男性にも清潔感が求められる今の時代、髭剃りは男性の大事な身だしなみの一つですね。
しかし、髭の濃さや太さ、硬さによって、髭剃りには苦労するものです。
剃り残しをなくそうと、剃れば剃るほど肌トラブルのリスクも高まります。
今回は、「とにかく深剃りがしたい!」という男性へ、深剃りのコツとおすすめアイテムをご紹介します。
肌トラブルを回避できるような深剃りを追求しましょう。
髭剃りを始める前に「深剃り」の注意点!
朝、髭剃りをしても、夕方にはもうジョリジョリ感が気になってしまうことはありませんか。
そんな髭に悩まされ、朝の髭剃り時にできるだけ「深剃り」をしようと試みる男性も多いことでしょう。
また、髭の量が多かったり、硬い髭、太い髭、濃い髭の男性の中には、初めから「逆剃り」をしている男性も少なくありません。
しかし、刃を強く押し付けて「深剃り」をしてしまうと肌を傷めてしまいます。
また、初めから「逆剃り」をすると肌に大きな負担がかかり、傷や出血の原因になります。
このことから、まずは毛の流れに沿って「順剃り」をすることをおすすめします。
「順剃り」でひと通り髭を剃った後で、剃り残した部分を「逆剃り」しましょう。
このように、「順剃り」「逆剃り」の順で、コツを抑えた髭剃りができれば、肌を傷めることなく理想的な「深剃り」が実現します。
次項では、「深剃り」のコツを詳しくお話しします。
キレイに「深剃り」ができれば、毛穴の深いところまで髭を剃ることができ、青髭も目立たなくなりますよ。
剃り残しのない髭剃りがしたい!理想的な「深剃り」のコツとは!?
理想的な「深剃り」とはどのようなものをイメージしますか。
・ヒリヒリ感なく、肌に優しい
・剃り残しがなく、ツルツルに仕上げる
・引っかかりがなく、滑らかな剃り味
このような「深剃り」をするには、事前の準備も大切です。
まずは、洗顔後に蒸しタオルをあて、肌を温め、髭に水分を与えてください。
髭は、水分を含むと膨張して柔らかくなるので、肌への負担が少ない髭剃りができます。
また、髭剃り負けなどの肌トラブルを減らすには、シェービング剤を使ってウェットシェービングをすることをおすすめします。
シェービング剤を使うことで、「深剃り」もしやすくなりますよ。
前述したように、髭の剃り始めは、まず、髭の生えている方向に沿って「順剃り」しましょう。
上から下という流れで、もみあげ部分から頬の方向へ、剃っていきます。
肌を引っ張りながら剃ると寝ている髭が起きるので、「深剃り」がしやすくなります。
鼻や唇の下、顎髭など、剃りにくい部分や細かい部分は、後回しにしましょう。
また、途中で刃に髭カスやシェービング剤が詰まると思いますが、そのときはこまめに洗い流してくださいね。
ひと通り全体の髭が剃り終わったら、剃り残し部分を髭の生えている方向と逆から剃る、「逆剃り」していきます。
「逆剃り」するときのポイントは、力を入れすぎず、髭の流れに対して45度くらいの角度で剃ることです。
また、刃と肌が触れる面積を少なくすることもキレイに剃るポイントです。
深剃りできるのはカミソリと電気シェーバーどっち?
前項では、「深剃り」のコツをご説明させていただきました。
では、理想的な「深剃り」を実現するには、「カミソリ」と「電気シェーバー」どちらでの髭剃りが適しているのでしょうか。
「カミソリ」と「電気シェーバー」は一長一短で、特徴は全く違うものです。
「深剃り」ということだけに注目すると、断然「カミソリ」の方が「深剃り」に向いています。
また、細かな部分まで綺麗に仕上げるという点でも優れていると言えます。
しかし、「カミソリ」で、肌トラブルなく剃ることは意外と難しいものです。
一方、電気シェーバーは、扱いが比較的簡単で、肌にも優しいのですが、深剃りにはあまり向いていません。
量が多い、硬い、太い、濃いという髭で、さらに肌が弱い場合は、「カミソリ」と「電気シェーバー」の両方を使い分けるのもひとつの手です。
大事な仕事やデートの日は、「カミソリ」を使って深剃りをし、普段は肌に優しい「電気シェーバー」を愛用すると、肌の状態を良好に保ちやすいでしょう。
次項では、深剃りしやすいおすすめの「カミソリ」と「電気シェーバー」をそれぞれご紹介します。
深剃りしやすいおすすめカミソリ!
