男性は、人によって多少の差はありますが、毎日髭剃りをする方が多いですよね。
しかし、毎日髭剃りをすることで肌が弱り、肌が赤くなったりヒリヒリするトラブルになってしまうことがあります。
ですから、「毎日髭剃りをしていて肌が痛い!」と感じている方のために、こちらではその原因と対処法をご紹介していきます。
肌が痛いのは毎日の髭剃りのせい!?その原因とは?
毎日の髭剃りによって「肌が痛い」と感じる場合、原因はどこにあるのでしょうか?
それは、毎日髭剃りをすることによって、「肌がカミソリ負けを起こしてしまっている」ということが考えられます。
皮膚を傷めないように注意していても、毎日肌にカミソリを当てているわけですから、どうしても肌に負担がかかってきます。
負担がかかった肌が赤くなったりヒリヒリしている場合、髭だけでなく肌の表面も一緒に剃ってしまっていることがあります。
そして、肌の表面が傷ついているということは、肌の表面にある「角質層を傷つけている」といえるのです。
角質層は、肌の内側にある水分を保つことによって、肌を乾燥や雑菌から守る役割があります。
その角質層が傷ついてしまえば、肌の内側にある水分は流れ出てしまい、乾燥を招き、雑菌も入りやすくなり、肌のトラブルが起こりやすい状態になってしまいます。
そのような肌にならないよう、肌がカミソリ負けをしない状態をつくることが必要になってきます。
毎日の髭剃りで起こる痛いカミソリ負け!考えられる原因は?
髭剃りを毎日行うことで起きやすいカミソリ負けですが、考えられる原因を追究していきましょう。
まず、電気シェーバーを使っている場合です。
電気シェーバーは、肌への当たりが強くないタイプが増えていますが、それでもカミソリ負けの状態になってしまうことがあります。
それは、「シェーバーの刃が切れにくくなっている」ということです。
毎日使用していると忘れてしまいやすいのですが、シェーバーの刃は使えば使うほど切れにくくなってきます。
その切れにくい刃を使い続けることは、肌への当たりが強くなり、肌を痛めてしまうことにつながります。
髭を剃るだけでなく皮膚も剃っていれば、肌が痛いと感じるなどトラブルになるのも当然なことでしょう。
しっかりと毛が剃れないだけでなく、肌へ負担を与えてしまって困りますね。
ですから、「髭の切れ味が悪くなってきたな」と感じたときに、すぐに刃の交換をすることが大事になります。
髭剃りで肌が痛いカミソリ負け!安全カミソリではどうなの?
こちらでは、髭剃りに安全カミソリを使った場合のカミソリ負けについてお話ししていきます。
安全カミソリは、刃が薄く、するどい剃り味が得られるカミソリです。
しかし、前項でもお話ししたように、カミソリの刃は使っていくうちに切れにくくなり、それは安全カミソリの場合でも同様なことです。
ただ、安全カミソリは使い捨てですので、安全カミソリそのものの交換が必要になります。
また、刃の数は1~6枚までありますが、多い刃の場合は刃のすきまに汚れが残りやすく、使い方によってはすぐに錆びて使えなくなってしまうことがあります。
安全カミソリの場合も、電気シェーバーのときと同様に、切れ味が大事なのです。
交換時期の目安として、切れ味が悪くなったときはもちろんですが、毎日の使用では、1~2週間に1回くらいのペースで変えていきましょう。
そうすれば、カミソリ負けで肌が痛いということは少なくなってくるはずです。
毎日行う髭剃り!電気シェーバーと安全カミソリはどちらがいいの?
毎日行う髭剃りで使う道具として、電気シェーバーと安全カミソリではどちらがいいのでしょうか?
