鼻毛は、いつの間にか静かに出てくる割に、抜群の存在感を示す嫌われ者です。
鼻から毛が出ているだけで、一気に清潔感を失わせるパワーがあるので、1分1秒でも早く対処したいですよね。
そんな鼻毛を一網打尽にしてくれるのが、今流行の「鼻毛ワックス脱毛」です。
痛そうなイメージがあって、やってみたいものの勇気が出ない男性もいますよね。
しかし、コツをつかめば痛みは軽減可能です。
今回は、そのコツをご紹介します。
鼻毛はやっぱり女性に嫌われるムダ毛だった!
世の約9割以上の女性が、男性のムダ毛が気になるそうです。
その中でも特に、「男性のムダ毛で許せない場所はどこですか?」という意識調査では、みなさんもご察しのように、ダントツで鼻毛が1位でした。
服の下に隠すことができるムダ毛であれば、女性に簡単に見られることはありません。
しかし、鼻のように普段から目につきやすい場所は要注意です。
特に、顔のパーツの1つである鼻からはみ出た毛は、どうしても許すことができないという方が多いそうなのです。
確かに鼻毛が出ていると、しっかり身だしなみのケアができていないという不潔な印象を感じさせますし、なんともマヌケな雰囲気になってしまいます。
どんなにスタイルが良くて顔がイケメンでも、鼻毛のケアができていない男性では魅力が半減してしまいます。
やはり、鼻毛のケアは必要不可欠ということですね。
次項からは、鼻毛ワックス脱毛のコツなどについてご紹介していきます。
鼻毛ワックス脱毛ってどんなもの?痛みは?
鼻毛のワックス脱毛についてお伝えする前に、まずワックス脱毛そのものについてご説明します。
ワックス脱毛は、ワックスと呼ばれるとろみのある液体を毛が生えている肌に塗って、乾いたワックスを剥がす際に一緒に毛を抜くという方法です。
剥がす際の痛みは、使用するワックスや人それぞれによって個人差があります。
間違った使用方法をしてしまうと、肌を傷める可能性があるので注意が必要です。
敏感肌や、皮膚の薄い人にはおすすめできません。
さて、今回取り上げるのは鼻毛のワックス脱毛です。
名前そのままで、鼻毛をワックス脱毛します。
どんな脱毛方法なのか簡単にご説明しますと、まず、温めて柔らかくなったワックスを鼻毛に絡めます。
そして、ワックスが固まったら一気に引き抜きます。
その結果、たくさんの鼻毛を一気に引き抜くことが可能なのです。
この、一気に引き抜くという表現は、痛みを連想してしまうかもしれません。
経験したことがある男性も多いと思いますが、1本鼻毛を引き抜くだけでも、涙ぐんでしまうくらい痛いですよね。
特に男性の鼻毛は濃くて太いことが多いので、鼻毛をワックス脱毛で一網打尽にするのは、正直勇気がいるかもしれません。
しかし、コツを掴んで正しく対処すれば、痛みを大幅に軽減させられますよ。
鼻毛ワックス脱毛の痛みを抑えるコツ
鼻毛ワックス脱毛の行程の中で、痛みを感じる可能性がある部分をイメージしてみましょう。
痛むと考えられる行程を、コツをつかんで上手にこなせば、脱毛中や脱毛後の痛みを軽減することができます。
それでは、見ていきましょう。
●棒に付けるワックスの量
棒にワックスをつける際に押えておくべきコツは、絶対に付け過ぎないことです。
たくさんの鼻毛を取ろうと意気込んで、ワックスをたくさん付けたくなる気持ちはわかります。
しかし、規定量よりも多くワックスを付け過ぎると、余分なワックスが鼻の周りに付着してしまいます。
そのような場合には、剥がす際に不必要な広範囲の肌までもベリッと剥がれてしまうのです。
肌を傷つけてしまうわけですから、当然痛みも伴います。
口髭を生やしている男性もいらっしゃることでしょう。
そういった人も注意が必要です。
漏れたワックスが口髭にも付着して固まってしまうと、せっかくオシャレに生やしていた口髭も、容赦なく引き抜かれてしまいます。
髭も濃くて太いので、とても痛いそうですよ。
棒に付けるワックスの適量は、ワックスのついた部分の直径が、鼻の穴の入り口と同じくらいです。
付け過ぎは百害あって一利なしなので、絶対にやめましょう。
コツさえ押さえれば痛みは軽減可能!
