髭のおしゃれがしたい!濃いより薄い方がしやすいって本当?

「男らしくおしゃれな髭を生やしたいなぁ」

ため息をつき、あごをさすりながら諦めがちにつぶやく男性の方々!

実は、髭のおしゃれは薄くても充分対応可能なのです。

むしろ、薄い方がおしゃれをしやすいなんてこともあるようですよ。

この記事では、髭がそれ程濃くなくてもできる、おしゃれな髭についてお伝えしていきます。

ヒゲの雑学

ヒゲというのは、人間の頭髪を除き顔から顎の下にかけて生える毛のことを総称しております。

濃い髭薄い髭、人種や個人などによりその性質には様々な違いがあるようです。

さて、あえて「ヒゲ」としたのには理由があります。

実はヒゲには部位により「髭」「鬚」「髯」の3つの漢字が使い分けられているのです。

一般的に使われる「髭」は口髭のことで、つまりは口の上部分に生えるヒゲを指しています。

次の「鬚」は顎鬚のことで、そのままアゴ(口の下部分)に生えるヒゲのことを指して使われます。

最後の「髯」は、頬に生えるヒゲのことです。

このように、生える部位によって使い分けがされています。

日本では、以前はヒゲと言えば「口髭」のイメージが強かったので、ヒゲを「髭」と書くことが一般的になったのかも知れません。

さて、この髭の存在意義ですが、以前は体の保護のためという説が強くありましたが、それが最も必要であるべき幼少期に髭が無いことなどから、その説には疑問の声もあがっています。

代わって有力になっているのが、ライオンの鬣やクジャクの羽のように威厳の象徴や雌(女性)へのアピールという説のようです。

これが事実であれば、髭のおしゃれを考える髭マイスターは、自然と女性の目を惹きつけているかも知れませんね。

髭を生やすならたとえ薄くてもおしゃれに!

今、髭をおしゃれに生やすおしゃれ髭男子が増えてきています。

以前に比べて、髭における社会的認知が寛容になってきたこともその背景にはありそうです。

しかし実際には、そのアピール対象である女性たちは男性の髭についてどう感じているのでしょうか?

・髭はちょっと嫌かも

・不潔っぽいのは無理

・人によってはいい

・清潔感があれば好き

・男らしくて好き

こういった意見から見ても、正直なところ100パーセント好印象とは言えないのも事実ではありますね。

しかし、そんな中にも、好印象だったり清潔感があればの条件付きも含めればそこまで忌み嫌われているわけでは無いようです。

だからと言って、安心してはいけません。

あくまでも、条件付きが主流なのですからね。

結果的に、以前に比べて髭への印象は社会も寛容になり、女性も条件付きではあるものの好印象として受け取ってくれる可能性が高くなっているようです。

そうであれば、時代の移り変わりを最大限に活かしておしゃれの武器にしちゃいましょう。

たとえ薄い髭であっても、生やすならスマートな「おしゃれ髭」これが好印象に繋がる絶対条件です。

おしゃれ髭って何を指す?とくに顎は薄い方が人気!

ここで髭が薄いとお悩みの男性に少し朗報です。

最近は芸能人の影響が強いのか、おしゃれなデザイン髭を生やす方が増えつつあるようです。

更にこの現象は年々増加傾向にあります。

もはや、ファッションの一部と言えるのかも知れません。

実際に、おしゃれなデザイン髭はどうやら薄い方が格好良く決めることが可能です。

特に顎鬚の場合には、それが顕著にあらわれるのだとか。

前項の条件付きを思い返してください。

清潔感がキーワードになります。

濃い場合には清潔感が崩れやすいので、様々な点に気を付けなければなりません。

しかし、薄い場合にはスタイリングしやすく、無精ひげとさえ間違えられなければおしゃれ髭を演出できます。

では、実際にどんな髭があるのか見ていきましょう。

おしゃれ髭の定番!薄い口髭&薄い顎鬚!

