白髪を染めるべきか、染めないべきかで悩むのは、男性も同じですよね。
最近では、白髪染めを途中でやめたいと考える男性も多いようです。
今回は、白髪を染めないメリット・デメリットと、白髪染めを途中でやめる場合の方法をご紹介します。
また、「ロマンスグレー」の魅力についても書いているので、参考にしてみて下さい。
白髪のメカニズムと、白髪を黒く染めるデメリット
白髪は、一体、どのようなメカニズムで発生するのでしょうか。
髪の毛の仕組みから見ていきましょう。
人間の髪の毛は、毛母細胞からできていて、その段階では色はありません。
髪の毛の黒い色は、メラノサイトという色素細胞によって付いています。
そのため、メラノサイトの活動がなくなってくると、白髪がところどころに目立つようになってきます。
そして、それは少しずつ進んでいくので、そのままでは、黒い髪と白髪が混在し、全体的に老けた印象を与えます。
白髪が出てきたら、黒く染めた方が良いのか、染めない方が良いのか悩むものです。
しかし、白髪染めは、一度してしまうとなかなか途中でやめられないと言われています。
白髪染めのデメリットですね。
美容院でしてもらうか自分でするかの違いはありますが、いずれにしても、白髪染めをするにはお金も時間もかかります。
最近では、白髪が出てきたら、無理に黒く染めずに自然に任せたいという人が増えています。
また、白髪を染めている人の中にも、染めるのをやめたいと思っている人もいるようです。
次の章では、白髪を染めないメリットをご紹介します。
白髪を染めないメリットは?
一般的には男女ともに「白髪は黒く染めた方が良いもの」というイメージを持たれていますが、最近では白髪をあえて染めない男性も多くなってきています。
それは、白髪を染めないことのメリットが注目を集めているからです。
白髪を染めないことで得られるメリットには、
①白髪染めに手間をかけずに済む
②白髪染めの費用が浮く
③白髪染めで髪が傷むことがなくなる
などがあります。
白髪は、黒く染めても3日もたてばまた伸びてきてしまいます。
そして、黒い中に白いものがあると目立つので、「また早く染めないと!」というストレスが知らず知らずのうちにかかります。
また、自分で染めるのも美容院で染めてもらうのも費用がかかります。
しかし、途中からでも白髪染めをやめることができれば、手間や費用に関するストレスがなくなります。
今まで白髪染めに使っていた時間とお金を、自分の趣味など他のことに使えるようになるのは、大きなメリットです。
さらに、白髪染めは、薬品を使うので、どうしても髪を傷める原因になります。
そのダメージから髪を解放できるのも、染めないことのメリットですね。
白髪を染めないことで起こるデメリット
最近は、白髪をそのままにして自然に過ごしたいと考える男性や、もう白髪染めをやめたいと考えている男性が多くなっています。
そして、先ほどは、白髪を染めないメリットを3つご紹介しました。
しかし、白髪を染めずにいても、やはりデメリットはあります。
白髪を染めないことで起こるデメリットは、
①周囲の人から老けたと言われる
②白髪を黒く染めないことを、家族などに反対される
③染めなくなったことでオシャレに興味がなくなる
ことです。
はじめから染めていないという場合はともかく、今までずっと白髪染めで髪を黒くしていた人が途中から染めなくなると、周囲の反応はやはり大きくなります。
どうしても、周囲や家族からは、「老けて見える」と言われるでしょう。
また、家族によっては、「白髪染めをなぜやめたのか」と、理由を問い詰めるかもしれません。
それはそれで、ストレスですよね。
しかし、白髪染めをやめた途端、オシャレや趣味に興味を示さなくなってしまう男性がいるのも確かなので、家族や周囲の人は、それを心配しているのかもしれません。
家族には、白髪染めをやめた理由をきちんと話して、理解を得られるようにしましょう。
白髪染めを途中でやめにくいのはなぜ?
