おしゃれな髭は、「ワイルドさ」や「男らしさ」が演出でき、カッコいいですよね。
男性なら、一度は髭に憧れるものではないでしょうか。
ただ髭は、スタイルやお手入れ方法を誤ると、不潔でだらしない印象を持たれる場合もあります。
女性にも評価の高い、好印象を与える髭にはどんなスタイルがあるのでしょう?
こちらでは、日本人に似合う、おすすめの髭スタイルとその作り方をご紹介していきます。
日本人に似合う髭スタイルを作るポイント!
外国人は彫りが深く、長くてボサボサの無精髭スタイルでも似合ったりします。
日本人の男性もワイルドさを出そうとして、同じようなスタイルに憧れるかもしれませんが、あまりおすすめはできません。
日本人の場合は、しっかり手入れされた、清潔感のある髭スタイルの方が似合います。
日本人のおしゃれな髭スタイルは、ただ伸ばすだけではなく、きちんと手入れをすることから始まるのです。
では、手入れのポイントは何なのでしょう?
髭スタイルで「カッコいい」と「だらしない」との間には、あるボーダーラインがあります。
それは、髭の「長さ」と髭を生やす「エリア」です。
好印象を与える髭スタイルにするためには、長さは抑え目に、エリアは口髭と顎髭にとどめて、手入れするがおすすめです。
頬まで広く覆うような髭スタイルや長く伸びた髭は、清潔感を損なうのでやめたほうが無難です。
日本人男性の髭スタイル、女性はどう思っている?
日本人男性も、カッコいい髭スタイルで女性にも好印象を与えたいものですよね。
男性が憧れる髭スタイルですが、女性は髭に対してどんな印象を持っているのでしょう?
女性の意見としては、次のようなものがあります。
・似合っていればカッコいいと思う
・ちゃんと整えていればセクシーで好き
・汚らしいのは引いてしまう
・口ひげと顎鬚ならOK!
これらの意見からも分かるように、似合っていない髭には抵抗感があるようです。
また、整えられていない汚らしい髭は、不潔でだらしない印象を持ってしまうという意見があります。
このことから、好印象の髭スタイルは「似合う髭」か「清潔感のある髭」かどうかが必須条件だと分かります。
やはり、前項でもお話したように、髭の長さと生やすエリアに気をつけて、きちんと手入れの行き届いた髭に仕上げることが肝心なのです。
日本人に似合う髭スタイル
これまでお話ししてきたように、髭を作りたい場合には、まず自分に似合う髭スタイルを見つけることが先決です。
ここからは、日本人に似合うおすすめの髭スタイルをご紹介していきます。
髭の初心者にもおすすめなのが、顎だけに生やす「顎髭スタイル」です。
顎髭は顔の外枠に位置するので、顔のつくりに影響されにくく、誰にでも似合います。
髭が似合わないと思っている男性にも、顎髭スタイルはおすすめです。
顎鬚スタイルを作る時の注意点は、長さを伸ばしすぎないことです。
短めで、密度のある顎鬚に整えましょう。
また顎鬚は、生やす広さによって印象が変わります。
耳の近くまで全域に生やしたり、広い幅で生やしたりすると、ワイルドで男らしい印象になります。
逆に、細く仕上げると繊細で柔らかい雰囲気の印象になります。
【薄い口髭と薄い顎鬚】も似合いやすい
口髭と顎髭をうっすらと生やすスタイルは、男性の髭の定番スタイルです。
口髭は鼻の下の髭のことで、ここに髭を生やすと、貫禄ある雰囲気や威厳を感じさせるスタイルになります。
昔の日本人の偉人に、立派な口髭を生やしている人が多いのは、威厳や風格を現すためです。
現代では、長く伸ばす立派な口髭は見かけませんが、大人っぽさを出したい人には、口髭はおすすめです。
ご紹介する「薄い口髭と薄い顎鬚」のスタイルは、髭を生やす面積を限って薄く整えるため、清潔感があり、自然な仕上がりになります。