では、「薄い髭でも充分おしゃれなスタイリングとなる」これには実際にどのようなものがあるのか見ていきましょう。

最初は、薄い口髭と薄い顎鬚です。

この両方の髭をうっすらと生やすのが、おしゃれ髭の定番になります。

口髭と顎鬚の長さを同じくらいに揃えるのがポイントで、差が出ると統一感が損なわれるので注意が必要です。

髭の面積も広げないことで、清潔感とナチュラルな仕上がりに演出できます。

これを更に狭めてうっすらとさせるのもありです。

もともと髭が薄い方などの場合には、髭の密度が少なくなるので面積を広げるよりもポイントを絞った形で生やす方が自然に仕上がります。

この場合には、髭を強調させようとして伸ばすよりも、狭めた範囲に合わせるように短めのセットが大切です。

伸ばしてしまうと、髭が薄い分スカスカな感じがしてみすぼらしい印象を与えかねません。

ピンポイントでのスタイリングで清潔感があり男らしいイメージに仕上がります。

もしかしたら、「髭が薄いけど生やしたい!」そんな方の一番の理想形かも知れませんね。

薄い髭でもワイルドに!アレンジポイント

おしゃれ髭のスタイリング「薄い口髭&薄い顎鬚」をもう少しアレンジしてみましょう。

〇顎鬚から口元を細くつなげてみる

おしゃれ髭の定番である薄い口髭と顎鬚のスタイリングにおいて、顎鬚部分を口元まで線を描くように細く繋げてみるのもおすすめです。

この線で髭の印象が強くなり少しワイルド感とセクシー感がアップします。

また、ここにメガネと合わせてインテリジェンスとの混在も面白そうですよね。

〇あえて無精ひげっぽくおしゃれにうっすら残す

まだ髭を生やすのに些か抵抗を感じる場合には、あえて無精ひげのような感じをおしゃれに生やすのもおすすめです。

口髭と顎鬚を「無精髭かな?」と思わせつつもさりげなくおしゃれに生やすことで、抵抗感も少なく受け入れやすいのではないでしょうか。

ただし、こちらは諸刃の剣で本当に無精髭と思われたら清潔感も何もなくなってしまいますから気を付けなければなりません。

不要なサイド部分などは丁寧に剃って適度な範囲の髭としおしゃれを演出しましょう。

髭の初心者向け!薄い顎鬚のみor口髭のみ

まだ髭に慣れていない方や、髭が薄い男性の場合には、顎鬚だけ生やすのも良いですよ。

顎髭は輪郭のもっとも外に位置するので、変に自己主張することなく違和感も与えにくいです。

「何か変じゃない?」なんて言葉は聞こえにくいと思いますよ。

ただし、長さを出すと話が変わってきますのでご注意ください。

まずは先端部分のみ、きちっと短く整えられたイメージでやってみましょう。

慣れてきたら、少しずつその幅を広げ顎鬚の主張を徐々に広げていくのもいいでしょう。

さて、ラストは最もポピュラーであるが故に、反対に難しい口髭のみです。

これがフィットすると大人の男の演出ができます。

しかし、口髭は人を選びますので、しっくりこないとおしゃれどころかコミカルや老けたような印象を与え真逆のイメージになるので要注意です。

長さや幅も千差万別、ご自身にあった髭スタイルを見つけてみましょう。

また、「最初から口髭だけにするのはちょっと」と思うのであれば、まずはうっすらと顎鬚を生やしたセットから始めても良いかも知れませんね。

特にセットであれば、ワイルドな感じも演出できます。

勇気を出して、おしゃれ髭を試してみよう

今回、髭が薄くても似合うおしゃれ髭について色々とご説明してきました。

あまり賛成する女性が少なかった髭ですが、最近ではそのハードルも下がって来ているようですね。

ただし、清潔感という条件が付きます。

おしゃれ髭は今後ますます注目を浴びる可能性もありますから、今のうちにおしゃれ髭でおしゃれ男子度上げておくのはいかがでしょうか。