引き続き、鼻毛ワックス脱毛の痛みを抑えるポイントとコツをご紹介します。
●棒を引き抜く作業
鼻毛ワックス脱毛の行程には、棒を引き抜く作業があります。
痛みに強いイメージの男性ですが、できることならば辛い痛みは避けたいものです。
恐怖心からやってしまいがちですが、棒を恐る恐るゆっくりと引き抜いてしまうと痛みの原因となります。
要するに、棒をゆっくり引き抜く=鼻毛を1本ずつ引き抜くのと同じということです。
ゆっくりと作業するほうが、かえって痛いのです。
毛は数本を一気に引き抜いた方が、痛みを感じにくいそうですよ。
棒を抜く際の痛みを軽減させるためには、一気に引き抜ききる勇気が必要です。
ただし、勢いをつけ過ぎてもいけません。
ワックスが全て取り出されずに、鼻の中に残ってしまう恐れがあるからです。
鼻毛に付着した状態のワックスをピンセットなどで取り出すのは、悲しいことに、鼻毛を1本1本ピンセットで抜くことと同じになってしまいます。
想像しただけでも痛そうですね。
思いっきり引き抜くというイメージではなく、引くと決心したら、最後まで止めずに引き抜ききるイメージで行いましょう。
鼻毛ワックス脱毛後のアフターケアのコツ
最後に、アフターケアのコツをご紹介します。
アフターケアは鼻毛ワックス脱毛をするうえで、必要不可欠な行程です。
面倒だからとやらないと、後々痛みに苦しめられる恐れがあります。
その理由をこれからお話ししていきます。
鼻毛ワックス脱毛の痛みは、引き抜く際のものだけではありません。
実は、脱毛した翌日あたりから、痛みを感じる場合があるのです。
なぜならば、鼻毛を引き抜いた後の毛穴が炎症を起こしてしまい、腫れてしまうケースがあるからです。
そうなってしまうと、
・鼻をかんだり、触れるだけでも痛む
・鼻に近い顔のパーツを動かすたびに痛む
といった、痛みとの戦いが始まってしまうのです。
身体のどこかに痛みがあると、それだけで気持ちが暗くなったり、仕事の効率も悪くなってしまいますよね。
たかが鼻の痛みですが、軽視はできないのです。
そうならないためにも、必ず消毒・保湿・毛穴の保護をしておきましょう。
殺菌効果のあるオロナインやワセリンがおすすめです。
鼻毛ケア初心者におすすめな鼻毛脱毛ワックス
鼻毛脱毛でスッキリする男性は近年増加しています。
ワックス脱毛は永久脱毛ではありませんが、鼻毛が気になった時にスグに脱毛できます。
ご紹介したようなコツを掴めば、痛みも軽減することができます。
そこで、ブラジリアンワックスで鼻毛の脱毛をしてみたかった男性や、エステで処理してもらうのは恥ずかしいという男性のために、おすすめなアイテムをご紹介します。
●「KING’s NOSE WAX」
雑誌などでも紹介されたくらい、品質と安全性の評価が高く、人気があります。
電子レンジがあれば、自宅でこっそりと鼻毛をキレイに脱毛することができますよ。
使用方法も簡単です。
まず、ワックスを電子レンジで500Wでおよそ4分間温めます。
次に、付属のスティックの先にワックスを塗って、鼻の穴の中に5~7mmくらい入れます。
そして、固まるまで少し待ちます。
固まったら一気に引き抜くだけで、ゴッソリと鼻毛が抜けますよ。
想像以上に抜けた鼻毛の量にビックリして、思わず笑ってしまうかもしれませんよ。
コツをマスターして痛くない鼻毛ワックス脱毛を!
鼻毛ワックス脱毛には、脱毛中と脱毛後の両方に痛みのリスクがありましたね。
しかし、痛みを軽減させるコツさえつかめば、鼻毛のセルフワックス脱毛を快適に行なうことができます。
鼻毛のワックス脱毛に興味がある男性は、勇気を出してチャレンジしてみましょう。
ゴッソリ抜ける爽快感が、癖になってしまうかもしれませんよ。