カミソリの刃の枚数は商品によって異なりますが、近年では、3~5枚刃のタイプが多く売られています。
刃の枚数が多いほど、肌への負担が軽減し高性能であるとも言えます。
しかし、それほど髭が濃くないという方は、3枚刃でも十分でしょう。
それでは、深剃りにおすすめのカミソリをいくつかご紹介します。
【シック:5枚刃 ハイドロ5 プレミアム】
セラミド配合のジェルが刃の滑りを良くし、ヒリヒリ感や髭剃り負けから肌を守ります。
肌に優しいながらも、切れ味は鋭いのでしっかり深剃りできます。
【フェザー:両刃ホルダー ポピュラー】
左右どちら側からでも剃れる両刃タイプです。
基本は1枚刃ですが、しっかりと深剃りできます。
しかし、扱いが難しく肌を傷つけてしまうこともあるので、上級者向きです。
【フェザー:エフシステム サムライエッジ ホルダー】
上下左右にヘッドが動き、1枚1枚の刃が動くので、肌に余計な負担をかけずに剃ることができます。
顔の輪郭にも刃が最適な角度でフィットするため、剃り残しが少なく深剃りしやすいです。
耐久性も良く、コストパフォーマンスも抜群です。
【ジレット:フュージョン 5+1 プログライド フレックスボール パワー】
電動式で、微振動によって力を入れずに軽いタッチで深剃りができます。
完全防水なので、お風呂剃りもウェットシェービングも可能です。
深剃りしやすいおすすめ電気シェーバー!
電気シェーバーは、深剃りに関してはカミソリより劣るかもしれませんが、深剃りを追求した電気シェーバーも存在します。
さらに肌にも優しいので、「深剃りしたいけれど敏感肌で困っている」という男性は、このような電気シェーバーを使ってみるのも良いでしょう。
それでは、深剃りができる、おすすめの電気シェーバーをご紹介します。
【Panasonic:ラムダッシュ5枚刃】
5枚刃搭載で、ワンストロークでのカット量が多く、深剃りでも肌へのダメージが少ないです。
髭の切れ味は抜群で、太く硬い髭もスパっと切断します。
早剃り性能はかなり優れているので、朝の出勤前など、時間がない中で髭剃りをする男性におすすめです。
【PHILIPS:9000シリーズ】
PHILIPSのシェーバーの中でも9000シリーズは、深剃りを追求したハイエンドモデルに位置付けられています。
回転式シェーバーで、8方向に可動するヘッドが、顔の曲面にしっかりと密着し、内刃と外刃が、次々と髭を挟み込むように深剃りしてくれます。
電気シェーバーでも、特に回転式は、慣れるまでが少し大変かもしれませんが、慣れてしまえばかなり快適に深剃りができるはずです。
快適な髭剃りを!深剃りできるおすすめシェービング剤!
最後に、深剃りに適したおすすめのシェービング剤をご紹介しましょう。
シェービング剤には、大きく分けて「ジェルタイプ」と「フォームタイプ」があります。
さらに、シックからは、その両方の性質を持った「ジェルフォームタイプ」が出ています。
髭が濃く太い男性、また、しっかり深剃りしたい男性には、特におすすめです。
【シック:ハイドロ シェービングジェルフォーム】
つける前はジェルの状態で、肌に伸び、髭に馴染んでいきます。
肌にすり込んでいくと、泡に変わりはじめ、フォームタイプのように滑らかな剃り味での髭剃りができます。
このジェルフォームは、毛穴の奥まで馴染むので、深剃りもしやすくなります。
「とにかく深剃りしたい!」という方は、このジェルフォームタイプのシェービング剤とカミソリを使って髭剃りを試してみてください。
深剃りで髭の悩みを解決して清潔感のある男性に!
剃り残しや青髭があると、表情は疲れて見え、不衛生な印象までも与えてしまいます。
しかし、しっかり深剃りができていれば、それだけで清潔感を与えられるはずです。
また、痛々しい髭剃り負けは、頼りない男性に見られてしまうこともあるでしょう。
肌にやさしい深剃りのコツを掴み、おすすめアイテムを使っての髭剃りをぜひお試しください。