髭を生やすにあたって大事になるのが髭の手入れです。
髭の手入れを怠り伸ばしたままにしていれば、不潔でだらしない印象を人に与えてしまいます。
そうならないためにも、髭の基本的な整え方を覚えましょう。
髭の整え方は難しいものではありません。
切り揃えられ、整った髭を手に入れて、ワイルドで素敵な男性を目指してくださいね。
髭が生えている男性のイメージは?
髭が生えている男性はどのようなイメージを持たれているのでしょう。
主に「ワイルド」「渋い」「たくましい」などの男らしさに関連したイメージが多いようです。
しかし、髭の整え方次第ではだらしのない印象を与えてしまうこともあります。
このような印象を人に与えないためには、定期的な髭のお手入れは欠かせません。
髭を伸ばしっぱなしにしていると、ときには清潔感を失うこともあります。
スーツにネクタイをしてビシッと決めていても、髭の手入れが行き届いていなければ、全体の印象が悪くなってしまいます。
髭のイメージを決定づけるのは、髭の長さと生やす範囲です。
このポイントを抑えるだけで、好感度の高い髭を手に入れることができるでしょう。
そしてもう一つ大事なことはバランスです。
次の項で顔の形に合った髭のデザインをご紹介しますので、自分に合った髭を見つけてください。
顔の形で選ぶ髭のデザイン
顔の形は人それぞれです。
そのため、髭を生やすときもその人の顔の形に合った髭を選ぶことで、全体のバランスを取ることができるでしょう。
これからそれぞれの顔の形に合った髭のデザインをご紹介していきますので、男性が髭を整えるときの参考にしてください。
●丸顔
丸顔の人は輪郭がぼやけてしまいがちです。
そのため、フェイスラインに沿って顎髭を伸ばすことで、小顔効果が期待できます。
また、顎髭に頬髭を組み合わせることで、幼く見られがちな丸顔の人でもワイルドな印象を与えることができます。
●四角顔
エラが張っていることが特徴なのが四角顔です。
エラを目立たせなくするために、もみあげと顎髭を繋げ、ライン状に残したデザインがおすすめです。
●逆三角顔
フェイスラインがシャープな逆三角顔なので、顎先から口角にかけて髭を丸く整えるように意識しましょう。
●面長顔
顔の長さが気になる面長顔の人は、顎髭を伸ばしたデザインにすると良いでしょう。
面長が強調されるのを防ぐためには、フェイスラインまで髭を伸ばすのは避けてください。
このように顔の形によって髭の整え方は変わります。
自分の顔の形に合った髭のデザインは見つかりましたか。
それでは、髭を整える準備をしていきましょう。
髭を整える前に道具を用意しよう!
早速髭を整えていきたいのですが、その前にまずは髭を整えるために必要な道具を用意していきましょう。
●シェーバー
髭を整えるために必要なものがシェーバーです。
シェーバーにはカミソリ・電気シェーバー・トリマーなどがありますが、ご自分で使いやすいものを選んでください。
●コーム
髭を整え、仕上がりの長さを調節する時に使用します。
コームは目が粗いものを用意しましょう。
●ハサミ
髭の最後の仕上げはハサミで調整します。
ハサミを使用する際は、刃の先で肌を傷つけないように注意してください。
先端が丸くなっている鼻毛用のハサミが、大きさ的にも使いやすくておすすめです。
●シェービングフォーム
髭を剃るときには肌の負担を軽減するために、シェービングフォームを使いましょう。
●アイブロウペンシル
髭を整えるのが初めての男性は、アイブロウペンシルを用意してください。
あらかじめ剃る部分と残したい部分の境界線を書いておくと、失敗が少なくなります。
髭を整える前に、この5点を用意しておくと便利です。
それでは次項から、顔の部位別に髭の整え方をご紹介していきます。
顎髭を生やしたい男性は整え方に注目
顎髭は、おしゃれ要素として髭を伸ばすときに一番人気のある部位です。
また、人気があるだけではなく、手入れも簡単なので髭をこれから生やそうという男性におすすめです。
それでは、顎髭の基本的な整え方をご紹介していきます。
顎髭の横幅は、基本的には口角の横幅を見て決めてください。
目安は口角と同じ横幅です。
横幅が決められないときは、最初は小さくデザインし、徐々に大きくすることで、自分の顔の形に合った横幅にすることができるでしょう。
この際に顎先端付近の髭を厚めにし、外側に向かって薄くすることで自然なグラデーションにすることができます。
唇の下から顎髭までの距離は、印象に差をつけることができます。
顎髭と唇の距離が近い場合はワイルドな印象になり、離れている場合は優しい印象になるので、自分の理想の印象に近い距離を選びましょう。
丸顔の人は、唇の下から顎先に向けて髭で縦にラインをつくると顎がシャープに見えるのでおすすめです。
逆に、面長の人は縦にラインがあると顔の長さが強調されてしまうので避けたほうが良いでしょう。
男性の髭の整え方【口髭編】
次に、口髭を生やしたい男性におすすめする、基本的な口髭の整え方です。
ここでの口髭は、鼻の下から唇の上までの髭を指します。
口髭を整えるときは、事前にアイブロウペンシルでラインを決めておくとミスを減らすことができます。
口髭の長さを決めるときは、唇の上に髭がかからないことを意識してください。
唇の上まで髭が伸びていると、食事のときに食べ物がつきやすくなってしまうだけではなく、無愛想な印象も与えてしまいます。
そうならないためにも、ハサミなどを使って唇にかからない程度に短く切り揃えましょう。
自然な髭にカットするためのポイントは、中央部分を長めにカットし厚く残して、外側に向かって短く薄くすることです。
この点は顎髭の時と同じです。
全体を同じ長さでカットすると、どうしても口角の上の髭が濃く見えてしまいます。
そのため、口髭を美しい仕上がりにするために、グラデーションになるようにイメージしながらカットをしましょう。
もしトリマーを使用する場合は、ミリ数の調整に気を付けながらカットをするようにしてください。
頬髭の整え方
最後に頬髭の基本的な整え方についてご紹介します。
頬髭は横顔の印象に大きな影響を与えます。
頬髭があることでワイルドな印象をプラスすることができるので、男らしさを求める男性は頬髭にもチャレンジしてみましょう。
頬髭をつくるときは、顎の骨を意識しながらデザインすることをおすすめします。
もみあげから顎髭までを繋げ、もみあげに近づくほどに髭の長さが長くなるようにカットします。
顎髭から頬髭に繋がる部分の長さは同じにして、もみあげに向かって自然なグラデーションになるようにしましょう。
コームを使って毛を立たせると、角度がついてカットしやすいです。
エラが張っている四角顔の人は、頬髭のラインをなだらかにすることでエラが目立ちにくくなります。
逆に頬髭のラインを直線的にすれば、クールですっきりとした印象にすることができますよ。
自分に合った髭を見つけよう!
髭は顔の形や生え方によって整え方に違いが出てきます。
大事なことは、自分に合った髭のデザインを見つけることです。
髭が生えているだけで、人の印象は大きく変わります。
今まで発見できなかった男性としての魅力を、見つけることができるかもしれません。
「自分には髭は似合わない」「髭の手入れは難しい」と足踏みしている方は、是非一度チャレンジしてみてください。