手入れのポイントは、鼻の下の口髭と顎髭を、同じ横幅に揃えることです。
同じ長さに揃えることで、統一感が生まれ、均整の取れた髭スタイルになります。
頬の毛はしっかり剃り、髭の面積が広くなり過ぎないように注意しましょう。
この髭スタイルは、すっきりしたショートヘアの髪型と相性が良く、ワイルドでセクシーな印象を生み出します。
メガネをかけている人は、口髭、顎髭共に少し濃く生やして合わせるのも、大人っぽく知的なスタイルになるので、おすすめです。
ワイルドさを出したい人におすすめ!【囲み髭】
前項でご紹介したスタイルより、さらにワイルドさを求めるなら、囲み髭がおすすめです。
囲み髭は、もみあげから顎髭と口髭をつなげたスタイルです。
日本人に合う囲み髭は、頬の髭を剃り、もみあげから顎に繋がる髭を「細く」「短め」にカットするスタイルです。
もみあげから顎にかけての髭を、頬まで幅広く伸ばすスタイルもありますが、日本人がやると、だらしない、汚らしい感じが出てしまいます。
もみあげから顎にかけての髭の手入れポイントになるので、大変ですがこまめに長さと幅の調節を行いましょう。
全体的に、髭の線は細めに、また、髭の長さはあまり伸ばさず適した短さを保つようにすると、清潔感を維持できます。
この髭スタイルは、もみあげから顎までつながることが前提なので、髭の濃い人に向いています。
髭の濃い人は、首や頬からも毛が生えるので、囲み髭を引き立たせるためにも、他の部分はきれいに剃り落としましょう。
理想の髭スタイルを作る必須アイテム
これまで、日本人に似合うおすすめの髭スタイルをご紹介してきました。
自分の理想の髭スタイルは見つかりましたか?
最後に、髭スタイルを作るために必要な道具と、髭の整え方をご紹介します。
【髭スタイルを作る必須アイテム】
●トリマーやコーム付きハサミ
●シェーバーやカミソリ
●シェービングフォーム
【髭スタイルの作り方】
まずは髭を伸ばすことから始めます。
ある程度髭が伸びたら、トリマーやハサミを使って、髭の長さを調節しましょう。
髭トリマーは、髭用のバリカンのことです。
アタッチメントが付いているので、長さを段階的に調節してカットができます。
唇まわりなど細かい部分はコーム付きハサミを使い、全体的に長さを揃える時には髭トリマーを使うなど、アイテムも使い分けると良いでしょう。
髭のカットは、髭が乾いている状態で行います。
濡れた状態で行うと、乾いた時に長さが変ることがあるので注意しましょう。
口髭は、唇にかからないようにカットして揃えます。
唇にかかると、不衛生で見た目もよくありません。
ポイントは、中央は唇にかからない程度に長めで、口角へいくほど短くなるように整えることです。
顎髭も同じように、中央を長めに、サイドにいくほど短めにカットしましょう。
輪郭がシャープに見え、すっきりした効果をもたらします。
最初に、全体を一定の長さにカットしてからサイドを短くしていくと、上手く仕上がります。
囲み髭の場合、もみあげに繋がる頬髭は、もみあげに向かって徐々に長くなるようにカットし、顎鬚と繋がる部分は、顎鬚の延長になるよう長さを合わせてカットしましょう。
最後に余分な髭はキレイに剃ります。
カミソリやシェーバーで剃る時は、蒸しタオルを当て髭を柔らかしてから、シェービングフォームを塗布して、毛の流れに沿って優しく剃りましょう。
カッコいい髭スタイルでワンランク上の自分に!
髭は、上手く生やすとカッコよくおしゃれな印象を与え、ステータスも上がります。
男ならではの髭を生かして、イメージを変えてみるのはいかがですか?
日本人男性には、清潔感のある、整えられた髭がおすすめです。
髭を生やしたことがない人も、この記事を参考に、自分に似合う髭スタイルをみつけて髭を楽しんでみてくださいね。