしていきたいと思っている男性のために、手作りスクラブをご紹介します。
このスクラブは、主原料が塩や砂糖なので、簡単に作ることができます。
手作りスクラブで、美肌を手に入れましょう。
スクラブによって肌に期待できる効果とは?
スクラブは、皮膚にある古い角質を落としたり、普段のケアでは落としきれない毛穴の汚れを取り除く効果があるとされています。
角質が取れて清潔になった毛穴によって、ツルツルの肌が得られるのです。
スクラブは、普段から肌がくすんでいたりして、肌に元気がない状態のときに力を発揮します。
また、男性は皮脂が多いため、ニキビや毛穴に汚れが溜まりがちです。
そういったものも、スクラブなら解決できるかもしれません。
汚れが溜まらなければ、ニキビなどの肌トラブルを未然に防ぐこともできそうですね。
スクラブは、肌のために良い効果が期待できますが、実は手作りすることができます。
今までスクラブを使用したことのない男性は、「スクラブをわざわざ買うのはちょっと…」と躊躇してしまうかもしれません。
そういった男性には、スクラブを手作りすることをおすすめします。
材料は、塩や砂糖といった家庭の身近にあるもので作ることができます。
また、スクラブのなかには、重曹やはちみつを使ったものもあります。
実にさまざまなものでスクラブを作ることが可能なのです。
身近な塩や砂糖で、スクラブを作ってみましょう。
汚れをしっかり落とす!塩で作ったスクラブの効果
スクラブは、塩でも砂糖でも手作りできます。
ここでは、塩で作られたスクラブの効果についてお話ししていきます。
まず、塩で作ったスクラブには、次のような効果が期待されます。
〇汚れをしっかり落とす
塩は、毛穴に詰まった汚れなどをキレイに落とすといわれています。
汚れを掻きだし、肌を引き締める効果が期待できます。
〇角質を取り除く
塩は、角質を分解するため、古い角質がキレイになる効果が期待できます。
〇血行を良くする
塩は発汗を促進させるといわれており、体温が上がることによって血行が良くなるようです。
また、新陳代謝をアップさせることにも繋がるそうです。
〇殺菌の効果
塩には殺菌効果があるといわれており、アクネ菌などの繁殖を抑える効果が期待されます。
〇皮脂の吸収
塩には皮脂を吸収する作用があり、皮脂の過剰分泌に悩む男性におすすめします。
肌に優しく作用する!砂糖で作ったスクラブの効果
塩で作ったスクラブの効果に続いて、ここでは砂糖で作ったスクラブの効果についてお話ししていきます。
〇高い保湿力
塩で作ったスクラブが汚れを掻きだして肌を引き締めるのに対し、砂糖は高い保湿力に効果が期待されます。
また、吸水力も高いのが、砂糖なのです。
ほかに、砂糖は塩のように粒子が荒くなく水にも溶けやすいため、肌に優しいといえます。
〇角質を取り除く
塩のような強い効果が実感できないことがありますが、肌を痛めることなく作用します。
〇敏感肌におすすめ
肌に優しく作用するため、肌が敏感な方や塩のスクラブでは肌に合わなかった男性におすすめします。
同じスクラブでも、塩と砂糖では作用が違うようですね。
汚れをしっかり落としたい男性は塩のスクラブ、肌に優しいほうがいい男性は、砂糖のスクラブを使うといいでしょう。
そのままでも使える!塩スクラブの作り方
塩を使ったスクラブは、どのようにして作るのでしょうか。
実は、塩はそのままスクラブとして使用することができます。
ただし、体は濡れた状態でないと肌を痛めますので注意しましょう。
また、使う塩にも注意が必要です。
塩は、海水成分100%のミネラルが含まれた天然ものがおすすめです。
それ以外で、加工された純粋な塩でも使うことができます。
ただし、化学調味料が入ったような食用塩は、使わないでください。
あとは、粒があまり大きすぎないものを選んだほうが肌への負担が少なく済みます。
初めて使う場合は、粒が小さいものからスタートしてみましょう。
【塩スクラブの作り方】
〇材料
・塩 大さじ1
・オリーブオイル 大さじ2
上記の割合ですと、適度にザラザラ感があり、スクラブ効果が期待できます。
使用感は、オリーブオイルの増減で変わりますので、量をお好みで加減してください。
よりスクラブ感が欲しい男性は、オリーブオイルが4滴位で、もっとオイル感が欲しい男性は、オリーブオイルを増やしても良いでしょう。
オリーブオイルは、ココナッツオイルやはちみつで代用できます。
塩スクラブの配合は、「塩+オリーブオイル+はちみつ」で作ることも可能です。
それぞれの特徴を活かすには、この配合もおすすめです。
次項は、砂糖を使ったスクラブの作り方です。
肌への潤いを考えるなら!砂糖スクラブの作り方
塩スクラブの作り方に続いて、こちらでは砂糖スクラブの作り方をご紹介します。
使う砂糖は、塩スクラブと同じように粒が荒すぎないものを選んでください。
砂糖の種類は、グラニュー糖・ブラウンシュガー・きび砂糖などがおすすめです。
【砂糖スクラブの作り方】
〇材料
・砂糖 大さじ1
・オリーブオイル 大さじ1
塩と違って肌に優しい砂糖ですので、混ぜるオリーブオイルの量は、塩のときよりも少なめになっています。
また、砂糖は溶けやすい性質があるため、オリーブオイルを控える必要もあります。
塩と同様、ココナッツオイルやはちみつと混ぜることもおすすめです。
砂糖とはちみつは、どちらも保湿作用が期待できるので、しっとり肌に仕上がりそうですね。
塩スクラブも砂糖スクラブも、材料さえあれば作ることは簡単です。
ぜひ、実践してみてください。
塩でも砂糖でも気をつけたいスクラブの使い方や注意点!
塩や砂糖のスクラブの基本的な使い方について、まずお伝えします。
【スクラブの使い方】
使うタイミングは、お風呂のときが最適です。
①体をまず洗ってから、スクラブを行います。
②気になる箇所にスクラブをつけ、円を描くようにマッサージします。
力を入れないよう注意しながら、優しくマッサージしましょう。
【スクラブの注意点】
〇肌にニキビなどトラブルがある場合は、使用を控える
ニキビなどで敏感になっている肌にスクラブを行うと、かえって肌を痛めてしまう場合があります。
〇回数は週に1・2回まで
一度スクラブして清潔な状態になると、もっとキレイにしたくなって毎日やりたくなるかもしれません。
しかし、スクラブは、肌を軽く研磨しているような状態ですので、毎日やると肌を痛めてしまいます。
〇スクラブの後にはしっかり保湿を
スクラブを行った後は、肌が少し敏感になっていますので、化粧水などでの保湿を忘れずに行ってください。
〇配合したスクラブは、一度に使いきる
自分で作ったスクラブですので、当然保存料など入っていません。
余ったからといって保存することはおすすめしません。
使う分だけ作るよう心がけてください。
塩や砂糖でスクラブを作って美肌を手に入れよう!
美肌を手に入れたい男性には、塩や砂糖を使ったスクラブをおすすめします。
これらのスクラブは、簡単に手作りすることができるので、ぜひお試しください。
塩スクラブは、汚れをしっかり落とし肌を引き締め、砂糖スクラブは、肌に優しく作用する効果が期待できます。
ご自分の肌に合わせたスクラブで、美肌をしっかり手に入れましょう。