白髪は、誰にとっても大きな悩みですよね。
黒く染めるにしても、染めないにしても、メリットとデメリットがあります。
また、白髪が出てきた男性本人は「白髪を染めないで過ごしたい」と思っても、実際には染める人が多いです。
そして、「もう染めたくない」と思っても、なかなかやめられずに悩む人も多いです。
なぜ、白髪染めは、一度始めると途中でやめることが難しいのでしょうか。
それには、先ほどもご紹介した、見た目の変化が大きく関わっています。
髪が黒いだけで、若く見えるのは事実です。
そのため、多くの人は白髪を気にして、黒く染めます。
そして、それに慣れている他者も存在します。
そこでいきなり白髪染めをやめると、今までとは一気に印象が変わってしまいます。
そうなると、やはり見慣れないので、周囲からは「黒く染めた方が良い」と言われてしまうのです。
人は、人から言われると、「やはりその方が良いのか」と考えてしまい、自分の考えを通すことが難しくなりがちです。
また、家族などに反対されてまで白髪染めをやめる理由がないという人もいます。
白髪になるまでの期間を一緒に楽しんでくれる人が身近にいないと、白髪染めを途中でやめるのは難しいでしょう。
染めないよりも難しい!白髪染めを途中でやめる方法は?
先ほどのお話しからも分かる通り、白髪染めを途中でやめるのは難しいです。
もし、白髪を染めないで過ごしたいのであれば、白髪が出てきた段階で、周囲に「自分には、白髪を黒く染める意思はない」ことを伝えておくのが良いでしょう。
では、一度白髪を黒く染め、それをしばらく続けていた人が白髪染めをやめる場合は、どういった方法を取るのが良いのでしょうか。
それには、少しずつ段階を踏むことです。
ブリーチでいきなり黒い髪を明るくするのは、髪へのダメージが大きくなるのでおすすめしません。
また、根本が明るいプリンの状態で白くなるのを待つのはあまり美しくなく、時間もかかります。
白髪染めを途中でやめたい場合には、美容院で髪をカットしてもらいましょう。
髪が短い方が清潔感が出るからです。
そして、美容師さんと相談して、黒い部分を少しずつ明るくしていく方法を取ります。
周囲の反応が不安だったり、家族に反対されるのが怖いという男性には、これがおすすめです。
少しずつの変化なので違和感が少なく、結果として、家族や周囲の人を驚かせずに済みます。
家族が明るい髪色に見慣れていれば、後から「実は、黒染めは途中でやめた」と伝えても、反対されることはないでしょう。
黒染めを途中でやめたら、ロマンスグレーがおすすめ!
はじめから白髪染めをせずにいた人は、そのまま完全に白くなるまでの時間を楽しんで過ごせることが多いようですが、問題は、白髪染めを途中でやめた人の場合です。
やはり、白髪染めをしないメリットに惹かれて、白髪染めをやめたは良いものの、黒く染めていたのをしなくなると、自分でも違和感を覚えるからです。
また、ただ白髪染めをやめただけでは、清潔感が出ないことも関係しています。
白髪を黒く染めない場合は、
・白髪でも清潔感があるかどうか
・白髪でも服装や顔立ちで若く見えるかどうか
が、他者に与える印象を大きく左右します。
白髪交じりでも渋みや大人の色気があれば、問題がないどころか、年下の女性からモテることも十分あります。
しかし、「白髪を黒く染めるのはもう嫌だけど、何もしないと良い印象を与えられない」という人は、どうすれば良いのでしょうか。
その場合は、トリートメントタイプやシャンプータイプの白髪染めを使って、「ロマンスグレー」にすることをおすすめします。
白髪染めは使うけれど、黒くしない(染めきらない)ことで、年相応の自然さと若さを両立させることができます。
同じ白髪でも、白髪のまま髪を気にしない人と、多少トリートメントをして整えている人では印象が大きく異なります。
「白髪交じりでも、見た目に気を使っている人」という印象を持たれれば、自分に自信が持てますよね。
自分も周囲も納得できるとっておきの方法なので、ぜひ試してみて下さい。
白髪染めを途中でやめるなら段階を踏もう!
今回は、白髪を黒く染めないメリットやデメリットについてご紹介しました。
一度、白髪を黒く染めると、途中でやめるのは至難の業です。
しかし、段階を踏んでいけば、比較的スムーズにやめることができるでしょう。
また、黒染めをやめたなら、「ロマンスグレー」にするのがおすすめです。
いくつになっても、オシャレさを失わず、自分も周囲も明るい気持ちで過ごせるようにしたいですね。