白髪はどんな印象を持たれる?ロン毛の男性が気をつけること

白髪をオシャレとして見せるには、髪型や服装などにも気を使う必要があります。

ロン毛にしている男性の場合は、ロン毛をオシャレに見せることも容易ではなく、日々のお手入れやセットをしていく手間もかかります。

ここでは、白髪だとどんな印象をもたれるか、ロン毛にするメリットやデメリット、白髪が生えてきた場合に良いとされる対処法をご紹介していきます。

白髪をそのままにする男性が多い?

40歳前後になると、白髪が目立つようになる人が多いものですが、白髪の生えてきた男性のなかには、何も対処をしていない人の割合が多いようです。

白髪染めをするのも面倒だし、お金がかかるからとあきらめて放置してしまっている方も多いでしょう。

他にも、グレーヘアで渋く決めている芸能人もいるため、白髪のままいこうと思っている方も少なくないかもしれません。

しかし、きれいな白髪やグレーの色で雰囲気を活かせるのは、50代以上にならないとうまく出せないものです。

まだ30~40歳前後の白髪は所々で、ごましおのようになってしまい、清潔感がない印象を与えてしまったり、老けた印象を与えるなどのマイナスイメージを受けられてしまうようです。

白髪が混ざっているのではなく、黒い髪の方が若々しくて元気のある印象を持ってもらうことができます。

また、ロン毛の男性の場合は特に、白髪が混ざっていては目立ってしまいます。

では、どのように対処すればいいのでしょうか。

ロン毛の男性は白髪をどう対処するのが正しい?

