体毛が薄くなる原因はいったい何?生まれつき薄いの!?

人それぞれムダ毛が濃い人と薄い人が存在しているのはなぜでしょうか?

女性ならまだしも、男性でありながらも体毛が薄い、もしくは薄くなる傾向にある方もいるでしょう。

そのような男性にとっては、やはり男らしさに欠けると見られることもあり、それをコンプレックスに感じる方も少なくありません。

そこで、今回は、男性の体毛が薄くなる原因について解説します。

体毛の役割は?薄くなるのではなくなぜ濃くなるの?

ここでは、体毛の役割や、薄くなるのでは濃くなってしまう原因についてみていきたいと思います。

〇体毛の役割は?

体毛を「ムダ毛」と感じている方は非常に多いと思いますが、実は体毛には様々な役割があることをご存知ですか?

例えば、「身体の体温を保つ」また「外敵刺激から皮膚を保護する」「紫外線からお肌を守る」などの働きを担っています。

その他にも頭には髪の毛が生えているため、頭部が身体の中でとても重要であることが分かるでしょう。

また、陰部には陰毛が生えており、生殖器を守る働きをしています。

つまり、私たちの身体にとってなくてはならない存在が体毛なのです。

〇体毛は薄くなるのではなくなぜ濃くなるの?

・遺伝

体毛が薄くなるのではなく濃くなる原因は、そもそもの遺伝が大きく関係していることが分かっています。

両親からの遺伝が最も可能性が高く、次に隔世遺伝も考えられます

赤ちゃんの時は体毛が濃くても、成長とともに体毛が薄くなる子供も多く、この場合原因は遺伝の影響ではないと考えられています。

・ホルモンバランス

男性ホルモンの分泌量によって体毛が濃くなるか薄くなるかに関わると言うよりは、どれだけ女性ホルモンが分泌されるかが体毛の濃さに関係していると言われています。

そのため、体毛が薄くなる原因のひとつに、女性ホルモンの分泌が過剰となることが考えられます。

これは、それぞれの人によって分泌量が異なるため、一概にすべての男性がこの状況に該当するとは言い切れません。

体毛が薄くなるのではなく濃くなる原因は自己処理のせい!?

では、体毛が薄くなるのではなく濃くなってしまう根本的な原因には一体どのようなことが考えられるのでしょうか。

〇ムダ毛処理の方法が間違っている

ムダ毛処理を行う際、毎日カミソリを使用したり毛抜きを使用してムダ毛を抜いているなど、このようなことをしている男性は意外にも多いのではないでしょうか?

この自己処理が実は最も体毛を濃くしてしまう、また、埋もれ毛を作ってしまう原因となることをご存知ですか?

カミソリの使用が頻回行われることや、毛抜きでムダ毛を処理することで、お肌に大きな負担を与えてしまうだけではなく、肌トラブルを発生させてしまうのです。

このようなことから、体毛が薄くなるのではなく「濃くなる」「濃くしている」そもそもの原因は、誤った自己処理にあると考えられます。

・生理的なことが原因

私たちの身体は、生理的な現象によって体毛に大きな変化が現れます。

寒い季節や夏の暑い時期は紫外線から肌を守るために体毛が濃くなる傾向にあります。

また、お肌に強い刺激を受けることでメラニン色素を多量に分泌し、より濃い体毛が生えてくることもあります。

・乱れた食生活

毎日の食生活が乱れたり、バランスの悪い食生活を続けることで、必然的に男性ホルモンの分泌を促し、自然と体毛を濃くしてしまうという現象があります。

特に動物性たんぱく質を多量に摂取することでより男性ホルモンを活発化させてしまうのです。

このようなことから、体毛が薄くなるというよりも、より濃くしてしまう原因を作ってしまうことが分かります。

体毛が薄くなる人と濃くなる人の違いは何?

体毛が薄くなる人と濃くなる人の根本的な違いやその原因には一体どのようなことが考えられるのでしょうか。

〇男性ホルモンの働きは?

