男性の身だしなみの中で、髭剃りはとても重要で、顔の印象や清潔感までも左右する重要なものです。
しかし、高校生や大学生の頃と今を比べると、「髭を剃る頻度は圧倒的に増えた」という人がほとんどです。
そこで、髭が濃くなる理由や髭剃りの頻度を年齢別にまとめ、濃い髭の解消方法などもご紹介していきます。
「髭剃りの頻度が多いと髭は濃くなる」は間違い!
高校生や大学生の頃と、今を比べると「髭が濃くなった」と感じる人は多く、ほとんどの人が髭剃りの頻度が増えたといいます。
「髭を剃り始めたから濃くなってしまった」と考える人は多いでしょう。
実は、髭剃りをしなくても髭は濃くなってしまうのです。
その理由は、男性ホルモンと大きく関係しています。
男性ホルモンの量や活発度は、人それぞれ違っていて、髭や体毛が濃い人は、男性ホルモンの量が多い人といわれています。
基本的に男性は、思春期に入るにつれて、男性ホルモンの働きが段々活発になり、髭と同時に体毛も濃くなっていきます。
しかし、思春期を過ぎたからといって、髭が濃くなるのが止まるわけではなく、人によっては、思春期の後も濃くなり続けるのです。
それでは、一体いつまで髭や体毛は濃くなるのでしょうか?
髭や体毛が濃くなるのは15歳から60歳まで
髭や体毛が濃くなる期間は、大体15歳から60歳くらいまでといわれています。
実は、男性ホルモンが生涯で最も活発になるのは、髭が生え始める高校生や大学生の頃ではなく、40代から50代の中年の頃からです。
もちろん髭の濃さはそれぞれなので、40代から50代の中年になっても「大して髭の濃さは変わらない」という人も、中にはいるでしょう。
しかし、大抵の男性は中年に最も髭の量は増え、1日数回の頻度で髭剃りをしなければならないという人もいます。
一方、髭は濃くなっていくのに、髪は薄くなっていくのも、中年くらいからが平均的で、こちらも男性ホルモンが関係しています。
それでは、とても長い期間、髭と付きあわなければならない世間一般の男性は、どのくらいの頻度で髭を剃っているのでしょうか?
年齢別で順番に比較していきましょう。
小学校高学年から大学生くらいまでの髭剃りの頻度は?
それでは、世間一般の男性がどのくらいの頻度で髭剃りをしているのか、おしゃれで髭を伸ばしているという人を除き、年齢別で見ていきましょう。
一般的に男性の思春期は、小学校高学年からだといわれています。
そのため、12歳くらいから順番に、髭剃りの頻度を比較していきましょう。
・12歳から15歳
12歳くらいの髭は、まだ柔らかい「産毛」の状態で、頻度は産毛で3から4日に1回程度が平均的です。
しかし、15歳くらいになると、毎日剃っているという人が増えてきます。
小学校高学年くらいだと、産毛が気になって剃るのがほとんどで、前項でもお話したように「産毛を剃っていたから髭が成長した」と考える人が多いです。
しかし、剃っていたから濃くなったのではなく、男性ホルモンが活発になっていくため髭が濃くなります。
・15歳から20歳
高校生から大学生くらいの年齢からは、もうほとんどの人が毎日髭を剃っているでしょう。
「髭が濃いのが悩み」というのも、このくらいの年齢からで、男性ホルモンの働きが、活発になり始める頃です。
それでは、それ以降の年齢はどうでしょうか?
大学生よりも上の年齢の髭剃りの頻度は?
前項では、小学生から大学生くらいまでの年齢の髭剃りの頻度をお伝えしましたが、それ以降の年齢の男性はどうでしょうか?
・20代から30代後半
髭を剃る頻度は1日1回から2回が多いようです。
1日2回剃る人は、お昼に剃り直す必要があるなど、頻繁に髭剃りが欠かせない人もいます。
男性ホルモンの働きが30代後半になるにつれて、どんどん活発になり、人によっては薄毛に悩まされることもあります。
・40代から50代後半
前項でもお伝えした通り、この年齢が最も男性ホルモンが活発で、髭を含める体の毛は濃くなり、一方で髪は薄くなる人が圧倒的に増えてきます。
髭を剃る頻度は、20代から30代後半と大差はなく、1日1回から2回の人がほとんどです。
おしゃれで髭を伸ばしている人は、髭が濃い方がかっこいいと感じることでしょう。
しかし、髭がなくつるつるの口回りにあこがれる人にとって、髭はムダ毛と同じです。
そんな「髭なし派」の憧れでもある、つるつるな口回りを、手に入れるための方法をご紹介していきます。
口回りを少しでもつるつるにしたい!その方法とは?
それでは「髭なし派」の憧れである、つるつるな口回りにする方法をお伝えしていきましょう。
・髭を抜く
時間がある場合や、痛みに強い人にオススメなのが、抜いてしまうという方法です。
毛抜き一本でできてしまうので、お手軽に試すこともできるので、髭が濃くなり始めた大学生や高校生にオススメです。
1本1本抜いてしまうので、毛穴に毛が残ることもなく、濃くて太い毛がたくさん生えている人にはピッタリな方法でしょう。
しかし、抜いた際に毛穴から血が出てしまったり、髭を抜くごとに痛みが蓄積され、とてもつらいのが欠点です。
・抑毛系のアイテム
抑毛系のアイテムを使うことで、髭の伸びるスピードが遅くなり、次第に毛の太さも細くなっていくという、時間をかけて、少しずつ薄くする方法です。
塗り続けていれば、髭剃りの頻度が減ったり、青髭になってしまうのを防ぐことにも繋がりますし、剃った後も目立たなくなります。
しかし、長期間使用しなければならないのと、完全につるつるにはできないのが欠点でしょう。
このように、毛抜きなどで抜いたり、抑毛系のアイテムを使用するなど、自分にあった方法を試し、ゆっくり普段の髭剃りと一緒に平行することで、濃い髭も多少抑えられるかもしれません。
しかし、本当に髭が濃くて悩んでいるのであれば、脱毛をしてしまうのもよい策だといえます。
大学生や若いうちには脱毛がオススメ!
最近では、男性の間でも脱毛はポピュラーになってきました。
髭を脱毛をすると、髭剃りの頻度が減っていき、次第に髭が生えても、ぽろぽろと髭が抜け落ちるようになります。
脱毛できる方法は、大きく分けて「エステサロン」「家庭用脱毛器」「医療レーザー脱毛」の3つに分かれており、その中でも、医療レーザー脱毛が一番オススメです。
その理由は「レーザーの照射パワー」の違いです。
エステサロンや家庭用脱毛器の機械とは違い、レーザーの照射パワーが強く、施術回数も少なく済むので、金額的にも安く済む場合があります。
時間をかけないで、つるつるにしたいのであれば「医療レーザー脱毛」を選ぶようにしましょう。
さらに、医療機関でおこなうため、その後の肌トラブルに合わせた薬が処方できるのも、医療レーザー脱毛のよい点です。
大学生や、年齢が若い頃に脱毛をしておくことで、今後髭剃りの購入も必要なくなり経済的ですし、何より髭剃りで生じる肌ダメージを防ぐことにもつながります。
自分に合った方法でかっこよく髭のお手入れを!
髭を生やした男性もかっこいいですが、口回りがつるつるの男性もまた素敵ですね。
髭が濃いことは男性の悩みになりやすいので、自分に合った方法で解消方法を探すのもよいでしょう。
その中でも脱毛をし、一気に解決してしまうのも1つの方法として、考えておくのもよいかもしれません。