男性が毎日行っている身だしなみの一つは、髭剃りですよね。
そんな毎日の髭剃りをする上で、カミソリか電動シェーバーかどちらを使おうか悩む方も多いのではないでしょうか。
それを選ぶには、カミソリと電動シェーバーのそれぞれの違いを知ることが大切です。
そこでこの記事では、カミソリと電動シェーバーの比較から、それぞれの正しい髭の剃り方までご紹介していきます。
髭剃りにはどちらがいいの?カミソリのメリット・デメリット
髭剃りをする上で、カミソリか電動シェーバーかで悩むことは、男性の誰もが通る道ではないでしょうか。
その髭剃り選びには、両者の違いを照らし合わせることが、自分に合った髭剃りを見つける近道になります。
では、まずはカミソリから見ていきましょう。
一般的に、髭剃りにおいて主流になっているのは、T字タイプのカミソリです。
刃の枚数は2~5枚のものがほとんどで、枚数が多いほど肌への負担を軽減することができます。
以下がカミソリのメリット・デメリットです。
【メリット】
・深剃りができるため、比較的きれいに剃れる
・価格がリーゾナブル
【デメリット】
・摩擦面が大きいため、電動シェーバーよりも肌への負担が大きい
・肌を傷つける場合がある
・シェービング剤を塗るなど、剃る前の下準備に一手間が必要
・洗面所といった、使用する場所が限られる
・定期的な刃の交換が必要(1~2週間に1度)
以上が、カミソリを使用する上でのメリット・デメリットです。
では続いて、電動シェーバーを見ていきましょう。
電動シェーバーのメリット・デメリットを知ろう!
まず、電動シェーバーの構造としては、外刃と内刃で成り立っており、この外刃を肌に押し当てることで髭を押し出し、内刃で髭を剃っていきます。
髭を剃る仕組みから分かるように、内刃が直接肌に当たらないため、比較的肌への負担は少なく済みます。
では、電動シェーバーのメリット・デメリットを見ていきましょう。
【メリット】
・比較的肌へのダメージを抑えられ、敏感は肌な人にも優しい
・場所を選ぶことなく、髭剃りが手軽に短時間でできる
・刃の交換は1~2年に1度で済む
【デメリット】
・カミソリと比べると、剃った後にザラついた感触が残りやすい
・細い毛や細かい部分の処理がやや難しく、うまく剃れないことがある
・シェーバーの洗浄など、メンテナンスをそのつどする必要がある
・カミソリと比べるとハイコスト
以上が、電動シェーバーのメリット・デメリットです。
カミソリと比べると、やはり肌を傷つけるリスクを軽減することが魅力的です。
しかしながら、肌へのダメージは少なからずあるので、髭剃り後の肌のケアは十分に行いましょう。
髭剃り選びの費用を比較!カミソリのコストを細かく分析!
これまでに、カミソリと電動シェーバーの髭剃りのメリット・デメリットをご説明してきました。
ざっくり見ると、電動シェーバーは肌に対して優しく、カミソリはコスト面に魅力があります。
しかし、カミソリのデメリットをよく見てみると、刃の交換頻度が1~2週間と多く、本当に電動シェーバーより安価で済むのか気になるところではないでしょうか?
そこで、両者のコスト比較を細かく分析して見ていきましょう。
カミソリの場合、一般的には1,000円前後で販売されており、それとは別に、替刃が4個入りでおおよそ1,500円前後で購入することができます。
また、カミソリに必要なシェービング剤は500円前後で入手できます。
上記の内容を年間で計算してみましょう。
なお、カミソリ一つの使用寿命は1~2週間、4個入りは2ヶ月で計算します。
(本体費用:1,500円) + (1,500×6 = 9,000) = 10,500円
では、次に電動シェーバーを見ていきましょう。
電動シェーバーのコストを分析!そこから見る比較は?
