最近の若者は食生活の違いからか、それとも生まれつきなのか、小顔で顔もシュッと細く、カッコいいですよね。
しかし、顔のエラが張っていると、たとえ体が痩せていたとしても、顔が大きく見えてしまうことがあります。
ダイエットなどで体重を落としても、張っているエラは治せないと思っていませんか?
ここでは、顔のエラをなくす方法があるのかどうかなど、エラでお悩みの男性の向けてお話ししていきます。
なぜエラが張ってしまうの?エラが張る原因①
最近は小顔の人が増えていますが、顔のエラで悩んでいる男性も多いかもしれません。
顔のエラ、これは生まれつき張っているものなのでしょうか。
なぜエラが張ってしまうのか調べていきましょう。
エラが張っているのには、以下のような理由があります。
〇生まれつきの骨格
顔の骨格は、生まれつき決まっています。
丸顔・面長の顔・四角い顔・逆三角形など、顔の形は人によって個性が表れるところですよね。
エラが張っている人は、ホームベースのような形をしており、骨が出っ張っているためにエラが強調されて見えます。
〇顔周りの筋肉の発達
顔周りにある筋肉で、「咬筋」というものがあります。
咬筋は、噛む行為によって発達します。
噛む行為といっても、普通に食事をする分には、エラが張ってしまうほど大きくはなりません。
咬筋が異常に発達してしまう原因には、「歯ぎしり」や「食いしばり」が関係しているのです。
「歯ぎしり」は、寝ている間に起きます。
思い当たるふしがある男性は、歯科医に相談してみましょう。
また、「食いしばり」は、無意識に行っている場合があります。
緊張する場面やストレスの多いときに起きがちです。
自分で無意識に食いしばっていないか確認してみましょう。
なぜエラが張ってしまうの?エラが張る原因②
引き続き、顔のエラが張ってしまう原因についてお話ししていきます。
〇脂肪が付いている
体重が増加し、脂肪が顔にまで付いてしまうと、それがエラのように見えることがあります。
この場合、ダイエットなど体重減少により、目立たなくさせることができます。
〇むくんでいる
女性はむくみやすい人が多いですが、男性でも不規則な生活などでむくむことがあるのではないでしょうか。
骨格など生まれつきの問題であれば仕方ありませんが、むくみによってエラが張って見えるのは、生活改善などでなくす方法がありそうです。
〇リンパの流れが悪い
リンパの流れの悪さからエラが張っているように見える場合、顔の横にあるリンパが停滞してしまっていることが考えられます。
この場合は、リンパの流れをスムーズにできれば、エラの張りも目立たなくさせることができます。
骨格が原因のエラの張り!なくす方法はないの?
骨格が原因のエラの張り、これは生まれつきのものですので、自力でなくすのは難しいです。
しかし、どうしてもエラの張りが気になってしまう男性には、次のような方法があります。
〇美容外科で施術する
美容外科での施術は、エラである骨を削ることによってエラをなくす方法です。
生まれつきである骨の形を変えるので、根本解決ができます。
しかし、手術になるため、全身麻酔が必要だったり、痛みも伴います。
中には、入院が必要な場合もあり、なかなか大掛かりなことになってしまいます。
手術費用もかかりますので、実際に試してみるには大きな決断が必要となりそうです。
そのような方のために、手術をせずに行う施術があります。
これは、注射を打つことによって、顔をほっそりさせ、エラを目立たなくさせるというものです。
施術は10分ほどと短く、痛みや腫れもほとんどないようです。
簡単に施術できますが、効果には個人差があり、持続期間についても人それぞれということです。
気になる方は、一度美容外科で相談してみてください。
原因別エラをなくす方法①咬筋の発達
エラの張りが「咬筋の発達」によって起きている場合の、エラをなくす方法です。
咬筋によるエラの張りは、「歯ぎしり」と「食いしばり」からきていました。
まず、「歯ぎしり」の場合は、歯科医での受診をおすすめします。
歯ぎしりの場合、マウスピースの装着をすすめらることが多いです。
マウスピースは、寝ている間に装着するもので、あごや歯への負担を減らすことができます。
ただし、根本的な歯ぎしりをなくすことにはなりません。
歯ぎしりの原因は分かっていませんが、日中に起きたストレスによって力が抜けることなく、寝ている間も緊張状態にあることから起きてしまうというのが有力のようです。
ですから、ストレスをなくすということが、歯ぎしりをしなくなる近道であるといえます。
とはいえ、男性は仕事を抱え込みがちで、ストレス発散するのが難しい場合もあります。
ですから、ストレスを抱えている自覚を持って、休みの日は好きなことをするなどして、ストレス発散を心がけましょう。
また、体が緊張しているので、首や肩の筋肉のコリをとるマッサージに行くのもひとつの方法です。
次に、「食いしばり」ですが、起きている間にしている場合が多く、物事に集中しているときに起きがちです。
例えば、パソコンを使っているときや運転中に考えられます。
これは、自覚することが大事ですので、ときどき自分が食いしばっていないか、ふとしたときに確認してみてください。
原因別エラをなくす方法②脂肪・むくみ
ここでのエラをなくす方法は、原因が「脂肪やむくみ」からきている場合です。
まず、脂肪が原因の場合ですが、これは全身のダイエットをするに限ります。
顔だけ脂肪を減らすことはなかなか難しいので、体全体を引き締めて、顔の脂肪も減らしていきましょう。
男性は、仕事が夜遅くまでになることが多く、食生活などが乱れてしまいがちです。
身近な生活習慣の見直しからちょっとずつダイエットをしていきましょう。
続いて、むくみが原因の場合です。
むくみは、体に溜まった水分がむくみという形で滞っている状態です。
ですから、このむくみを上手に体外に排出するようにしなければなりません。
むくまないために、生活習慣で心掛けてほしいことに、塩分を摂り過ぎないことが挙げられます。
摂り過ぎた塩分を体が薄めようとし、水分を溜めてしまうのです。
また、お酒の飲み過ぎを控え、バランスの良い食事が大事になります。
ストレスを溜めず、規則正しい生活を送れるよう心がけてください。
咬筋・リンパマッサージでエラをなくす方法!
ここでは、マッサージを行うことによって、エラをなくす方法をお伝えします。
マッサージは、「咬筋のマッサージ」、「リンパマッサージ」の2種類あります。
まずは、咬筋マッサージからです。
【咬筋マッサージ】
①エラが張っている筋肉を指で押さえる
強すぎない力で押すことによって、咬筋の血行が良くなる効果が期待できます。
②口を開けたまま同じ筋肉を押す
今度は、口を開けたまま筋肉を押します。
エラを押すような感じで行うと効果的です。
③口を閉じ同じ筋肉を上の方に押し上げる
次に、口を閉じた状態で、筋肉を上の方に押し上げていきます。
以上3セットを5回程度繰り返してください。
④エラが張っている部分を円を描くようにマッサージする
緊張した筋肉をほぐします
⑤エラが張っている部分を親指で強めに指圧する
以上、2セットを数回繰り返してください。
【リンパマッサージ】
リンパの流れを良くするマッサージです。
耳の下やエラの周りには、リンパがあります。
ですから、耳の下→エラ周り→鎖骨にかけてマッサージをしましょう。
滞っていたリンパが流れるようになるはずです。
エラをなくす方法は原因から見極めよう!
エラをなくすには、なぜエラができてしまったかの原因を知ることが大事です。
生まれつきエラが張っている場合、自力でエラをなくすことは難しいですが、その他の場合、その原因に合った方法でエラをなくすことができるかもしれません。
自分に合った対処法が見つかったら、ぜひ試してみてください。