あなたの髭剃りは電動?手動のカミソリ?どっちが良いの?

清潔感を出すために、男性には欠かせない、毎日の髭剃りですが、電動とカミソリのどっちを使おうか迷っている人に、それぞれのメリットとデメリットをご紹介します。

また、電動派にしてもカミソリ派にしても、正しいやり方で行えているでしょうか?

髭剃り負けをしてしまった日は、朝から憂鬱な気分にもなるでしょう。

毎朝、気持ち良く出かけるためにも、髭剃り負けをしないような正しい髭剃りの仕方を習慣づけましょう。

髭剃りはどっちを使う?電動のメリット・デメリット

まずは、電動での髭剃りについてのお話をしていきます。

電動シェーバーは、本体によっても性能が変わってきますが、大きく3種類に分けられます。

●回転式

静かで肌に優しいのですが、髭が濃い人には向かないでしょう。

立体部分は剃りやすいのですが、鼻の下などの狭くて細かい部分は剃りづらくなります。

●往復式

深剃りがしやすくて、防水になっている商品もあります。

しかし、肌を傷つけやすい欠点もあります。

●ロータリー式

回転式と往復式の間という性能です。

次に、電動シェーバーのメリットとデメリットを挙げていきます。

【電動で髭剃りをするメリット】

・濡らさなくても髭剃りをすることができるものが多いので、どこでも手軽に剃ることができる(携帯にも便利)

・肌を傷つけにくいので、肌が弱く荒れやすい人でも比較的安心して使える

・刃の交換回数が少なくて済む

【電動で髭剃りをするデメリット】

・カミソリに比べ、深剃りができないので、髭の濃い人には向かない

・細かい部分や細い毛などは剃りづらい場合がある

・使用後のメンテナンスに手間がかかる

・カミソリに比べると価格が高い

電動のシェーバーのメリットとデメリットは以上のようになり、髭剃りにカミソリとどっちを使うかを決める場合、場所を問わずどこでも使えるのは大きなメリットと言えるでしょう。

あなたはどっち?カミソリで髭剃りするメリット・デメリット

先ほどは、電動のシェーバーのメリットとデメリットをご紹介しましたが、ここでは、カミソリを使って髭剃りをするメリットとデメリットをご紹介します。

【カミソリで髭剃りをするメリット】

・電動よりも深剃りができるので、髭が濃い人や多い人でも比較的きれいに剃ることができる

・剃っている部分も見えやすく、細かい所まで剃りやすい

・電動シェーバーよりも価格が安い

【カミソリで髭剃りをするデメリット】

・シェービング剤をつけるなどの前準備があるので、どこでも簡単にはできない

・電動シェーバーより肌と触れることが多いので、肌がダメージを受けやすい

・集中して剃らないと、肌を傷つけてしまうこともある

・刃を一週間に一度くらいと頻繁に交換する必要がある

以上のようにカミソリで髭剃りをするメリットとデメリットがあります。

髭の濃い人は、どっちが良いかと言うと、深剃りができて、細かい部分までも剃ることができるこちらがおすすめですが、肌がダメージを受けやすいという欠点も頭に入れた方が良いでしょう。

電動とカミソリのどっちを選んでも、少なからず、肌にダメージを与えかねません。

できる限り、肌にダメージを与えないようにする正しい髭剃りの仕方を後からご紹介していきます。

髭剃り前の必需品!シェービング剤の選び方

電動シェーバーの場合は、シェービング剤を使わないものもありますが、カミソリで髭剃りをする際には、肌を守り、剃りやすい状態の髭にするために、シェービング剤を使用することが不可欠になります。