先程は、白髪のある男性が周囲の人から受ける印象のお話をしました。

白髪が所々で生えている場合は、清潔感がない印象を与えてしまうということは分かっていただけたでしょうか。

そして、清潔感というと髪型も重要になってきます。

ロン毛の場合は、しっかりと整えてなければ、清潔感を感じられづらいでしょう。

また、当然ながら白髪も長くなります。

そのため、髪をかき分けた時に白髪が混ざっていては、若々しい印象や清潔感をもたれにくくなってしまいます。

そこで、白髪が長く抜きやすいこともあるので、抜いてしまうということもあるかもしれません。

しかし、白髪を抜くことは良いこととは言えないのです。

白髪を無理に抜いてしまうことにより、毛穴や毛根がダメージを受け、次の髪がくせ毛になって生えてくることがあります。

また、白髪が生える度に抜いていると、そこからは髪が生えてこなくなる場合もあり得るのです。

このことから、対処法としては、白髪は抜くことよりも切ることの方が頭皮のためにはおすすめです。

しかし、白髪の本数が増えてくると、全て切っていくのは大変手間のかかる作業となってしまいます。

その場合は、美容院で白髪染めをしてもらうことをおすすめします。

セルフで白髪染めをする方法

ロン毛の男性ともなると、他の髪が邪魔で白髪を切るのは大変なこともあるでしょう。

そのため、白髪染めを考える方もいるかと思います。

しかし、美容院では値段が高く、時間も調節しなければいけないため、なかなか行けないという方もいることでしょう。

そこで、セルフで白髪染めをしてみましょう。

●白髪染めの方法

1.生え際や白髪の目立つところを染めていく

根本を塗る際は、ヘアブラシを寝かせて使うことがポイントです。

2.前髪やサイドを染めていく

外側だけでなく、内側も染めていきます。

3.耳後ろからえり足、後頭部を染めていく

えり足の根元から前にかけて、塗ります。

鏡で確認がしづらいため、カラー剤をたくさんつけましょう。

4.最後に髪全体に塗り込む

前後左右から、様々の方向に塗り込んでいきます。

全体を塗ったら、最後にもう一度生え際と白髪の目立つポイントに塗ります。

5.放置

カラー剤のパッケージに記載している時間を目安に放置します。

髪質が染まりにくいと感じる方は、この目安の時間よりも5分程度置くようにしましょう。

6.洗髪

ぬるま湯でカラーの色が出なくなるまで洗髪していきます。

カラーが出なくなったら、シャンプー2回、リンスやコンディショナー1回をしてしっかりと乾燥させます。

この作業で染めることができます。

ただし、前提として、カラー剤の説明書を見て作業をすることが大切です。

ロン毛を白髪染めをするときのコツ

セルフで白髪染めをするのであれば、できるだけ綺麗にしたいものですよね。

そこで、綺麗に染めるためのコツをここでご紹介していきましょう。

ロン毛の男性だけではなく、白髪染めを行うことを考えている方は、このポイントをしっかりと押さえておくと良いですよ。

●綺麗に染める方法

1.温度の調節

カラー剤は、温度が高いことで反応が良くなり、低いと反応が遅くなる特徴があります。

そのため、保管する際は、少し暖かめの20~30℃程度の部屋が望ましいです。

また、使用する際も、購入してすぐではなく、一度温かめの部屋に置いてからがポイントです。

2.塗る量

生え際や白髪の気になるポイントなどには、カラー剤を他よりも多めに塗ると良いでしょう。

3.根本にティッシュ

根本でカラー剤が浸透しづらい場所がある場合は、根本にティッシュを当てることで、カラー剤を浸透させることが可能です。

4.サランラップを巻く

カラー剤は、密着させることでムラなく染めるやすいです。

サランラップを髪全体を覆うように貼り付けていきます。

このようなコツも押さえることで、よりセルフで綺麗に染めることができるでしょう。

ロン毛を変える?白髪を目立たなくする男性の髪型

白髪の対処法として、白髪染めをすることをおすすめしましたが、白髪染めを頻繁にしていると髪が傷んでしまいます。

できれば髪を痛めたくない、という方もいることでしょう。

もし、傷めないことを考えるのであれば、髪型を変えてしまうのも一つの手です。

そこで、白髪があっても清潔感を出しやすい、男性におすすめの髪型をご紹介します。

①ベリーショートなどのショートヘア

トップとサイドのメリハリをつけられ、サイドをすっきりとさせることで清潔感を出せるのでおすすめです。

②ミディアムヘア

ビジネスの場にも合わせやすく、パーマをゆるくかけることにより、若さを出すこともできます。

③ロングヘア

ロン毛でストレートのままだと白髪も目立ってしまいますが、パーマをかけてインパクトを出すことにより、白髪を目立たなくさせることも可能です。

ここでご紹介したように、白髪が生えていても、髪型やセットの仕方によっては目立たなくさせることも不可能ではありません。

しかし、白髪をオシャレとして見せるには、髪を上手くセットするだけではなく、服装もモノトーンできめるなど、白髪のスタイルに合わせたコーディネートも考えていくことが必要でしょう。

白髪を防ぐための対策法をご紹介!

ここまでは、実際に白髪が生えてきてしまったときの対処法をご紹介してきましたが、ここでは白髪を防ぐための方法についてお話していきます。

日常の生活でもできることですので、試してみてください。

●食生活を改善する

白髪や髪の健康に良いとされる食材を取り入れながら、バランス良く栄養を摂ることが大切です。

【たんぱく質】肉・魚・大豆・たまごなど

【チロシン】チーズ・大豆など

【鉄】レバー・かつお・しじみなど

【銅】かき・ごぼう・プルーンなど

【亜鉛】かき・レバー・豚肉・ごまなど

これらの食材を中心に毎日の食事のなかで使うようにして、血液中の栄養を改善していきましょう。

●睡眠をしっかりとる

睡眠不足の状態では、血行が悪くなり、栄養が髪や頭皮へ行き渡らなくなります。

成長ホルモンが活発になる22時~2時までの時間を含めた時間帯に睡眠をとると良いでしょう。

●ストレスの解消法を見つける

ストレスも白髪の原因の一つと言われています。

仕事などを忘れて没頭できる趣味を見つけたり、ウォーキングなどの軽い運動などをして、ストレス解消をしていくことも大切なことです。

●頭皮マッサージをする

血行が良くないと、頭皮も固くなり、血液による栄養素も行き渡りづらくなってしまいます。

そこで、シャンプーをしている時などに頭皮マッサージをして、頭皮をやわらかくしましょう。

短髪やロン毛などの髪型は関係なく、白髪を防ぐためには、上記のように日頃から行なえることもあります。

男だから白髪は気にしないと言う方も、健康な黒髪と頭皮を保っていけるように実践することを推奨します。

どんな髪型でも髪や頭皮のケアを大切に!

ビジネスにおいて、若手と言われる世代の男性の場合は、黒髪で短髪というような、清潔感のあるさわやかさを出した髪型の方が好印象を持たれるでしょう。

それでも、白髪やロン毛をオシャレに表現していきたいと言う方は、髪や頭皮のケアも行ないながら清潔感を保ち、服装にも気を使っていくことが必要です。

白髪の正しい対処をするとともに、白髪を予防することにも心がけていくと良いでしょう。