みなさんは、石鹸を使用して体を洗ったり髪を洗ったりしていますか。
石鹸を使わないと大変臭いですよ?
今回は、なぜ石鹸を使うのか、石鹸を使わないと臭くなってしまうのかについて、ご説明していきます。
臭くなってしまう原因、実は結構たくさんあるんですよ。
石鹸を使わない時代
まずは、石鹸を使って体や髪を洗うことについて触れていきます。
実は、日本で石鹸が広まったのは、そこまで昔の話ではありませんでした。
今でこそ、「石鹸を使わないなんてありえない!臭い!」と思われるかもしれません。
しかし、昔は家に風呂こそありましたが、40年ほど前までシャワーという概念はあまり広まっておらず、髪や体を洗うこと自体、高い頻度ではなかったようです。
ましてや石鹸やシャンプーといった洗浄のための道具も出回っていなかったため、洗うとしても水洗いで済ましていた場合がほとんどでした。
シャンプーが出回り始めた頃、贅沢品だったことから、現在のように毎日使うといった習慣はありませんでした。
それが次第に、宣伝や品物が安くなっていったことで毎日髪を洗うのが常識となっていったそうです。
石鹸を使わずに、体すら洗わない時代があったというのは、今考えると不思議ですよね。
時代背景も影響していますが、現代人は清潔で美しさに対する意識が強い傾向にあることが伺えます。
石鹸を使って体を洗わないと、不潔とまで言われるようになりましたね。
しかし、実際石鹸を使わないことは不潔です。
何より臭いが発生してしまい、スメルハラスメントという言葉もあるように、汚らしくて周囲によろしくありません。
では、石鹸を使用した方が良いとされる理由について、次からもう少し詳しくみて行くことにしましょう。
石鹸を使わないと臭い?
石鹸を使わないと本当に臭いのでしょうか。
ズバリ、臭いです。
しかし、臭いが気になってくるのは、意外と時間が経ってからです。
人にもよりますが、体の中に老廃物がたまりやすい人は、それこそ汗をかいたらすぐにその臭いも気になります。
一方、汗っかきだとしても大した汚れや臭いも目立たない人だっています。
一日経ってもあまり臭いが気にならない人もいるのです。
この差は、体型にも関係してきます。
老廃物を体外に排出できず、溜め込みやすい人は太りがちな傾向にあります。
また、太っている人は体内に老廃物を溜め込みやすい傾向にあり、臭いが臭くなる可能性も高いのです。
逆に痩せている人は、全然臭いが気にならない場合もあります。
だからと言って、石鹸を使わず毎回体を洗わないというのは臭いの元になってくるでしょう。
それでは次に、石鹸を使わないことによる臭いの原因についてご説明していきましょう。
石鹸を使わないことによる臭いの原因
それでは、次に石鹸を使わないことによる臭いの原因についてお話ししていきます。
石鹸を使わないと、体の内から出る老廃物を汗として出したものが、体の外にへばりついてしまい、ベタベタして不快なだけでなく、放置しておくことによって臭いの元となるのです。
汗を放ったままにしておくと細菌がたちまち繁殖し、余計に臭いが強まり、臭くなってしまうのです。
ですから、汗を残しておくと良くないのです。
つまり、洗い流してしまえばいいと考えられます。
しかし、汚れを落として綺麗にしたとしても、またすぐに臭いの元となる老廃物は体から出てきます。
体内は絶えず活動しているため、汗も常にかきます。
そうした中、体臭を自然に臭くならないよう保つというのは、困難と言えます。
そのためのものとして、石鹸が用いられるようになりました。
次に石鹸の効果についてご説明していきます。
石鹸による効果について
この項では、石鹸による体への効果について触れていきます。
まず一つあげられることに、泡で体の隅々まで洗うことにより、体表面の臭いの原因を洗浄できるという点があります。
また、汚れに対する浸透能力もあるので汚れの溜まった箇所にとどまり、汚れと混ざります。
そのあとその汚れと一緒に水で泡を洗い流せば、臭いも一緒に流すことができるのです。
ですから、石鹸を使わない手はないでしょう。
石鹸はこの強力な泡の力を利用して、体を綺麗にするのです。
いかに泡立たせることができるかも石鹸の重要な要素になってきます。
次に臭いの防止についてです。
石鹸は体を洗うだけでなく、体の表面を保湿する役割もします。
乾燥は臭い発生の原因になり得ます。
肌の乾燥を防ぎ、臭いの発生を抑えることができるのも、特徴の一つと言えるでしょう。
このような、臭いを漂わせない効果が期待できますので、石鹸を積極的に使用して行くことをお勧めします。
それでは次に、石鹸の使用量についてご紹介していきたいところです。
臭いの防止のために使用するべき石鹸の適量
今までの説明で「石鹸を使わない臭いの予防は難しい」と感じてもらえたのではないでしょうか。
そこで、この項では実際に石鹸を使用する際に、使うべき量に関してご説明していきます。
まず、石鹸には固形のものとシャンプーのように液体から泡立てるものとがあるのはご存じでしょう。
それぞれの適量についてご説明していきます。
まず、固形の石鹸ですが、これはよく水と一緒に混ぜ合わせないと泡立たないという特徴があります。
特に、水と石鹸の量との兼ね合いが難しいこともあり、泡立てるためにはその量を把握しながらやらなければなりません。
うまく泡立てることができれば、泡が体をしっかり覆ってくれるほどひろがりやすいです。
しっかり泡立てたら、よく体になじませることが必要でしょう。
ただ、どのくらい石鹸を使ったら良いのかという判断は難しく、実際に使用した見た目で判断するのが良いでしょう。
次に液体タイプの石鹸です。
これはどのくらい手のひらに乗せるかにもよりますが、軽く3回程度押した量で体全体を覆うように泡立てると良いでしょう。
適量泡立たせることができたら、体になじませ、足りなくなったらその都度付け足してから泡立たせましょう。
使いすぎは経済面でよろしくないので、出し過ぎないように注意しつつ、しっかり泡立つ適量を頭に入れておきましょう。
臭いを防ぐためのケア
石鹸を使わないでいると、臭いを発生させてしまうことは前項まででお分かりいただけたかと思います。
では、臭いの発生を防ぐためには、どんなことをしたら良いのでしょうか。
今回はそれについてご説明していきましょう。
臭いを防ぐためには、日頃から石鹸を使用することがまず第一になります。
石鹸を使って対表面の汚れを洗い流し、皮膚を保湿することで、新たな臭いの発生を予防します。
ただ、汚れや臭いを落としたいがために一日になんども石鹸を使用すると、肌質によってはつっぱることがあります。
そのため、一日に何度も体を洗うのではなく、一日一回程度石鹸で体を洗うように心がけましょう。
臭いを防ぐためには適度に石鹸を使うこと
臭いを防ぐためには、石鹸でしっかり定期的に体や髪の毛を洗うことが重要になってきます。
そうした日頃のケアによって臭いを防ぐことになり、周りの人にもきっと好印象を与えること間違いないでしょう。
臭いを常に気にし、ケアすることを忘れないようにしましょう。
ぜひ石鹸を使用し体を清潔に保ち、気持ちの良い毎日を過ごしてください。