それは、道具それぞれの特徴や自分の肌のタイプによって変わってきます。
まず、電気シェーバーを使うのにおすすめな方は、肌が赤くヒリヒリとしやすい敏感肌の男性です。
なぜなら、電気シェーバーは、肌に直接刃が触れないので、肌へのダメージが少なくてすむからです。
そして、基本的には肌が乾いた状態で剃ることが可能ですから、シェービングフォームなどを使う手間がありません。
忙しい男性には、簡単で肌にも優しい電気シェーバーがおすすめです。
では、安全カミソリはどのような男性に適しているのでしょうか?
安全カミソリは、深剃りがしやすいという特徴があります。
ただし、刃を直接肌に当てて剃ることから、肌へのダメージが考えられます。
肌の強さに自信がある方や、髭を深剃りしたい方・髭の伸び方が速い方におすすめします。
安全カミソリは2種類あり、広い範囲を剃れるT字と、細かい部分の剃りができるI字でそれぞれ特徴があります。
また、T字カミソリは、1~6枚刃まであり、刃の数が多いほど肌へのダメージは少なく、深剃りも可能になります。
道具の特徴や肌のタイプによってカミソリを使い分けて、肌が痛い!なんてことにならないようにしましょう。
髭剃りにおすすめのシェービングフォームとは?
ここまで、毎日の髭剃りが肌に負担がかかることをお話ししてきました。
ですから、肌への負担が少しでも軽減するよう、シェービングフォームを使っていきましょう。
シェービングフォームは、刃の滑りがよくなるため、肌への負担を少なくする効果が期待できます。
電気シェーバーは、基本的にシェービングフォームの必要がありませんが、肌が痛いなどトラブルがある場合には、必ず使用することが大事です。
〇泡タイプ
泡タイプのシェービングフォームは、毛を柔らかくする効果が期待できるので、硬い髭や濃い髭の男性におすすめします。
細かい泡がカミソリと刃の摩擦を軽減するといわれており、肌が弱い人も使いやすいでしょう。
〇ジェルタイプ
ジェルタイプのシェービングフォームは、肌につけたときに透明ですので、剃る部分が見えやすく、深剃りしやすいという特徴があります。
ですから、初めてシェービングフォームを使う男性におすすめできます。
きちんとマスターしよう!正しい髭剃りの仕方
髭剃りは、電気シェーバーと安全カミソリでは剃り方が違ってきますので、それらをこれからご紹介します。
〇電気シェーバー
①まずは洗顔をして、汚れなどをきれいに落としましょう。
②敏感肌の方は、シェービングフォームを顔に塗ってください。
③電気シェーバーで下から上へ毛を逆立てるようにして剃っていきます。
④剃り終わったら、シェービングフォームを落とせばOKです。
〇安全カミソリ
①洗顔をします。
②蒸しタオルを顔にのせ、髭を柔らかくしてください。
③シェービングフォームを顔に塗ります。
④安全カミソリで剃っていきます。
⑤剃る向きは、上から下へ向かって剃っていきます。
⑥さらに剃りたい場合は、⑤のあと顔の中心から外側に毛を少し逆立てるように剃ります。
電気シェーバーのときのように完全に毛に逆らった状態で剃ると、カミソリ負けになる場合がありますので、斜め45度くらいを目安に剃ってください。
⑦最後にシェービングフォームを落とせばOKです。
どちらも剃り終わったあと、化粧水などで肌を保湿することをおすすめします。
その保湿によって、毎日の髭剃りで肌が痛いと感じるなどのトラブルを避ける効果が期待できます。
毎日の髭剃りはカミソリ負けしないことが大事!
毎日の髭剃りは肌が痛いと感じるなどのトラブルが発生しやすく、かといって剃らないわけにはいかないため、なるべく肌へのトラブルを起こさないようにすることが大事になってきます。
肌がカミソリ負けしないよう、刃の状態に気をつけることが必要でした。
電気シェーバー・安全カミソリは、肌のタイプやそれぞれの特徴によって使い分けができます。
剃り方のご紹介もしましたので、自分に合ったカミソリを使って、肌のトラブルを防いでいきましょう。