シェービング剤には2種類があり、どっちを使うかは自分で試してみて、合う方を使うようにしましょう。

【ジェルタイプ】

・ジェルは透明なので、剃っている部分の肌を見ながら剃ることができる

・水分を保ったまま剃ることができる

・泡タイプよりも深剃りには向かない

・洗い流すのに時間がかかる

【泡タイプ】

・ジェルよりも髭が立ちやすくなるので、剃りやすい

・肌を守る面ではジェルよりも優れている

・透明ではないので、剃っている部分を見ながら剃ることができないので、剃り残す場合がある

・ジェルと比べて水分が残らない

以上のように、ジェルタイプと泡タイプにはそれぞれのメリットとデメリットがあります。

どっちを使うかは、自分が使っていて、髭剃りがしやすく、肌に合うものを選びましょう。

ご存知ですか?電動派の人のための正しい髭剃りの仕方

電動シェーバーは、カミソリに比べると安全性が高いとされていますが、正しい使い方をしないと、髭剃り負けや剃り残しを起こす可能性もあります。

そこで、どっちかと言うと電動シェーバーで髭剃りをする人のために、正しい剃り方をご紹介します。

・肌に直角にあてる

刃が垂直にあたるようにして、毛の流れに逆らいゆっくりと剃っていきます。

剃りやすくするために、プレシェープローションを使うと良いでしょう。

・あごを剃る時は角度に気をつける

あごやのどの下の髭は、皮膚に対して斜めに生えているので、片方の手で肌を引っ張り、髭を起こすように押さえると剃りやすくなります。

剃る時も直角を保つようにしましょう。

・ゆっくりと深剃りをしていく

早く動かしてしまうと、髭が刃の穴に入らないので、ゆっくりと穴に入るように動かしましょう。

あごの下の髭は、生える方向は部位により角度が違ってくるので、髭の流れと逆の向きに動かすと良いでしょう。

さらに刃を肌に密着させてグルグルと回しながら剃ることができますが、強く押しつけても切れ味があまり変わらないので、髭剃り負けにならないように気をつけましょう。

・刃を傷めないようにする

刃の一部だけに力が入ってしまったり、爪などの硬いものにあたると、刃を傷める場合があります。

同じ所を剃らないように、やさしくジグザグに剃っていきましょう。

これらのように、肌を傷つけないようにするとともに、長く使うためにも、シェーバーの刃も傷めないように気を使うことも必要になります。

カミソリ派の人必見!カミソリを使う髭剃りの正しいやり方

次は、カミソリを使って髭剃りをする場合に、気をつけると良いとされるポイントをご紹介します。

電動シェーバーでの髭剃りと比べて、カミソリで剃る場合は、カミソリ負けをする可能性が高くなります。

どっちかと言うとカミソリを使うことが多い方の場合には、次のことに気をつけて髭剃りをすることをおすすめします。

・洗顔後、マッサージをする

洗顔をして肌の汚れを落としたら、髭を剃る部分をこすったりつまんだりして、毛穴を開かせます。

・髭をやわらかくする

カミソリで剃る場合は、髭剃り前に髭を膨らませてやわらかくすることが大切です。

まずは、ぬるま湯で洗顔をするか蒸しタオルを髭にあてた後、シェービングフォームやソープなどのシェービング剤を泡立ててからたっぷりとつけましょう。

そうすることで、髭がやわらかくなり、剃りやすくなります。

・毛の流れに沿って剃っていく

もみあげや頬の部分から剃り始めて、あごや鼻の下などの硬い髭が生えやすい所は、水分が浸透してやわらかくなってからの方が良いので、最後に剃ります。

髭の生えている方向に軽く滑らせるように剃ることがポイントです。

全体が剃り終わったら、剃り切れていない部分だけを髭の生えている方向と逆方向に下から上へと剃ることで、剃り残しをなくすことができるでしょう。

そして、髭を剃った後の肌も、忘れずにケアをすることが大切です。

次では、髭剃り後の肌のケアについてのお話をしていきます。

電動も手動もどっちで髭剃りしても大切!髭剃り後の肌ケア

電動シェーバーやカミソリのどっちを使用したとしても、髭剃りをした後の肌は、カミソリの刃によって角質層が削られた状態なので、放置してしまうと、肌トラブルを起こしやすくなります。

肌が乾燥してしまい、皮質を多く分泌してしまう恐れもあるのです。

それを防ぐために、まずは冷水で顔についているシェービング剤や肌についている髭を洗い流し、化粧水や乳液、美容液などを使い、肌の保湿を行なうと良いでしょう。

髭を剃った後に洗顔をするには、スクラブタイプよりも、髭剃りによってダメージを受けた肌に優しい、フォームタイプの洗顔料がおすすめです。

そして、乳液や美容液などとまでいかなくても、アフターシェーブローションで保湿をしましょう。

アフターシェーブローションは、女性用の化粧水よりも香りや刺激が強いものが多いので、男性は使用するのに抵抗がある人も多いかもしれません。

しかし、肌の保湿を行なうために、自分に合ったものを探し、使用することを推奨します。

また、アルコールが入ったものはヒリヒリしてしまう場合もあるので、避けた方が良いでしょう。

自分に合った方法で正しい髭剃りの習慣を!

今回ご紹介した、電動シェーバーとカミソリのメリットとデメリットや正しい髭剃りの仕方を見て、改善しようと思う事項はあったでしょうか?

カミソリで髭を剃る場合は、特に、髭剃り前と後の準備やケアも重要になります。

髭をきれいに剃るだけではなく、肌の健康と清潔さを保つために、髭を剃った後も、しっかり洗顔をして、保湿をするようにしていきましょう。

また、カミソリの場合は、カミソリの刃が傷まないようにするために、使用後は水ですすいでから乾かすようにましょう。