それでは、カミソリに続いて、電動シェーバーのコストを細かく見ていきましょう。
電動シェーバーの場合は、比較的手頃な値段だと、10,000円前後で販売されており、基本的に外刃が約1年、内刃が約2年の交換目安があります。
販売価格は、ざっと内刃が3,000円、外刃が4,000円程度で考えます。
上記を2年間で計算してみましょう。
(本体費用:10,000円) + (3,000×2 + 4,000) = 20,000円
カミソリの場合は、年間コストが10,500円なので、2年利用の場合だと、電動シェーバーの方が安いことが分かります。
ただ、もう少し安価なカミソリを使えば、長期的にはカミソリの方が安くなる場合もあるので、一概に電動シェーバーが安いとも言えません。
また、電動シェーバーと言っても、高額なものから安価なものまでピンきりで販売されており、最近ではリーゾナブルな価格で販売されているものも多くあります。
いずれにしても、これまでの説明を参考に、自分に合った髭剃り選びをしていくことが大切と言えますね。
髭剃りを肌に優しく!カミソリの正しい剃り方
これまでに、カミソリと電動シェーバーを比較しつつ、長期的なコスト面を分析してきました。
先にも述べましたが、両者のいずれを使うにしても、肌へのダメージを全くなくすことはできません。
そこで、髭剃りをする上で、より肌に優しい方法を知っておくことが重要だと言えます。
ではまず、T字カミソリを使った、正しい髭剃りのやり方をご紹介していきます。
①まず髭を剃る前に、軽い洗顔をする
②蒸しタオルを顔に乗せ、毛穴を開かせる
蒸しタオルの作り方は、ぎっちり絞ったタオルをロール巻きにし、電子レンジ500Wで1分程で出来上がります。
熱すぎると肌に良くないので、電子レンジから取り出したら熱さを確認しましょう。
③シェービング剤を髭につけ、30秒ほどそのまま置く
根元まで浸透させ、髭をふやけさせるために放置させます。
④髭の生えている方向に向かって、上から下へ剃っていく
剃り切れない部分があれば、髭の流れとは逆方向に剃りましょう。
⑤髭剃り後、水でシェービング剤を洗い流す
⑥タオルで水分をとったら、化粧水や乳液で肌のケアを行う
髭剃り後は、カミソリによって肌の角質層も剃り取られている状態なので、十分なケアを行うことが重要です。
以上が、T字カミソリのより良い髭剃り方法です。
間違ったそり方は、肌にダメージを与えて、肌トラブルの原因にも繋がります。
カミソリでの髭剃りは、肌に傷がつかないように慎重に行い、肌へのアフターケアも入念にしましょう。
髭剃りをよりきれいに!電動シェーバーの正しい剃り方
では続いて、電動シェーバーの正しい剃り方について、ご説明していきます。
①肌に対して直角に刃をあてる
しっかり垂直にあてないと、中途半端な長さになってしまい、きれいに剃れません。
また、肌を傷つけないように軽くあてて、刃を滑らせるように剃るのがポイントです。
②毛を立たせる
顎下などの寝ている毛は、肌を伸ばして毛を立たせましょう。
髭の毛を立たせて剃ることで、きれいに剃ることができます。
③ゆっくり逆剃りしていく
シェーバーを早く動かさずに、ゆっくりと動かしながら剃っていきます。
顎下の髭のように、生える方向がまばらな場合は、髭の流れと逆の向きに剃っていきましょう。
④もみあげ部分はトリマー刃で
多くの電気シェーバーには、際剃り用のトリマー刃が搭載されています。
刃穴に入りにくい、もみあげのような長い毛は、本体背面に付いているトリマー刃を使うのがベターです。
以上が、電動シェーバーで、より優しくきれいに剃る方法です。
電動シェーバーでも、すくなからず肌へのダメージはあるので、カミソリ同様、髭剃り後の保湿ケアは怠らずに行いましょう。
自分に合った髭剃り選びのために
まず、髭剃り選びをする際には、カミソリと電動シェーバーの違いを比較し、よく理解することが大切です。
髭剃りはほとんど毎日行うことでしょうから、なおさら自分に合ったものが良いでしょう。
また、両者いずれにしても肌への負担があるので、髭剃り後の肌ケアは、肌荒れ防止のためにしっかりと行うことがベターです。
毎日の髭剃りを、気持ちの良いものにしていきましょう。