男性ホルモンは、髪の毛以外の体毛を発育させる働きがあり、特に思春期頃を迎える男性は、男性ホルモンの働きが活発であると言えます。

つまり、もともと男性ホルモンが活発な方ほど、体毛は薄くなるのではなく濃くなる傾向にあり、根本的な原因はここにあることが分かります。

逆に男性ホルモンの分泌量が人よりも少なく、女性ホルモンの分泌量が高いという男性も中にはいらっしゃることから、そのような男性ほど体毛が薄くなる傾向にあり、ホルモンの分泌量が直接の原因であると言えます。

本来、男性も女性も、男性ホルモンと女性ホルモンがバランスよく分泌されています。

しかし、このバランスが何らかの原意により崩れることで体毛が薄くなる原因を作ったり、逆に濃くなる原因を作ってしまうなど、このようなことに影響することが分かっています。

ホルモンバランスが乱れる原因と体毛が薄くなる原因の関係性

ここからは、ホルモンバランスが乱れる原因と体毛が薄くなる原因にはどのような関係性があるかをみていきます。

〇過度なストレス

ストレス過多である男性ほど、男性ホルモンが活発化することで体毛が薄くなるよりも濃くなる原因を作ってしまいます。

ストレスがたまる主な原因は仕事やプライベート等様々なことが考えられますが、ダイエットを行うことによって食生活が乱れることでもストレスが原因であることがうかがえます。

このように、ストレスをためてしまうことは体毛が薄くなること、濃くなることに直結する原因を作るため、過度なストレスは禁物です。

〇筋トレ

筋トレを過剰に行いすぎることで男性ホルモンを活性化させる原因を作ってしまい、逆に体毛を濃くしてしまう恐れがあるため注意が必要です。

筋トレを行う際は、激しい動きではなく、程良い程度に抑えることも大切です。

〇年齢によるもの

年齢を重ねることでホルモンの分泌量が変化します。

この分泌量が変化することで体毛が薄くなる、または、濃くなる原因にも関係していることが分かります。

体毛が薄くなるのはホルモンバランス以外に原因があるの?

体毛が薄くなる原因をこれまでみてきましたが、実際に遺伝や生活習慣など以外にどのような原因があるかについてみていきましょう。

〇ホルモンバランス以外に考えられる原因とは?

ホルモンバランスが体毛に大きな影響を与えることが分かりました。

しかし、その他にもあらゆる原因を追究していくと、実は、ホルモンバランスだけではなく、そもそも持つ「毛穴の数」が多いか少ないかによって体毛が薄くなるか濃くなるか、その原因が変わってきます。

これはとても不思議なことですが、すでに人間は妊娠6ヵ月のうちからすでに毛穴の数が決まっており、その毛穴の数を持って世の中に誕生しているのです。

そのため、年齢を重ねると毛穴が増える、あるいは減るなどといったことは起こらないということになります。

つまり、すでに体毛が薄くなるか濃くなるかは胎児の段階で決まっているため、そもそもの原因になることが分かりますね。

体毛が薄くなることはあり得る!?

「体毛が薄くなることがあるのか?」体毛で悩む多くの方が疑問に感じているのではないでしょうか。

しかし、原因追及をすることで、体毛が少しでも薄くなるということをご存知ですか?

ここからは、体毛が薄くなることはあり得るのか、また、原因追及することで濃い体毛を薄くすることができるのかみてみたいと思います。

特に、体毛が薄くなる原因としては、普段からの食生活が関係していると考えられます。

例えば、女性ホルモンに似た作用をする大豆製品などを豊富に摂取することで、体毛が薄くなる可能性は十分にあると考えられているのです。

そのため、体毛が薄くなることを避けたい男性にとっては、これらの食品を過剰摂取しすぎない方が良いと言えます。

逆に、体毛が薄いことにコンプレックスを抱えているという男性の場合は、体毛を濃くすると言われるなるような筋トレなどを積極的に取り入れるのも良いでしょう。

体毛が薄くなる原因を知ってコンプレックスを解消しよう!

体毛が薄くなる原因は、そもそも生まれ持った遺伝からの影響が最も強いようです。

また、毛穴の数も決まっており、その時から体毛が薄くなるか濃くなるか、将来も決まっているのですから、そう簡単に体毛が薄くなるとは考えにくいかもしれません。

しかし、体毛を少しでも薄くするためにも、原因追及をし、その方法を実践することでいずれ長期的にみても体毛が薄くなる可能性は考えられます。

様々な原因がある中で、体毛が薄くなる原因を知って、少しでもコンプレックスを解消することができると良いですね。